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清水潔氏の書籍のチェック。

今時の高校の先生は、こういうことを言及しても大丈夫になったのかわかりませんが、本当ならば嬉しい限りです。
実際は、実態がわからないので、なんとも言えません。
反対側の主張をするつまり【南京大虐殺】や【虐殺】という用語を含む【南京事件】の【肯定】を言及する教師の方が主流だと思いますので、この間も毎日新聞で育鵬社「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書が採用を減らしているって話が報道されたばかりです。

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そんなことを教育指導要領を無視して、高校の歴史の先生が勝手に言及できるものか疑問です。

まぁ、それは兎も角、こういう親御さんにはこういう【歴史】を理解するためにも必要な認識方法をお勧めしたいものです。
京都大学の安田陽という方が提示された判定方法です。歴史学の判定ではないものなのですが、適用できます。

(A)持論展開あるあるパターン

科学的議論のチェック法_001

(B)勇ましい断定調の主張のチェック方法

科学的議論のチェック法_002


清水潔氏の著作を分析すると、

(A)
A)エビデンスに基づかない思い込み。
A1.テーマに合致するのは小野健二氏の文献のみ、他は異なるケース(NYTの一部の記事、下関での海軍兵士の目撃談など)
A2.明確性のない史料を選択しているために、合致。
B)インプリンティング
B1.小野健二氏、笠原十九司先生、秦郁彦先生、本多勝一氏らの書籍などだと想像できるので合致。
B2.基本的に【裏どり】を行なっておらず、【実証性】を無視しているので合致。
B3.反論の【文献】や【国際法】、【戦時宣伝(虚偽のジャーナル)】などが多角的・科学的・論理的に検討されている様子がないので合致。
C)単に情報が古い
C1.小野健二氏の論考も古く10年以上となり、当時既にヴェノナ文書などの共産主義者の工作へのアプローチもあったのに無視していることなどから、合致。
C2.昔からやっていない。不一致。
D)チェリーピッキング
D1.言葉としての【虐殺】の【定義】を明確にしていないことと、【国際法】への知識が皆無。必要な論理的思考をするための【知識】が【欠如】しているために、合致。
D2.ジャーナリストにありがちな、引用部分をカットするというトリミング手法を使っているので、必要な情報を掲載していない。故に合致。
合計7点一致。

(B)
その資料の情報を正確に引用していますかで。一部正確一部欠損しているため、
正確に引用の有無での、トリミングで正確引用に該当せず。
「あなたの主張は恣意的な拡大解釈や曲解の可能性があります」に該当。
一部正確な引用の場合でも
その資料は「科学的なエビデンス(データや参考文献)を明記していますか?
の問いに対してエビデンスではなく個人の主張や思い込みを基にしているので、(問いは、明記)
「その主張は個人的な思い込みに過ぎない可能性があります。」に該当。

本書の内容を読むにつけて、ジャーナリスト特有の【座学(問題に対する基本的な論考などの知識を習得すること)】を無視して、【目の前の現象】を追ってしまい杜撰な【結論】を導いてしまったということになっている。
教科書でもそれを覚えることは大事なのですが、教科書や一般書では常に恣意的な個人的な思い込みによる【考え】だけの場合があります。
特に支那事変という広大な中国大陸で行われて、ソ連、アメリカ、イギリス、フランス、満州国、蒋介石国民党、中国共産党、そして日本国がからむ複雑で多岐にわたる【紛争】の中での【南京事件(虐殺という用語を含まない)】を認識するには、かなりの文献・史料を読むという【座学】が必要となります。
例えば、目の前にある体験者だというような【証言】にとらわれてしまうと【事実】が全く理解できないということになりがちです。

この親子におくる【実証性】と【科学】を考えてから、この【問題】を理解していただきたいなと思います。

中学生、高校生のみなさんは、自分の考えを一度、安田先生のチェック方法を通してみて、整理してみてほしいと思います。

科学的議論のチェック法_003_防止

中高生の皆さんにも、歴史を理解する際にはこのようなチェック法を法をとりいれることは大切だとわかるのではないでしょうか。
では、頑張ってください。



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