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【東北初!金賞受賞】サービス技能を競う大会HRSサービスコンクール2024~髙橋隼門が心がけた2つのこと~

2024年2月15日(木)に東京ビッグサイトで開催された『第18回HRSサービスコンクール2024』(一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会主催)ヤングプロフェショナル部門(30歳以下)に出場し、ジョイングループサービススタッフ髙橋隼門が金賞・厚生労働大臣賞を受賞しました。

参加者26名の内、8名が準決勝に進出。
決勝戦に残った3名が最後の審査で競い合いました。

金賞受賞は、山形県を含め東北初の受賞となります。

(*写真は、HRS協会よりご提供いただきました。)

パレスグランデール
髙橋隼門

【HRSサービスコンクール】
このコンクールは、サービス技術の研鑽と意識向上を目的とし、ホテル・レストランの第一線で活躍するサービスパーソン(30歳以下)がサービスマインドとサービス技法を競う大会です。

「ヤングプロフェショナル部門」と「カレッジ部門」の二つの部門で開催され、各部門において、厚生労働大臣賞・金賞、銀賞、銅賞 、敢闘賞(各1名)が授与されます

ヤングプロフェッショナル部門の応募資格は、レストランサービス技能検定2級及び3級(1級を除く)資格を有する30歳以下の方で、第一次審査である課題レポート「あなたが考える強いチーム(Team)作りとは」の書類審査を合格した方です。大会は予選・準決勝・決勝の3段階。決勝では、競技時間21分の中で「鴨のローストデクパージュ」「バナナフランベ」が課題となったほか、「口頭試問」「1分間のスピーチ」にて審査されました。

東北初の快挙!サービスパーソンが競い合う大会で全国NO.1

―金賞受賞、おめでとうございます!まずは、率直に今のお気持ちを教えてください。

とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。一緒に働く仲間や上司、長年に渡りコンクールを運営してくださっている協会の皆様、すべての皆様に感謝しかありません。

正直、(金賞受賞できたことは)未だに信じられません。本番では自分ができることを100%出し切れたと感じましたが、見えてきた課題もあります。社内の仲間や多くの方からの応援とご支援のお陰で、金賞を受賞することができました。

決勝戦に出たからこそ見えてきた「課題」

―どんな課題が見えてきたのですか?

すごく「あがり症」なんです。本番の時は、ずっと手が震えてました。緊張していたこともあり、お客様とのコミュニケーションがあまり取れなかったことも反省点の一つです。

あとは、環境整備までにかかった時間ですね。作業手順も大切になるんですけど、テーブルに置く物を自分がやりやすい場所にセッティングするまでに時間がかかってしまいました。お客様をお待たせしてしまうことになるので、ここは改善していきたい課題です。

予選落ちから金賞受賞へ。心がけて取り組んだ2つのこと。

―今回の出場には、どんな想いで臨まれたのでしょうか?

自分ともっと向き合って、自分自身をもっと成長させたいと思いました。そして、ご支援していただいた皆様に対して、結果で恩返ししたいという気持ちがありました。

―前回は予選落ちという結果から、2回目の出場で金賞受賞されました。何か違うことをされたのですか?

サービスの講習会や他のコンクールを拝見する機会を多く持ちました。見て、聴いて学ぶことで、自分の磨くべきポイントが明らかになるような気がします。

あとは、正しい情報を収集することを心がけて、本や動画などから正しい情報を集めることを意識しました。

ー2つのポイントー
①講習会や他のコンクールを見て、聴いて、学ぶ。
②正しい情報を収集する

【昨年の出場前に取材した記事はこちら】

―通常の業務をしながら、どのようにして練習を重ねられたのですか?

勤務が終わってからの時間や、休みの日を利用しました。カッティングの練習では、厨房さんに鴨肉や魚を調理していただかなければいけなかったので、本当にお世話になりました。

社内の仲間からも「がんばって」と声をかけてもらったり、「練習は裏切らないよ」とエールの言葉をもらいました。応援してもらえることが力になりましたし、とても嬉しかったです。

―普段の接客で髙橋さんが大切にされていることは何ですか?

一番大切にしていることは、お客様に「安心と安全」を提供することです。美味しいお料理を召し上がっていただいたり、楽しいひとときを過ごしていただくためには、まず、お客様が安心して安全に過ごせることが必要です。

お食事の場合ですと、食物アレルギーの確認などもありますが、サービスパーソンの動きによってもお食事の雰囲気が変わります。私たちを信頼していただき、ゆったりとリラックスして召し上がって頂けるように、所作や言葉遣いを常に意識しています。

また、会場内で転倒しやすい箇所がないかを確認をしたり、階段などの段差がある場所は、お声がけさせていただきながらご案内しております。

このようなことは、サービスパーソンとして常に心がけていきたいと思います。その上で、「お客様にどれだけ感動を与えられるか?」ということが、私自身、大切にしていることですし、研鑽していきたいことです。

―今後の目標や目指されていることがあれば教えてください。

今後の意気込みとしては、今回の結果に満足することなく、この経験を糧にして技術はもちろん、自分の人間性も高めていきたいです。

また、若手のサービスパーソンが自身の技術を高めるためのチャレンジを後押ししていきたいです。出場を目指す仲間がいれば、全力でサポートしたいですね。

私たちは何より、お客様がご来館いただくからこそ、サービスをご提供させていただくことができます。お客様に感謝して、たくさんの笑顔にお会いできるよう精進していきます。

―髙橋さん、ありがとうございました!

春の歓送迎会はご宴会など、ジョイングループではご希望やご予算に応じたプランをご案内しております。お気軽にお問い合せください。

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