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読書感想『50代から実る人、枯れる人』

おはようございます。

思い立って、これから読書感想文をnoteで書いてみることにしました。
これまで、小説やビジネス書など、正直、雑多に読んできた記憶しかありません。

できる限り、自分の血や肉となるよう感想を残しておきたい。
思い立った理由はそんなところです。

著書名:『50代から実る人、枯れる人』
著者:松尾一也
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン

■どんな本?

私自身40代ですが、来るべき50代の時にできる限り人生を楽しみたい、
そんな理由で興味を持って読んでみました。

人生100年時代の今、折り返し地点である50代に近づくにつれて、
会社の中での責任、子供が巣立つ時期や親の介護など、
いろんなライフイベントが迫ってくる中、
どのようなマインドで暮らせばよいか、
ヒントとなることが、いくつか詰まっていた本です。

年を取るにつれ、体力も気力も衰え、
会社や家庭では新たな問題が起こる中、
考え方や行動1つで、前向きに人生を生きられる、
そんな可能性を感じさせてくれる本でした。

■気になった言葉


『会社での強みが役立たたない』
会社の中で役職や評価をされると、そのまま社会の評価にしがち。
ただ、意外とそれまで経験してきたことって会社の外だと役立たたないことが多いです。

『人の評価から自由になる』
会社や上司の評価=自分のすべて、ではないですもんね。

『損得を超えて行動する』
結構、損得考えちゃうときがあるのですが、人生を豊かにするには、
そういった損得を考えない行動が必要だと気付かせてくれました。

■こんな人におすすめ


50代の方向けに書かれた内容ですが、私のように40代で、これから50代に向かっていく人にとっても非常に良い著書だと感じました。

■目次


第1章 現実を知る
第2章 人間関係を整える
第3章 心を整える
第4章 からだを整える
第5章 仕事を整える
第6章 生活を整える
第7章 希望を整える

■著者のプロフィール


著者:松尾一也
株式会社ルネッサンス・アイズ 代表取締役会長/作家
1961年東京生まれ。大学時代より東洋思想を学び、あわせて世界各地を旅して人間教育に目覚める。富士通㈱を経て、26歳で(株)ルネッサンス・アイズを創業。「人間学の探究」をライフワークに竹村健一氏、渡部昇一氏、本田健氏など日本をリードする人物の講演会を数多くプロデュース。現在では850名を超える講師陣ネットワークを築く。自身も人間力、リーダーシップ、モチベーション、コミュニケーションなど「人と組織の成長」にフォーカスしたテーマにて企業、官公庁、学校、病院などで講演・研修している。主な著書に『出逢い力─ ─あなたに逢えてよかったと言われる人生』(明日香出版社)、『奇跡の人間育成 大差を微差に縮め、微差を大差に広げる技法』(きずな出版)他がある。

■本の詳細


出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021/12/23)
※2017年10月に海竜社から出版された『50代から実る人、枯れる人』の新装
発売日 ‏ : ‎ 2021/12/23
本の長さ ‏ : ‎ 146ページ

■良い口コミ


・40代でも、とても勉強になる本でした。
・さっと読めて、そのあと繰り返し読みたくなります
・50代ですがとても参考になりました。分かりやすい章の構成で読みやすく、必要な箇所を何度でも読み返すことができてとても便利です。

■悪い口コミ


・期待ほどの内容ではなかったです。読んでてごく当たり前のことしか書いてないようでした。
・まあまあかな。。。買って読むほどでもなさそう。
・流し読み、目次だけを見るだけでも良いかも。悪いことは書いていないけど。

■まとめ


本を読み終わった後、少し視点を変えてみよう、
ほんの少し行動してみよう。そんな気持ちにさせてくれる著書です。

以上です。

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