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010:英語

僕は、老人介護と並行してBodyTalkという

ヘルスケアを提供している。

アメリカに本部があり、本部のHPにはたくさんの

症例やらセミナー情報やら、BodyTalkが社会に

対して貢献した内容etc.が書いてあるのだけど

当然英語で、以前はそこからの情報取得を

諦めていた。


ただ、転機があって英語の読書会に参加する

機会があった。

内容にかなり興味があること。遠くに在住

しているBodyTalk仲間ともzoomで話せること。

英語が話せない人も参加していること。

それだったらちょっとトライしてみようかな?

と思い、拙いながら毎週翻訳して参加者の前で

発表している。

Google先生やdeep L先生にお世話になりながら

翻訳しているうちにだんだん英語に対する

ハードルが下がってきた。

英語の文章力は一向に向上しないけど。

ある日、「俺自身が英語話せなくても、ツールを

使えばいけるんじゃね?」と思い、

試しに英語のオンラインセミナーの中で比較的

軽めの内容を受講してみた。

結果、セミナー内容が文章化、音声認識できれば

けっこういけると個人的には感じた。

テキスト化出来ればコピペで翻訳できる。

音声認識は動画の話す方のスピードや

聞き取りやすさ次第で、それにより

音声認識して翻訳するアプリの精度は

かなり変わるということがわかった。

ただ、アプリは無料のものなので、有料アプリに

するか翻訳機械を購入するかでまた変わりそう

である。


そんな感じで「英語は話せないけど、英語に

対してある程度なんとかできる」と認識し始めた

ある日、読書会のメンバーから、

BodyTalkのとある海外講師のHPで

セミナーのセールがやっていると

教えてもらった。

内容量は今まで受講した数時間で終わる軽めの

内容ではなく、オンラインでないなら2.3日休みを

取得して受講しに行く量だ。

セールで50ドル安くなってるので、試しに

申し込んでみた。

すると、コーディネーターからメールが来る。

当然英語で。

オンラインセミナーの承諾書的な書類に

サインして返信して欲しいという内容だった。

書類に目を通して目が点になった。

「私は当日のウェビナーに参加しなければ

いけないことを認識しています。」

直訳するとそんな感じの内容が書かれていた。


僕はオンラインセミナーなので録画も当然

されていて、それを効率が悪いけど何度も

アプリなり機械なりで音声認識させて内容を

理解するつもりでいた。

リアルタイムのウェビナーにはついていけない。

そもそも仕事で参加できない。

しかし、よくよくフライヤーを確認すると

録画していないことはきちんと書かれていた。

(・・;)

と思った。

英語で返信することだって、ハードル高いのに

参加できない旨も伝えないといけない。

でも、返金しろってクレジット決済しているから

クレジット会社も絡んでくるし、めんどくさそう

だし、言語が違うけどコーディネーターも

BodyTalk仲間だし心証が悪くなるのは

なんか嫌だなー。

HPを改めて見ているとクレジット決済した額と

同じで録画された他のセミナーがあり、

そちらにも興味があったので、受講料をそっちに

当てることができないか交渉してみる。

英語で。

約4万円を無駄にできない。もうやるしかない。

「英語 メール 挨拶」

「英語 メール 角が立たない」etc.

片っ端から使えそうな文章を探し、作る。

ドキドキしながら送ると、割とすぐ返事が。

「講師に連絡して返金ポリシーを確認してね」といった内容。

キャンセルじゃなくて変更できるか

聞いてんだよー!!

と思いつつ、今度は講師に直接メールする。

講師自体は一度来日され会ったことがあったし、

もうここまでくるとだんだん怖くなくなって

きた。

「大丈夫。受講料はそのセミナーにスイッチ

できるわ。ウェビナーで会えなくてさびしいわ。

受講内容の一部として受講予定だったセミナーも

一部送るわ。ok?」

この人天使かな?って思った。

そんなこんなで、英語は話せない割に英語に

対してどうにかなるんじゃね?というマインドを

持った人間がここにいる。






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