【教育雑感】「授業リフレクションの共有」というフィードバックは効果あり
今までいろいろやってきた授業を大きく見直して、いろいろ挑戦してみたけれど、一番効果があったのは、
「振り返り(リフレクション)の共有という名のフィードバック」
だったのではないかと思っている。リフレクションやフィードバックに関する勉強をしていないので、偉そうなことはいえないのだけれど、挑戦した中では効果が高かった気がする。授業リフレクションのやり方は以下の通り。
1.授業終了5分前にリフレクションを記入(Googleフォーム)
2.全員分のリフレクションを読む
3.目立った意見を5つくらいピックアップする
4.ピックアップしたものにコメントして、スライドにする
教員側としては、
● 自分と同じ意見を見ることでの「気づきの共感」
● 自分とは異なる意見を知ることでの「新たな気づきの発見」
生徒たちにとっては、
● 見てもらっているのが嬉しい(実感)
● 自分の意見が取り上げられるのが嬉しい
● 友達の意見を見るのが楽しい
というような感じだった。
Twitter大好き世代なので、「リフレクションまとめ(授業の最初に出すスライド)」で紹介されると、twitterのまとめに掲載された感覚なのかもしれない(昭和の感覚だと、ハガキ紹介的な感じか?)。実際、この取り組みを始めてからは、リフレクションの内容レベルがぐっと上がった。とにかく、
「見られている実感」
「読まれている実感」
これが一番大切なのだろう。リフレクションを書かすだけ書かしても、見られていないと思わればモチベーションは低下すると思う。
けど、全員分目を通すというのは労力がかかるというのも課題。できれば、記入したリフレクションをシャッフルして、生徒同士でコメントを振るようなこともさせたい。
「3人以上の人にコメントすること」
こんな縛りを入れたら、掲示板ように盛り上がる気もする。誰かが誰かの質問に答えたり、振り返りに共感のコメント入れたり、SNSでやっているようなことを授業リフレクションに入れらないか?いろいろ考えたい。
成長する日々は続く…
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