ファンとストーカーの違い。記者はストーカーにならない?
1.ストーカーの定義
2.ファンとストーカーの違い
3. 記者はストーカーにはならないのか
横山裕くんのマネージャーをストーカーしたことで逮捕された方がいた。
なぜストーカーになってしまうのか、ファンとストーカーは何が違うのか、なぜ逮捕に至ってしまうのかを今回考察した。
まず、ストーカーの定義について。
ストーカー規制法
というものが存在する。
ストーカー行為を処罰するなどストーカー行為について必要な規制を行うとともに、その相手方に対する援助の措置等を定めること
このストーカー規制法の規制対象は2つある。
1つは、「つきまとい等」
尾行や、待ち伏せ、職場や自宅の周りをうろつくなどがこれにあたる。
帰宅するとお帰りなさいと連絡が来る、監視していることを告げる、復縁や交際を執拗に要請するなど、様々ある。
2つ目は、「ストーカー行為」
同一の者に対し「つきまとい等」を繰り返して行うことである。
正直、今回の事件でストーキング行為について初めてきちんと調べたが、この手の話はよく聞く。
ファンとストーカーの違いは何?
この世の中には「誰かのファン」である人は大勢いる。
その中でも、ストーカーをしたり、嫌がらせになるまでの行為を応援している人にしてしまう人が一部存在する。
なぜ応援したいと思う心がストーキング行為に繋がってしまうのだろうか。
ベッドフォード大学のエマ・ショート博士によると、ストーカーをする人はファンとは根本的に別物であると語っている。
「妄想やせん妄に取りつかれやすい、精神病を患った人の方が、ストーカーになりやすい。」
らしく、正常なファンがする行動ではないことがわかる。
応援したい気持ちが自分勝手な欲望につながり、相手のことを思いやることの出来なくなった、いわば精神に問題のある人がこのような行動に至るのである。
ジャニーズに対してストーカーや迷惑行為をして逮捕されたというニュースが出回ることにおける心配点は、
ファンは危ないものという認識が起きてしまうのではないかということである。
ファンのほとんどは、笑顔を見ることが1番の幸せであり、嫌がらせをしたいと思う人はいないということを伝えたい。
一部、精神的に不安定なファンがいるのは事実であるが、ジャニーズ本人達にぜひ知ってほしい研究結果がある。
英国ストーキング相談電話によると、ストーカーの
22%が被害者の知人、
5%は元同僚、
4%は家族・親族、
最も多いのが元配偶者で、全体の45%を占める。
最も危ないのは、見知らぬファンよりも自分の身近な存在であるということである。
これはイギリスの研究結果であること、ジャニーズなどの有名人を対象にしたものではないが、参考にできるものではないかと思う。
セキュリティ面などでも万全な場所に住んでいるからこそ知り合いには十分注意していただきたい。
記者はストーカーにならないのか?
シンプルに、人のプライベートを明かす週刊誌の記者はストーカーには当たらないのだろうか?
仕事と個人的な感情という差はあっても待ち伏せをしたり、事情がどうであれ勝手に写真を撮りそれをメディアに流すのは悪質過ぎないだろうか?
普段からプライベートな自由が、一般人に比べて制限されているにも関わらず、記者にも追われるというのは理不尽だと考える。
だが、「報道の自由」を保障することによって、政府などの公共の利害に関する事実を報道することができる。
「取材の自由」も判例上「報道の自由」と同じように尊重に値するものとされている。
つきまとったとしても「取材の自由」の権利の方が尊重されるのである。
記者がどれだけストーキングまがいのことをしても法律で裁かれないのはこのためである。
これは僕の個人的に思うことですが、芸能人のプライベートを撮って事実であっても事実でなくてもそれを勝手に報道することで幸せになる人はいるのでしょうか?
僕は人生において人を幸せにできるかということに重きをおいています。
芸能人であっても1人の人間なので、執拗に追いかけたり待ち伏せをするのは規制されるべきだと考えます。
人間だれしも、秘密はありますし他人に踏み込まれたくないこともあります。
そこを尊重していただける世界になればいいなと思います。
特にジャニーズのプライベートは本当に追いかけてほしくないです。
僕の勝手な意見ですが。
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