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ジャニーズの消費 ファンとの共同創出がカギ

今後のジャニーズ消費において、見る⇒体験へと代わり、ファンとの共同創出が必須になると考える。

1.ジャニーズ消費 ”見る” だけの時代          2.一緒になって創り上げる ”体験” が重視される時代


1.ジャニーズ消費 ”見る” だけの時代

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今までは、ファンはジャニーズの活動を、テレビやコンサートを通じて発信されたものを”見る”という関係性だった。

つまり、発信するものをより良いものにすることでファンを喜ばせることができると同時に新たなファンの獲得を見込むことができた。

しかし、一方的にジャニーズの活動を大衆に向けて発信するだけというのは今の時代危険である。

インターネットの発達は人々の興味を次から次へ奪っていく。

それは熱心にジャニーズを応援しているファンにも言えることである。

人間はだれしも1日の時間は平等に同じであり、可処分時間(自分の好きなように使える自由時間)が十分にある人は少ない。

インターネット上では可処分時間の争奪戦が起き、いつでもジャニーズに対する興味が失われるかもしれない状況がある。

この状況において、ファンの可処分時間をいかにジャニーズに向けられるかを考えることが大切だと考える。


一番効果的であるのは、ファンの生活の一部にジャニーズを取り込むことであると考える。



2.一緒になって創り上げる ”体験” が重視される時代

ここではリアルタイムの大切さについて考えたい。

先ほどファンの生活の一部にジャニーズを取り込むことが、ファンの離脱防止になるという考えを述べた。

皆様は、テレビ番組見ようと思って録画をしていたけれど結局見ずに消したという経験をお持ちだろうか?

きっとリアルタイムで見ることができたなら見たであろう番組を録画していつでも見るられるようになったことにより、皆様の中で価値や優先順位が低くなったから起きた現象であると考える。


可処分時間(1日の内、自由に好きに使える時間)をどう使うかは人それぞれ違うが、人間は無意識のうちに体験することの価値によって無意識に優先順位をつけて1番から順に行動している。

お腹が空いている、眠い、ゲームがしたい、いろいろな欲求があるが優先順位が高くなるのはいつも「今しかできないこと、今しないと後で支障が出ること」であると考える。


「期間限定」という言葉に弱い人が多いのは「今しかない」というリアルタイム限定を提示されているからである。


つまり、リアルタイムで発信されることによりその時間しか見れないという特別感が生まれ、録画できない仕組みを作ることで人々の中での価値は高まると考える。

バーチャルジャニーズの「あすかな」の例が、この効果の高さを証明している。


リアルタイムで繋がるということのメリットは大きく、ざっくりまとめると

・一緒になって配信を作るという共同創出ができる

・今しか見ることができないことによる優先順位の向上

・一緒に配信を通して体験をすることでファンの思い出になる

ことが挙げられる。


一緒に時間を過ごしたことはファンにとって一生残り続ける思い出となり、配信の間にリアルタイムでコメントが読んでもらえるなどのことがあればそれこそ一生の思い出になりうる。


最終的に、ファンの心をつかみ続けるというのは「ファンにとって魅力的で優先順位が高い」ことである。


パフォーマンスもトーク力もピカイチのジャニーズはファンとの共同創出に注目することが今後求められると考える。


まとめ

1.ジャニーズ消費 ”見る” だけの時代は終わり、ファンの自由な可処分時間をどうやってジャニーズが独占するかが今後のカギ
2.一緒になって創り上げる ”体験” が重視される時代が到来し、リアルタイムで繋がることでファンの中での優先順位を大幅に上昇させることができる



実際に僕はあすかなの配信を見ていますが、リアルタイムでコメントを読んでくれたり、一緒になって配信を作り上げていくという感覚があるため、後で録画状態で見るのは意味がないと感じているほどです。


次の配信日が発表されるとスケジュールを開け、どんなに見たいテレビがあってもゲームがしたくても記事を書きたくても、リアルタイムで配信を見ることを優先してしまっています。


コメントなどを通して一緒に体験することでその楽しさを知ってしまい、もはや一種のリアルタイム中毒のような状態であるようにも感じます。



いまはバーチャルジャニーズでしか定期的にリアルタイムでつながることのできる状況がありませんが、今後需要の増加、そしてファン離脱防止に大きく貢献すると考えます。


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