検索型AI・Perplexity(パープルレキシティー)
Perplexityとは?
Perplexity AI(パープレキシティ)はAI搭載の対話型検索エンジンで、最新の情報を即座に検索し、回答を生成する生成AIだ。また日本でChatGPTに次いで二番目に認知度が高いAIかもしれない。その理由も後ほど紹介する。
そんなAI搭載の対話型検索エンジンPerplexity AIは大きく分けて3つの特徴がある。
Perplexityのモデルと料金
Perplexity AIには、無料で利用できる基本的な機能を持つスタンダード版と、有料版のPerplexity Proがある。Perplexity Proの料金は月額2,950円または年額29,500円だ。
使えるモデルは下の写真の通りで画像の通り、各社の生成モデルを選択することができる。
3つのキャリアは無料でproモデルを使える。
1. ソフトバンク
2. ワイモバイル
3. LINEMO
冒頭で、ChatGPTに次いで、2番目に認知度が高い理由はこれだ。2024年6月にソフトバンクがPerplexityとの戦略的提携を発表し、この提携により、上記のソフトバンク系のキャリアはPerplexity Proを1年間無料で利用できるようになった。
つまりLINEMOの月額990円のミニプランでも、Perplexity Proが無料で利用できることになる!
私もソフトバンクのお陰でproモデルを使用しているが、今月楽天モバイルに変えた😇
ソフトバンクの孫社長が公に全面に生成AIの普及を推進しているため、普段生成AIを頻繁に使わな人も使用するきっかけになった。
これまでは「Googleで調べてこい!」っといった場面で「ググってこい!」となっていたが、これからの時代は「パプってこい!」になるに違いない!
Perplexityの3つの特徴
①回答内容は最新。
1つ目は質問に対してインターネットから最新情報を即座に検索し、回答を生成する為、常に最新のデータに基づいた回答が得られる点だ。
②情報源(出典)が明記。ハルシネーションが起きない。
2つ目は回答には必ず情報源(出典)が明記されるため、提供された情報の信頼性を確認できる。これは他のAIとはかなり異なる優位点だ。
一般的に生成AIは検索を苦手としている。生成AIは文脈を理解しているわけではなく、一定期間内に学習した内容をもとに、次に来る言葉の最適な組み合わせを推論して組み合わせているだけだから具体的な情報の回答には弱い。
つまり最新のデータを学習していなかったりするよう推論できるデータがない為、AIが嘘をついてしまいハルシネーションが起きてしまう。
③広告がない検索エンジン
3つ目は広告がない点だ。検索型エンジンは、もはや広告しか目に入ってこないが、現時点で生成AIに広告は存在しない。広告があるかないかのストレスはかなり大きい。
活用方法
普段使用している活用法は3つある。
①リサーチ
対象はマーケティングやレポートの文献探しなど、限られた時間内の中で、限られたリソースの中で情報収集をしないといけない時だ。
ありふれた情報化社会において、情報を探している時間に価値はない。大切なのは人間らしく自分にしかできない行動・体験している時間だ。
また広告やレコメンド機能は自身の趣向に最適化され、出会える情報の領域は限られてくる。
AIにより、参照データを元に、要約してくれ瞬時に全体像や知りたい対象の領域を知ることができる。また、気になった箇所は参照データから具体を深ぼることができる。
体感として、リサーチ時間は半分に、得られる全体像と事例の数は倍に感じられるようになった。
②インプット・勉強
①のリサーチとは近い領域にはなるが、勉強として、知らないことに出会ったり、調べたくなる際に、Perplexityで検索する。とにかく全体像がAIによって把握しやすくなる。よって自分が何が知りたい情報なのか、または対象であるかが理解できる。
検索後にはその文脈からさらに、気になる点や知りたい点をAIが提案してくれる点も、新たな発見につながる。
インプットを加速させる活用をすると、自分で考える時間が増えるので、是非利用してみてもらいたい。
③レシピの相談や些細な事の相談相手。
ふざけているようで、真面目に言っている。AIは何を聞いても対話をし続けてくれる。Perplexityはリサーチに適している。
冷蔵庫の中身を見て、それをそのまま入力すればいいのだ。嫌な顔せず、全てキャッチアップしてくれて、解決策を提案してくれる。
個人的に心に余裕がなく、客観視できない時はChatGPTで音声で会話して、喋り相手になってもらい、Perplexityは全て丸投げし、参照源からヒントを網羅っている。ぜひこの活用法をいつか試してもらいたい。
感想
Perplexityはもはや手放せない、人間らしい時間(行動や体験)を増やす可能性を秘めている、侮れないツールだ。
特に、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOのキャリアを利用している人はproモデルを登録してみてほしい。
孫正義が仕掛けることは、それが答えまでもある。
最近の孫正義の発言は主にAI技術の進化と将来的なAGI(Artificial General Intelligence)、ASI(Artificial Super Intelligence)の実現についてしか発言していない。
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