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感情の自動運転プログラム

「幸せバイブル」で手にいれることができる幸せを自分で創るアルゴリズムについての話の前に、どうしても理解しておかなければならないのは、

私たちは感情の自動運転プログラムを持っているということ

感情の自動運転プログラムとは

自分が論理的に考えて意思決定する前に、先に感情が自動的に動き始めて、その感情が自分を乗っ取りコントロールしてしまうというもの。これは人間が本能的に持っているものです。ヒトが原始人の頃は、瞬時に敵か味方かを判断し、敵の場合はアドレナリンを分泌させ、心拍数を高め、筋肉を緊張させ、素早く動くための準備を自動的に行いました。そして戦うのか逃げるのかを判断してすぐに行動に移します。これが命の存続のために必要なことだったからです。

現代になっても、このような本能を持っています。ヒトの脳が発達して、論理的に考える部分が増えたとしても、この本能が消されるわけではありません。私たちの日常でも、敵か味方か、つまり自分にとって危機なのか危機ではないかの判断が自答的になされています。そしてそれは命の存続の問題になるほと大げさではないにしても、自分の次の行動に影響を与えます。

感情がまず先に、今起こっている状況をOKかNGかを判断し、その判断に従った感情で言動を発生させるというものです。

感情の自動運転プログラムの問題点

私たちの無意識のところで起こっていること、そしてその自動運転プログラムが勝手に走っているということに気づかないということが大きな問題です。後になって冷静に考え、なぜあんなことを言ってしまったのだろう、なぜあんな行動をとってしまったのだろうと思うことがよくあります。後悔の念は、自動運転プログラムが無意識に作動し、その作動に気づがないまま、自分の言動の結果を目の当たりにした時に起こります。感情の自動運転プログラムの存在を知らないことが一番大きな問題点です。

私も日々こんな後悔をしていました、今でも時々しています。

そこで、

感情の自動運転プログラムは消えないわけですから、それと上手に付き合ってゆかなくてはなりません。

そのノウハウが「幸せバイブル」にはあります


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