見出し画像

作家志望の文系会社員が、科学を勉強し直して気づいた後悔

小説を書くようになって10か月が経ちました。今も次の公募に向けて資料を読んだり、プロットを作っています。


面白い小説を書くには資料の読み込みが必要。


私はいま、自分の書きたい世界観を書くために、地球科学の勉強などをしています。


そんな私のサイエンス力、基本はゼロです。超文系。

父がめっちゃ理系なのに対して、私は理系センスがゼロでした。おかげで会社に入って割引の計算すら苦労しました。


◾️私の高校時代

高校のとき、文系ながらも、奇跡的に物理・化学・生物と全ての理科科目に携わりました。 

・高1🇯🇵🇺🇸

16歳でアメリカへ留学をしましたが、休学する前は必修科目が物理でした。

ベクトルとかを3ヶ月やって渡米。ちなみに物理は意味不明過ぎました。「物理は難しい」意外の記憶がありません。笑

後述しますが、アメリカの高校では一年間、生物学を専攻。ラットの解剖なんてのもありました。(私にはできませんでした。。)


そして一年の留学を終えて帰国。17歳の私は、7月から高校1年生として復学。


すると、必修科目が物理から化学に変わっていました。

変更理由は、物理なんて必修科目にしていたら受験で不利だから。


難しい科目なので当時の高校で物理が必修だったのは、県内で私の高校だけでした。

当時の私は必修科目の変更を「ラッキー」くらいに思っていました。



問題は、私が不在だった4〜6月で「水平りーべなんたらかんたら……」という化学の基礎の部分は、授業が終わっていたこと。

私は上記の必修科目変更事情から、その部分を勉強していないのでわからない。

しかし、独学する気もない。

夏休みの宿題は、友達に英語の宿題を見せる代わりに化学の宿題を丸見せさせてもらいました。


高1の後半の化学の授業では「モル」というものの理解に苦しんだことだけ。赤点は免れました。


・高2〜3🇯🇵

高2では化学から生物に変わりましたが、遺伝子のところはアメリカで勉強した時の方が面白かったです。


アメリカでは生物用語に苦労しましたが、まだ興味を持って授業を聞いていた記憶があります。日本の生物の授業は本当につまらなかった。意味のわからない参考書の丸覚え。

高3からは私立文系コースへ進んだので、数学とも生物ともおさらば。苦手科目だったので嬉しかったです。


本当に理系科目が苦手だったし、苦手だからこそ興味もありませんでした。


以降の話につながりますが「やらなくて良くなってラッキー」なんて、本当にバカだったと思います。



◾️受験対象として科学を見ていたことを後悔


小説を書く上では、もっと物理・生物・化学の面白さに触れていたかったと思います。


確かに学問としては、難しい。


でも地球がどんなふうにできたり、地球のプレートはどうなっていたり、太陽と地球の関係や、地球の歴史。

もっと興味を持って知っていればと思いました。


そうすれば、今の私の「感覚」はもっと豊かだったと思います。


感覚が違えば、日常生活で取り込むニュースの質や量、範囲も異なっていたことでしょう。


それがきっと創造の元に変わっていたでしょうね。


後悔しても遅いので今から勉強する。楽しむ。感覚を豊かにする。それしかありません。


◾️仕事を切り開く「発想」は、受験勉強にはない


もしこの記事を読む若い人がいたら会社員のお姉さんは言いたい!


受験勉強以外にも大事なことがある。

受験勉強と就活だけ頑張って、いい成績でいい学校に入って、いい会社に就職する。


それはゴールではありません。


もしそこまできたら、それはスタート。ゴールは今ある仕事から何かを産み出すこと。付加価値をつけること。


これは作家とか、営業マンとか、事務職とか関係なくね。


独創的発想がないと、ずっと廃れゆく仕事を抱きしめて生きていくことになります。


その発想力はきっと、自分の興味関心からきます。


今の仕事だけ見て、今の仕事の発想をしてたって、狭い。

仕入れ先は、違う分野の方がイノベーションにも繋がりますよ。


どうぞ、多方面から勉強してください。あなたの未来のために。


追記: この記事の続きなるものも、書きました

この記事が参加している募集

#この経験に学べ

53,839件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?