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子供との1on1日記:day24 子供と一緒にトーキングゲーム!!


こんばんは。ジョーです。

関東も梅雨入り間近。冴えない天気が続く日々がやってきそうです。最近は運動が習慣化してきたので、この時期をどう乗り越えるかが継続を左右しそうです。室内でできることを探しつつ、外に出られる時には積極的に出ていきたいですね。雨すらも楽しむ工夫ができれば良いななんて思います。

さて、先週末は子供とトーキングゲームをやりました。トーキングゲームって知ってますか?ルールは簡単、そんでもってゲームを通じて話すことと聴くことが自然と身につくカードです。

トーキングゲームって?

私がトーキングゲームを知ったのは先日のことでした。コーチングの相互セッションをした後に、雑談していて、最近ウェルビーイングダイアログカードっていうのに興味があってと話すと「色々なカードがあるよ」と教えてもらいました。子供と一緒にやると話が楽しくなるよと。

早速調べて購入しました。

ルールは簡単。順番にカードを引いていって、引いた人がカードに書かれた質問に答えるだけ。しかし、そこには注意点があります。注意というのは話を聴く人に対してです。

1)答えている人に質問しない
2)笑ったり、からかったりしない
3)早く!と言わない

つまりは、話している人を遮らずに、ただ聴くことがルールです。質問があっても最後に質問時間を取って質問します。また、パスカードというのもあって、答えたくない質問には答えなくても良いことになっています。

早速やってみた

子供たちはなぜかソワソワ。相手が話しているときに自分が話してはいけないというルールに緊張している様子。ついには緊張しすぎて二人で爆笑し始めました(笑)。しばし爆笑タイム。

それだけ、相手の話をただ聴くっていうのは普段意識しないとできない経験なんだなと思いました。

まずは私がカードを引きます。

「将来どんな仕事をしてみたい?」

いきなり核心をつく質問です。子供なら無邪気に「野球選手」とか「ケーキ屋さん」とか言えるんですが、大人にとって「将来やってみたい仕事」って結構グサッとくる質問ですよね。

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でも待てよ。子供は無邪気に答えて良くて、大人はなぜ無邪気に答えたらいけないんだ?

責任とか、しがらみとか、どうせ無理だとか、そんなことに縛られていたのかもしれません。このトーキングゲームでは大人も子供もありません。ただ素直に思っていることを伝えれば良いのです。

それからも「好きな勉強は何ですか?」のようなライトな質問から、「右どなりの人の良いところは?」というほっこりする質問や、「夢が一つかなうなら何をお願いする?」のようなよくよく考えないと答えが出ない質問もありました。

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意外と難しい「ただ聴く」こと

普段子供とお話していたり、コーチングをしていたりすると、「聴くこと」と「質問すること」がセットになっている感覚があります。トーキングゲームでは質問もしてはいけないのですが、「どうして?」とか「例えば?」とか「他には?」とか色々と聞きたくなってしまい、ついつい口走ってしまうこともありました。

普段の生活においても、質問もせずに「ただ聴く」ことってほぼないんじゃないでしょうか。その質問が相手の言葉を遮ったり、挙句の果てには自分の話に置き換わったりしていないでしょうか?

はい、心が痛いです。

相手の話を否定せず、追求せず、ただ聴くこと。これは貴重な時間だなと感じました。

子供たちの感想

今回は初回だったので、20分と時間を決めてやりました。子供たちは終始楽しそうで、話をするときも、聴くときも、ニコニコしながらやっていました。

どういうところが楽しかったのか聞いてみると、「相手の色んな部分がわかって楽しかった」というのが一番感じたことのようです。双子の姉妹でも、意外と相手が感じていること、好きなこと、苦手なことを深く知る体験はないのかもしれません。

家族であっても、「あの子は○○だ」と決めつけてしまっていることもあるかもしれません。アンコンシャスバイアスですね(最近『アンコンシャスバイアスマネジメント』読みました)。

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是非また時間を作ってやってみたいと思います。

実は最近末っ子(最近4歳になりました)もお話を聴いてほしいみたいで、その後二人でトーキングゲームやりました(笑)。ルールはめちゃくちゃでしたが、とにかくカードを引いて質問に答え、ただ聴く。これはお互いが幸せを感じるゲームだなと実感しました。

最後に

今回、トーキングゲームを使って子供との時間を楽しみました。いつもみたいに対話をしながらお話する時間も良いですが、たまにはいつもは考えないような質問に答えたり、ただ相手の話を聴くという体験も良いなと感じました。

普段はなかなかきちんと聴けないときもあるかもしれませんが、ゲームにはルールがあります。そういう制約を使って、心地よい対話の時間と空間を作ることも工夫の一つかもしれませんね。

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