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子供との1on1日記:day33 家でのゆったりタイムは想像力の時間

こんばんは。ジョーです。

これまで頑張ってウルトラマラソンの準備をしてきましたが、残念ながら中止になってしまいました(涙)。でも、運動する楽しさを思い出し、走る習慣もできてきたので、かなりプラスになってる実感があります。大会はまたどこかで出れば良いですので、次の目標に向けて頑張りたいと思います。

さて、今回は「大人主導の会話が子供の自由な発想を奪っているのでは?」がテーマです。子供と話していると連想ゲームみたいにどんどん違う方向に会話が進むことってないですか?急に思いついた突拍子もないことを言ったり、思い出した昔の話をしてみたり。

大人的には、会話の流れが途切れるのを嫌ってつい話を元に戻すようにしてしまいますが、それが子供の発想を止めているのでは?と考えてみました。

夏休みの振り返りから芋づる式

先日の1on1のテーマは「夏休みを振り返って」でした。緊急事態宣言下の夏休みは、友達にも会えなければプールにも行けない少し寂しい期間になりましたね。それでも楽しかったことを話したり、宿題大変だったよねーと話して振り返りをしました。

「もっと友達と会いたかった」という次女に「会う回数を減らして確率を下げることもコロナ対策の一つだからね」と話をしていると「確率って?」と聞かれたのでこんな話をしました。

・ある的にボールを当てるとします
・大体10回投げたら1回当たります
・じゃあボールを1球しか持ってなかったら当たりそう? → 当たりそうにない
・ボールを100球持ってたら? → 10回も当たるじゃん!
・これが確率だよ

おぉ!算数もできるようになってるなーなんて思って話していたら、発動しました。芋づる式記憶呼び起こしモードが。

3年(くらい)前の記憶

「ちょっと違う話なんだけどいい?」から次女の話は始まります。

3年前に「こどもの国」に行ったこと。
そこで長女と僕はローラースケートをしていて次女はしていなかったこと。
その間「的当て」のゲームをしたこと。
もう一人姉妹がいることを伝えたら景品のおもちゃをもう一つくれたこと。
それを長女に渡したこと。
そんなことがあったよねー。

という話。

何の脈略もないと言ったらそれまでですが、「的にボールを当てる」という確率の例え話から、以前にやった実際の「的当て」の話が芋づる式に出てきたわけです。もう「確率」のことは頭にはありません(笑)。

食事時のワンシーン

時はちょっと遡って家族で冷やし中華を家で食べていた時のことです。食べ終わって話していると次女が急に「満月~」って言いだしたんですね(笑)。

なんのこっちゃ!?ってなるじゃないですか。

どうやらお皿に冷やし中華のタレが残っていて、それがまん丸の形だっただから「満月」を想像したらしいです。その時は「集中力ないよな~」くらいに思って話を続けてしまいました。

よくよく思い返すとそういうことって結構多くて、「学校で先生の話聞けてるのかな?」と心配することもありました。(学校ではそんなことなさそうなんですけどね)

家庭でのゆったりタイムは想像力の時間

この出来事を繋げて考えたとき、「外部からの刺激をついつい何かに繋げようとしちゃうのでは?」という風に思えました。情報や経験が少ない子供は新しい情報や経験が身の回りに溢れています。それを「これか前に見たこれと繋がるよね」とか「この話は前に体験したこれと似てるな」という自己が持つ情報と繋げようとしているのではと。

もちろん親としては「話がきちんと聴ける人になってほしい」と思う気持ちがあります。「話は最後まで聴こう」「相手が何を言いたいのか考えよう」と指導することは親としては正しいことのようにも思えます。

でもちょっと立ち止まって「この子は何を繋げようとしているのだろう」と子供の視点に立ってみることも面白いかもしれないと思いました。家庭内のゆったりしている時間だからこそ、想像力を育む時間になっているのかもしれないですね。

最後に

これからは子供から出てくる突拍子もない言葉がなぜ出てきたのか、何と繋がっているのか聞いてみたいなと思います。

僕も本を読んだり、人と対話して自分の中にある経験や気持ちと繋がりが見えると楽しいですから。子供もそういうところに楽しさを見つけているのであれば少し耳を傾けてみたいですね。

とか言いながら毎度のことながら「話をきちんと聞いてほしい」という親の気持ちの狭間で揺れるんでしょうけど(笑)。

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