遠藤定の「今日の一曲」

ジャズベーシスト。 日本最古のジャズ喫茶『ちぐさ』が主催するコンペディション・第2回ちぐさ賞にて優勝&ベストパフォーマンス賞を獲得。 全国各地で活動する傍ら、東京都公認のヘブンアーティストとして、ベース1本でソロパフォーマンスも展開している。

遠藤定の「今日の一曲」

ジャズベーシスト。 日本最古のジャズ喫茶『ちぐさ』が主催するコンペディション・第2回ちぐさ賞にて優勝&ベストパフォーマンス賞を獲得。 全国各地で活動する傍ら、東京都公認のヘブンアーティストとして、ベース1本でソロパフォーマンスも展開している。

最近の記事

運命の出会い

出会いは静岡のとあるお店だった 店内でひと際異彩を放つ昭和レトロなルックスに僕は一瞬にして目を奪われ、思わず引き寄せられる… 初めて会ったはずなのに、どこか懐かしいような不思議な感覚だ これが俗に言う「運命の出会い」というものなのだろうか 僕は君を連れて外に出た 美しいブロンドの縮れ髪、彩り豊かな5色のアクセサリー、醤油のようにさっぱりした性格 すっかり僕は虜になってしまった それから 東京に戻った僕は、いつしか君の存在を忘れかけていた あの一夜は夢だったん

    • ポルカ踊るか

      6/16(金)、六本木SATINDOLLにてJoe Endo Trioライブの開催が決定しました! 開催までの約一ヶ月間、毎日ブログを更新しようと思います。 できるかな できないかな やるかやられるか 乗るかそるか ポルカ踊るか 乞うご期待! 遠藤定オフィシャルページ

      • 今日はお知らせあるぜ

        僕の3rdアルバム『Beaucoup Joe』リリースライブが決定しました! このアルバムは、いつも応援してくださっている皆様をはじめ、クラウドファンディングのサイトを通して僕のことを知ってくださった方のご支援のもと完成した僕史上最高傑作です(2022年遠藤定調べ) そしてリリースから早2年、ようやくライブを開催することとなりました。 ライブはミュージシャンと、オーディエンスのコミュニケーションでメイクしていくものです。そのプレイスでしかテイスティングできないリアリズム

        • どんなときモッツァレラ

          遠藤定オリジナルLINEスタンプの第二弾ができました! 今回は使いやすさにとことんこだわってみました。 だけど、どれぐらい使いやすいかって…? それでは、実際の会話をご覧ください。 どうでしょうか? 遠藤定のうしスタンプ2を使えば、相手に感謝を伝えたいときはもちろん、うっかり約束を忘れてしまったときも、ちゃっかり遅刻をしてしまったときも、もっちりモッツァレラを伝えたいときも、どんなときも、どんなときも、僕が僕らしくあるために、「好きなものを好き!」と言えるきもち抱きし

          あれから

          2年前「ひょっとして僕のホームページは、僕以外誰一人アクセスしてないのでは…?」といった内容のブログを書きましたが、とうとう僕までアクセスしなくなってました(笑) ご無沙汰しております、ベーシスト・ウクレレプレーヤーの遠藤定です。 この2年間、密になるわけでもないのに勝手にアクセスを自粛していた「今日の一曲」ブログですが、この度、心機一転生まれ変わります! これまではブログのタイトル通り僕のオススメ曲を紹介してきましたが、それに加えてこれからは実演動画やオリジナル譜面な

          Fly me to the moon

          僕はオフィシャルサイトのほかにウクレレのホームページを持っている。しかし、これがびっくりするほどアクセスがないのだ。立ち上げてからかれこれもう2年ほど経つのだが、僕以外誰も見ていないと言っても過言ではない。どうしてここまで誰からも気付かれないのか……もはや一周回って興味深い。 僕は3年前からウクレレの講師をしている。そもそもなぜ僕がウクレレを始めたのかというと、アメリカのウクレレプレイヤー・ライルリッツの演奏に衝撃を受けたからである。しかもライルリッツはベーシストとして活躍

          Eins bier bitte!!!

          3rdアルバム制作にあたって、僕は今クラウドファンディングで支援を募っている。 そもそもクラウドファンディングとは何かというと、「こんな◯◯を作りたい!」「◯◯のためにプロジェクトを企画したい!」といった想いを世の中に発信することで、その想いに共感してくれた人や、応援したいと思ってくれた人を募り活動資金を調達するしくみのことである。 さらに僕の場合「購入型クラウドファンディング」と言って、活動資金を支援してくださった方はその支援額に応じて、リターン(僕の商品やグッズ、サー

          Work Song

          「大好きな人のために作曲する。」 それは、ミュージシャンあるあるのひとつだ。 音楽大学の在学中に知り合ったその人は、僕より年上で、いつも不機嫌そうな顔をしていた。そのせいか僕の同期の仲間たちから「あの人ちょっと怖くない?」と噂されたりしていたし、当時の僕もそう思っていた。 そういえば、一度だけ大学の廊下ですれ違ったことがあった。僕は勇気を出して「お疲れ様です!」と声を掛けてみたが、結果は玉砕。その人は僕に目を向けることもなく、そのまま行ってしまった。 結局僕はひと言も会

          べサメムーチョ

          ミュージシャンをやっていて良かったと思う瞬間のひとつに地方遠征がある。 東京に生まれて東京で育った僕にとって、田舎はまさに憧れの地だ。 山々に囲まれた大自然の風景、明け方になると聞こえてくる野鳥の変な鳴き声、なんの前触れもなく突然路上に現れる牛ガエルなど、どれも魅力的でたまらない。 僕は毎年夏になると、アコーディオン奏者・大塚雄一さんに誘われて長野の田舎町へ演奏の旅に出ている。そこで演奏するのは、フランスの伝統的なダンスミュージック「ミュゼット」。心踊るリズムと物哀しいメ

          Newアルバム発売に向けてクラウドファンディング始めます!

          「ふとメロディーが降りてきた。」 雑誌の取材中、作曲の経緯を聞かれたミュージシャンがワインを片手に言いがちなセリフだ。もちろんバスローブを着て。 「そんな感覚って本当にあるの?」「格好つけてるだけじゃないの?」と疑問に思う方も多いかもしれないが、そんなことはない。 なぜなら僕も一度だけ、ふとメロディーが降りてきた経験があるのだ。 僕は海老が大好きだ。 エビチリ、エビマヨ、海老天丼、ガーリックシュリンプ、かっぱえびせん……… 好きなメニューをあげればキリがない。その中で

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