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あまろっく

鑑賞:2024年4月@新宿ピカデリー

関西人に向けた家族映画。

笑福亭笑瓶(駿河学)さんと駿河太郎さんが出演していることを頭から離すことができず、そこに輪をかけて松尾愉さんをぶっ込んでくるという卑怯この上ない(褒めてます)。無職の娘に江口のりこさん、そこに鶴瓶さんのヨメとして中条あやみさんがやってくる。卑怯です。大変卑怯です。

お話はご当地映画のような、少しリアリティから離れた家族愛。あまろっくナゾり、家族経営な町工場、そこに生と死、震災が折り混ざります。

感心したのが、大事なことを打ち明ける時のセリフ。関係ない話に大事なことをくっつけて勢いで言うのです。これが関西人のメンタリティです。そう。コレだと思いました。ものすごく面白おかしく表現されてます。なにより主要キャストがネイティブ関西弁スピーカーというのも大きい気がします。中村ゆりさんの関西弁は悶絶必至です。

エンドロールを見ながら、鶴瓶さんもいい歳だもんな…と、切なくなりました。関西人に向けた尼崎ご当地家族映画でした。

▲笑福亭鶴瓶さん主演映画。

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