見出し画像

四月になれば彼女は

鑑賞:2024年3月@新宿ピカデリー

心が汚れていると楽しめません。

過去と向き合う。病の悲しみ。勇気が出せない。傷つきたく無い。幸せになって良いのだろうか。人の弱さに ×つけこむ ◯寄り添う 作品でした。…ほら、こうやって心が汚れているのを自認してしまうのです。たいへん「優しい」作品でした。

ストレートど真ん中一球勝負、この企画をOKしてもらうには多くの実績や仲間による支えがなければ実現しないのでしょう。そう思うレベルにオーソドックス過ぎるお話でした。

そのお話を牽引するのは、豪華な役者さんたち。佐藤健さん、長澤まさみさんをメインに、森七菜さんも重要ですし、すごく作品のトーンを着地させている学生時代の仲間に中島歩さん。更にワンポイントリリーフで光る河合優実さん。更に追い増しの仲野太賀さん。橋本じゅんさん。好きな役者さんしか出てない!

小説が原作の、小説のような作品でした。

▲原作小説です。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?