見出し画像

育休申請までの戦い

育児休暇を取得するまでには
多くの戦いが必要だった。

しかしようやく時を経て
掴み取ることができた。

多くの戦いとは以下である。

上司との戦い1

まずは理解の無い上司との戦いだ。
猛烈社員であり、仕事を趣味として
人生を捧げてきた人は特にこの育休を
理解することをできない。

「なんで取る意味があるんだ」
「仕事はどうするんだ」
「そんなフォローしないぞ」
「俺たちの時は無かった」

育休を申し出るとこのような
返答が返ってくる。

まずはこの段階で落ち込んではいけない。
会社の雰囲気は取らない人が多いと
申請した方が変わった人のように思われる。

必ずこのような返答は想像しておく。
なぜならこの世代のことを理解する人は
少ない。上の世代は家族より仕事、生活だ。

それを世の中がこうだからと権利を主張
してもお互いに気持ち良い仕事をすることが
できない。

相手にも必ず正しいと信じていることがあり
自分にもある。

主張することにより反対賛成が生まれる。
特に反対する人は自分と違うことをすると
大きく抵抗した反応をする。

自分が否定されたと感じてしまうのだ。
そして昔の時代や、自分の周りの人達の考えを
持ってきて否定返しを準備する。

どちらが正しいという議論に持ち込むと
戦いが始まってしまう。

まずはこれが最初に出会う
育休申請の戦いだ。


自分との戦い1

そして次の戦いは自分との戦いだ。
先の上司の反応に怖気付いてしまっては
意味がない。

せっかく申し出したのに
取らないということは
減量したボクサーが
当日にリングに上がらないのと
同じだ。

せっかく戦う準備をしたのに
やっぱり記者会見で強そうだから
辞めておこうという状況だ。

そのため言われたことへの
想定問答が必要だ。

「仕事はどうするんだ」
→仕事、どう、ですねー。
→どう、どうしましょうか。

「俺たちの時は無かった」
→無かったんですか。
→それは大変でしたね。
→無かったんですね。

このような簡単な上司とのコミュニケーション
から答えを導き出す方法はこの本に
書いている。とても実践的で役に立つ方法だ。


まずはこの世代との戦い方を知ることで
反対や反応で落ち込むことを無くしたい。

落ち込んでは自分の主張と消さない
ことが重要だ。

タイミングとの戦い1

つぎにタイミングだ。
いろんな仕事があるが、繁忙期は
できるだけいてほしいのも現実だ。

お互い様なので、それは理解し合いたい。
繁忙期にも権利を主張することもできる。
それくらい大切なことだからだ。

しかしやはりその会社にあった
仕事にあったタイミングはある。

みんなで働いてる精神を重視すると
考えることも大切かと思う。

そのため年間を通したタイミングを
考えることは重要だ。

年中忙しい場合はポイント育休を取ると
逆にお互いに大変なので、年間や半年で
取る方がいい。

年末年始、お盆時期に繁忙期なら
3ヶ月など空いてる期間にとる方がいい。

タイミングよく取れば、復帰後もお互いに
楽に乗り越えれる。


上司との戦い2

先程の上司との戦いは初動の戦いだ。

奇妙な自分に出会った感覚をお互いに
もった段階。

落ち着いてくると現実的な育休申請に
向き合う。

そこでタイミングや期間など具体的な
内容へ落とし込む。

この時に期間を短くされたり、
変な提案をされることもある。

基本的には育休の重要性を理解していない
ので、期待しないことがこの戦いには重要だ。

率先して計画立てて説明していく。
いつとる、どれくらいとる、その間はどおする。

理解しない人はどこまでも理解しないので、
取り方とか方法など何も提示は無い。

自分で作り上げていく感覚で育休に
入るのだ。

会社の雰囲気は自分で変えれば良い。

自分との戦い2


先程のところにもあったように
向こうから育休を取る方法など
教えることはない。

だからあれだけ言ったのに
あまりよく思ってくれていないと
落ち込んではいけない。

ただ理解できないことに前向きに
動か人はいない。特に目下の人へ
労力を使うことはない。

そこを理解して自分でどんどん
進めていく。取ると決めたらどんどん
進めるのだ。

気づいたらもーいいやとなってしまう。
あまりみんな取らないし、取るとよく思われないし、なんとかなるだろう。

こんな感じになってしまう。
そこを乗り越えなければいけない。

使命感を持つのだ。自分が何か
将来の後輩たちに作っているぞ。

後輩たちはみんな取ってくださいと
ほぼ100%いう。

そんな世代はすぐそこだ。
自分との戦いの2回目はかなり手強い。

もういいや、なんとかなるか。
みんな取らないし。

戦いは負けるならしてはいけない。

おわりに

上司との戦いは具体的な方法で
乗り越えることができる。

自分との戦いは中々勝てない。
周りに合わせたり、戦う気がなくなったり
めんどくさくなる。

そんな会社ばかりではないが取りにくい
会社は多いはず。

まだ戦って取りに行く時代なのかも
しれない。

移行期はそんなもんだ。
5年後は当たり前になっている。
先駆けて経験しておくと
悩んだ人の力になることができる。
人の力になれることはありがたいものだ。

経験するべき。

読んで頂きありがとうございました。

以上


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?