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2023年6月〜 夫の転勤に伴いバンコクへ帯同することになりました。 30代、新たな1…

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2023年6月〜 夫の転勤に伴いバンコクへ帯同することになりました。 30代、新たな10年の記録 なんにも忘れたくない! ポルトガルが好き|映画|ポスクロ(Postcrossing)| 脳みその中のことを こぼれ落ちないように。

最近の記事

【タイ航空/ビジネスクラス体験記】タイに入国しました【A350−900】

先日無事にタイに入国し、夫との再会を果たしました。 3ヶ月ほど離れていたので、とても長かった… 会社のご厚意で今回はビジネスクラスを利用させていただけたため、感想を残しておきます。 夫と出会う遥か前に、手慰みに【死ぬまでにやりたい100のこと】をリストアップしたことがありました。 渡航前の実家整理で偶然それを見つけたところ、最後の方に「ビジネスクラスに乗る!」と走り書いてありました。当時を思い出すに、書き始めると意外と60個ほどで筆が止まり、数合わせのように書いたものだった

    • 【読書感想】正欲/朝井リョウ

      海外駐在に帯同するということは数年後に戻ってくるということで、 すなわち賃貸住まいだった我々に日本の家はなく、物をむやみに増やせない状況が続いています。 そこで救世主となってくれたのがkindle paperwhiteでした。 この子さえいれば、日本の本が手に入りにくいor定価より高いという土地に行っても、気の赴くままに読書ができる…! 文明と、プレゼントしてくれた夫に感謝です。 先日、『正欲』朝井リョウを読了しました。 本の帯や書店のPOPでは「問題作」「衝撃作」との謳

      • 【読書感想】光のとこにいてね/一穂ミチ

        国語の教員免許を持っているくせに、読書感想文は昔から苦手です。 なぜなら内容を細部まで覚えていられないから。 本を読むことは大好きだけれど、いつも読後感や印象を抱いて終わってしまいます。 でも、やっぱりもったいないな。 と最近思うようになったので、慣れないながらも読み終わった感想文を書いてみたいと思います。 昨日、一穂ミチさんの『光のとこにいてね』を一気に読み終えました。 あまりに爽やかな読後感に、ヘッダーの絵をなぐり描いてしまいました。 ※※本編の内容を含みます※※

        • 【海外旅行記|DAY2|後編】女3人気ままなポルトガル旅行を振り返ってみた【食いだおれ|ワイナリー見学|夜景のサウダーデ|フランセジーニャ】

          2019年12月のお友達とのポルトガル旅行を、引き続き振り返っていきたいと思います。 DAY1−2はVlogにもまとめております。はじめてのYouTubeです。よろしければご覧ください。 さてさて、前の記事で触れたさくらんぼのお酒(ジンジャ)を食前酒として、足取りも軽くランチのお店を探します。 ドウロ川沿いには、テラス席を構えたおいしそうなレストランがたくさん! ひと口ごとにほっぺたが落ちるランチ 私たちはこちら(Beira Rio)でランチをいただきました。 ※202

        【タイ航空/ビジネスクラス体験記】タイに入国しました【A350−900】

        • 【読書感想】正欲/朝井リョウ

        • 【読書感想】光のとこにいてね/一穂ミチ

        • 【海外旅行記|DAY2|後編】女3人気ままなポルトガル旅行を振り返ってみた【食いだおれ|ワイナリー見学|夜景のサウダーデ|フランセジーニャ】

          【海外旅行記|DAY2|中編】女3人気ままなポルトガル旅行を振り返ってみた【レロ書店|アナザースカイごっこ|ドンルイス一世橋|さくらんぼのお酒】

          2019年12月の女3人ポルトガル旅行を、引き続き振り返っていきます。 DAY1〜2はVlogにもまとめてみました。よろしければご覧ください。 遊園地のような缶詰屋さん(カーサオリエンタル)をあとにし、次のお目当てであるレロ書店に向かいます。 建物そのものが芸術 レトロとファンタジーを内包するレロ書店 レロ書店は、1869年に建てられた本屋さんです。 特筆すべきはその内装の唯一無二の美しさ。 「世界の美しい書店」には必ず名を連ねます。 有名なのは、中央の曲線が美しい階段

          【海外旅行記|DAY2|中編】女3人気ままなポルトガル旅行を振り返ってみた【レロ書店|アナザースカイごっこ|ドンルイス一世橋|さくらんぼのお酒】

          【海外旅行記|DAY2|前編】女3人気ままなポルトガル旅行を振り返ってみた【サンベント駅|エッグタルト】

          2019年12月の女3人ポルトガル旅行を、引き続き振り返っていきます。 DAY1〜2はVlogにもまとめてみました。よろしければご覧ください。 20時間に及ぶ長旅の疲れをすっきり癒やし、ポルトの街歩きにでかけます。 眠い目をこすりつつ、ひんやり冷えた街の空気に目を覚ませられます。 マルケスの駅からは、メトロでサン・ベント駅へ。 実はメトロから上がるとすぐにお目当ての国鉄サン・ベント駅が現れるのですが、腹が減っては戦はできぬということで、まずは向かいのカフェで朝ごはんといき

          【海外旅行記|DAY2|前編】女3人気ままなポルトガル旅行を振り返ってみた【サンベント駅|エッグタルト】

          【海外旅行記|DAY1|フランクフルト経由で飛行機に】女3人気ままなポルトガル旅を振り返ってみた【交通費ちょうだい男に遭遇】

          さて。2019年12月、5泊6日のわくわく旅行の始まりです。 DAY1−2は動画にまとめてありますので、どうぞご覧ください。 飛行機の楽しみは機内食&エンタメ 旅の始まりはセントレアです。 12月に入ろうとする頃で、各航空会社のカウンター上の忍者たちもサンタ仕様になっていました。 いつもヨーロッパ行きはセントレアから飛び立つ民としては、この忍者さんたちを見ると一気に「いってきます…!」と高揚感と身が引き締まる思いにかられるのです。 中部→ポルトは当時も直行便がなく、フラ

          【海外旅行記|DAY1|フランクフルト経由で飛行機に】女3人気ままなポルトガル旅を振り返ってみた【交通費ちょうだい男に遭遇】

          【海外旅行記〜旅程編〜】女3人気ままなポルトガル旅行を振り返ってみた!

          私は海外旅行が大好きです。 空港のほこりっぽいにおい、窮屈な飛行機に機内食、目を白黒させながらも味わう現地の料理、戸惑っている時に出会う人々のあたたかさ… 引越しを控えてスマホのデータを遡っていたら、 2019年に友達と3人で出かけたポルトガル旅行の大量の写真・動画が出てきました。 いつかYoutubeをやってみたいと思っていたので、2日分動画にしてみました。 せっかくなのでnoteには詳細をまとめていこうと思います。 コロナ禍を経て海外旅行の様相は以前とまったく異なって

          【海外旅行記〜旅程編〜】女3人気ままなポルトガル旅行を振り返ってみた!

          【映画感想】フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

          普段すっかりサブスクに慣れてしまい、会員になったものの足が遠のいていた映画館に久々に足を運んだ。 というのも、我らがウェス・アンダーソン監督の新作が公開したというのだから! 観てきました、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』!タイトル長い! 正直なところ、ウェスアンダーソン作品は完全に網羅しているわけではないのですべてを比較することはできないけれど、ウェス節は健在!と思いました。 『グランド・ブダペスト・ホテル』の雪の坂道のシーンよろ

          【映画感想】フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

          【映画感想】ジョン・F・ドノヴァンの死と生

          久々のドラン作品。自宅でNetflixで鑑賞しました。 ドラン監督は心の中で血の涙を流している人の描き方が本当に上手いなと思います。 本編は雑誌記者と大人になったルパートとのインタビューおよび回想シーンの繰り返しで構成され、場面転換が多くて疲れませんでした。 ルパートによる語り部形式だったのでわかりやすく、閑話休題のバランスも良くて、2時間すーっと観ることができました。 幼きルパートの役は『ワンダー君は太陽』のジェイコブくん。 ジェイコブくん、人生何周目なんだろうと思うほ

          【映画感想】ジョン・F・ドノヴァンの死と生

          壁の色なのか空気の色なのか

          久々に美術展に行ってきました。 ゴッホ展だったけれど、関連作品群に、大好きなピサロやルノワールもちらちらと展示されていて、やっぱりゴッホゴーギャンまわりの展覧会は要チェックだなとお得な気持ちになりました。 それにしても、さらりとルドンのキュクロプスが佇んでいた時にはびっくりしたな。 思った以上にあざやかな紫色やピンク色なんかも使われていて、生で見ることの気づきとおもしろさを感じられました。 美術展の壁紙の色って、けっこう強め(彩度高め)にしてあることが多いと思うんですが、あ

          壁の色なのか空気の色なのか

          粋と愛嬌の大人

          「このひと大人だな」と思うフレーズがあります。 最近、立て続けにお菓子のお裾分けをいただくのです。 おそらく大箱のフィナンシェやマドレーヌからいくつか、濃厚なチーズケーキをひと切れ、有名なチョコレートブランドのタブレットを1枚… 3人の女性から、別々でいただいた時に添えられた言葉。 これぞ気遣い。 わたしの目指すところとする、チャーミングで気負わない、大人の添え言葉。 いただいたお菓子たちはどれも日持ちのするもので、チョコレートなんかは半年ほども賞味期限に余裕のあるもの

          粋と愛嬌の大人

          あたたかなペン

          ポスクロ(Postcrossing)のペースが掴めてきて、ほぼ毎日のようにポストにはがきが届く日々が続いています。 胃腸かぜから体調が万全に戻る一歩手前、不用意に外に出て流行り病を拾うのもよくないし…という時は、もっぱらポストカード書きにいそしんでいました。 友人とのおしゃべりこそがすべての活力の源である私にとって、人に会えないこのご時世と体調は着々と心を蝕んでいたようで、いくらひとり上手とはいえ、この数週間はずっとうっすら心に雲がかかったような気持ちで過ごしていました。

          あたたかなペン

          自意識とチークダンス

          はやりの胃腸炎の床に臥して1週間ほどが経った。 半年に一度ほどお世話になる胃腸科の院長先生が、「オリジナルの薬を出すよ」とどこか誇らしげに処方してくださった薬のおかげか、だいぶ回復してきたような気がする。 よくある風邪とはいえ、とかく病床においてはメンタルも落ちに落ちるということで、内省に余念がない日々を過ごしている。 そんな中、もう来週には30歳になってるんだなぁとひとりごちて、色々残しておかないと忘れてしまうなぁとこれまたぼんやりと思い、noteのアプリをダウンロード

          自意識とチークダンス