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つれづれ505

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だいたい1記事1,000字くらいです. 頭の中にめちゃくちゃ漂っている言葉たちを文章にしておいておく場所です.
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#やさしさに救われて

一番遠くにあるものを手にしたくなる

一番遠くにあるものを手にしたくなる

人は自分と一番遠くにあるものを手にしたくてしょうがないんじゃないかって思う.一番恋い焦がれる存在はいつだって手の届かないところにあるのだ.

僕らは常に完璧なものではなく、欠けた存在であり、だからこそ欠けた部分を補うために近寄り、触れて、丸になろうとする。

丸いものは美しい。だから満月が好きだ。丸は潜在的に完全を想起させる。

僕らの魂は欠けていて、欠けたもの同士がくっつくことで丸に限りなく近づ

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確かに再会の音がした

確かに再会の音がした

鈴のような,確かに再会の音がした.
誰かに会うために生きているわけではないけど,この再会に祝福の言葉を投げたい.

音のない言葉にメロディをのせたらみんなそれを歌だって言うんだから,もうそしたら僕はずっと適当に思いついた言葉に即興のメロディをつけて,なんだったらラララにメロディをつけて歌っていたい.そしたらみんなはそれを笑って一緒に歌えたらもっと良い.

僕らは時間も場所も違うところでたまたま交わ

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ただ生きればそれで良いだろうに

ただ生きればそれで良いだろうに

正しく生きたいと思って、正しく生きられなかった時に責められる世の中になってしまっている。
「正しく生きなければ。」という、生きているだけで発生してしまっているプレッシャーに息切れをする毎日である。
世間で言われている正しさというものは、常識や普通と言った言葉に言い換えられると思う。多様性と言いながら常識から外れたものに石を投げる世の中になってしまっている。
レールから外れた時に、レールに戻る術が今

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