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仕事経験の振り返りー新卒編ー

タイトル通り、新卒の仕事を振り返ります。新卒で入社した会社では、3年半働きました。

仕事観に関して書いたことで、すごく自分に自信がもてたので、仕事経験の振り返りをして、自分史を整理させてください。

新卒の会社は、教育総合会社でした。主に教室部門で新規教室の開拓や先生方の研修をしていました。

ここで学んだことは大きく5つです。
①教育(学び)の大切さ
②仕事をふりわけること
③根拠を考える癖がついたこと
④モチベーションをあげる
⑤自分の想いを大切にする


①教育(学び)の大切さ
今から思うと、本当にできる女性社員さんの固まりのような会社で私は育てられました。母のように優しく強く私に向き合ってくださる方々がいて、何回も自分に悔しくて泣きました。そして退社する時に、私の良いところは成長できるところって言ってもらえたのは今でも心に残っています。そして、その言葉を忘れず日々、精進しています。
私が育てられたように、教室事業に関わり、子供をのばすのは教育環境であるなと実感しました。教育いや自主的な学びすごく大切だと実感したのは、この会社に入ってからです。特に入社式で、社長が言った言葉は忘れられないです。【ぼくは教育という言葉が好きじゃないです。誰が教え育てるのでしょうか?だから学びという言葉が好きなんです。学びの主役は子供でしょ。ようこそ学びの会社へ】素敵な考え方で私の教育観の根幹にあります。だから新卒でご縁があったのだとも思っています。

②仕事を任せること
他人に超超超気遣いすぎ!と言われる私です。案の定、入社直後は自分よりベテランで年上の事務さんに仕事をふれなかったです。私がやるので大丈夫ですーと。だけど2年目、3年目、様々な仕事をやらせてもらえて、気づいたら自分1人じゃ無理な仕事量になっていました。だから、丁寧にお願いする(任せる)。意外と任せてみたら、私がやるより素晴らしい出来のものばかり、頼れるところは頼ろうと思いました。

③根拠を考える癖がついたこと
会議で、○○やります!と言うと、必ず根拠は?どうして?ここ足りない!という叱咤激励を頂いてました。闇雲にやるんじゃなくて、やるなら根拠(数値でも言語でもいいから)をだしなさい。分析力や試し力もついた気がします。これは私にかなり足りなくて、この新卒の会社でとても鍛えられました。ついでに人前で話すのも凄く苦手だったのですが、訓練させてもらえました。しかも良いフィードバックつき…最高の会社でした。

④モチベーションをあげる
私の仕事には、教室の会員数をあげるということもあり、これには先生方のモチベーションが関わってきました。人間、モチベーションがあがらないと動かない…上司に口酸っぱく言われた言葉です。数字であがれば苦労しない、未来を見せようよと。当たり前のことかもしれませんが、意外と見落とされがちなポイントです。本当に上司も優秀な方ばかりで見本の方々が沢山いました。

⑤自分の想いを大切にする
この会社、実は採用試験が5次試験までありました。途中で会社理念について800文字くらいの作文を書きましたし。たまたま知った会社でしたが、とても理念に共感していたら、ご縁を頂いたという感じでした。自分の想いに合っていたから会社で働くのは苦しくなくて楽しかったです。

しかも福利厚生ばっちり、給与もいい。

こんな最高な会社をなんで辞めるの。辞める時は、これしか周りに言われなかった笑。

だけど私は⑤自分の想いを常に大切にしているからこそ、辞めました。もともと民間に勤めた理由が教師になった時に社会を知らない人になりたくなかったからということもあったからです。けど、社会にでたら、私は世界を知らないとか言い出して、シルクロードに旅立ってしまうのですから、会社の皆さんも苦笑するのは無理がないですね。

今、振り返ると新卒時代って、社会人の基礎をつくる時代で凄く大事だと思います。
就活?起業?なんでもいいと思いますが、私は就職してよかったと思います。

もちろん仕事を選ぶ基準は、生き方の基準となるので妥協してはいけないかなと思います。手当たり次第ではなく、何が会社との共通項なのか見極めることは、働く意義にもなるかなと感じます。
私と新卒会社の場合は、【偏差値主義の教育ではなく、学びの土台をつくる教育(勉強の仕方を学べる場をつくる)】というのが共通項でした。

相手に一方的に好きだ!というと胡散臭いので、何が好きか伝えるのは大切です。

地方にでてみると新卒の教育であれほどのことをできる会社は少ないのかもしれないなとも実感し、感謝することが増えました。私の経験を次世代に繋げられるよう、これからもがんばりたいです。
日々是好日。

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