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【雑記】教師はどうなっていくのだろうか?

AIによるブレイクスルーで仕事に影響がでると言われている職業は「教師」。

教師が軒並み「影響を受ける」仕事

こんな記事を目にしました。

TOP20のうち、14個が「教師」になっています。
ちなみに記事の中でも言及されていますが「影響を受ける仕事」であり、「AIによってなくなる仕事」とは限りません。ただ、少なくともAIに取って代わられる部分は必ずあり、本質的な教師としての役割や仕事の内容は近いうちにアップデートしなければならなくなるでしょう。(もう既に来ているのかもしれませんし)

AIが教師を助ける

このような記事もあります。

これはアメリカの例ですが、日本でも教師の仕事は多岐にわたり、あまりクリエイティブではないことまでやらざるを得ない状況です。仕事によりいただける対価の割りに拘束時間も多いですし、「先生なのだから」という理由でモンスターな親から時間外も対応を求められてしまいます。
(子供のいる私にとっては、先生たちに対しては本当に感謝しかなく…)

多岐にわたる業務をやらざるを得ない、子供を見なければならないという役割や責任など、旧来の「教師」のイメージや役割が固定化されてしまっているため、世の中が変わってもデジタルが普及しない(国がICT教育をやっていてもお金のあるところならできるが)、リモート授業も否定的と、なかなか変化に追従できないのではないかと。

教師の本質的な役割と仕事とは

そろそろ「教師」の本来あるべき役割や責任とはなにか?世の中の変化、技術の発達によりどうあるべきかを見直す時期なのだと思います。

私が思うのは、「人間として」の関係性や信頼関係を築き、AIでもデジタルでも使える道具は使い、学びの意味や価値を子供たちが理解できるよう、そしてキャリア設計を支援できるような寄り添い型にシフトしていく方が良いかと。
メンターやコーチ的な位置づけですね。

(それすらもAIができる可能性は無きにしもあらず…AI上司の方が心地良いなんて話もありますから)

単に教科書通り教えるところは、もしかするとAIや動画のe-Learningでよいのかもしれません。そのあとどう人間味の溢れる寄り添いでフォローするのか?デジタルを介さないで実で体験することで定着する部分をしっかりやるとか。

そういう意味だと、メンターやコーチ的なことができない教師や自分だけが持つ貴重な体験やストーリーが語れない教師だと、確かにAIに仕事を奪われたという風に言いたくなるのは仕方が無いかも知れません。

ただ、それはAIが仕事を奪ったわけではなく、教師という仕事自体が世の中に合わせてアップデートされたのであり、それに追従できなくて役割を果たせなくなったということなのです。

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