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【雑記】メタ認知すること

いつの間にか自分がやっていることがメタ認知でした。

客観的に見ること

日々VoicyやWeb上の様々な記事を漁っていたらこんな記事を見つけました。

この記事ではメタ認知力の鍛え方として3つ挙げています。
「他人の頭で考える」「怒りの感情を振り返る」「転職を想定してプレゼンを考える」とあります。詳しいことはこちらに書くことはできないので是非記事の中身を見てもらえると良いかなと思います。

ナラティブで他者の気持ちや立場で考える

「他人の頭で考える」については他者の気持ちで考えることで新たな気づきを得るアプローチが書かれています。記事は学びの観点で書かれていますが、これは会社の中でのステークホルダーや組織間で調整ごとがなかなか進まない時にも、メタ認知で相手を観察して解釈し、理解することでどのように相手との架け橋を架けて対話していくのか?についても同じ事が言えそうです。
これは以前に書いたナラティブアプローチがまさにそれに当てはまります。

アジャイルコミュニティでも、仕事におけるアジャイル普及においても、会社や組織を変えていかなければという難題に、ナラティブアプローチやナラティブプロトタイピングを活用することで突破できる期待があり、この時にはメタ認知を使うことが重要になりそうです。

感情から距離を置き、受け取り方を観察する

「怒りの感情を振り返る」はコーチングのストレス・コントロールでも書いてある非合理的思考から合理的思考に切り替えていく中で、メタ認知は活用できます。

一旦、自分の中で起きた「感情」に囚われず、その感情はどのようなところから来た感情なのか?自分は何をどう捉えてその感情になったのか?という客観視をすることでコントロールできます。先の記事にあるように、怒りの感情を抱いた瞬間は確かに冷静に自分のことを見ることは難しいかもしれませんが、時間を置けば、その状況をメタな観点で捉え直しやすくなるでしょう。

自分のトラックレコードを語る

「転職を想定してプレゼンを考える」についても、私も様々な場面で自分のトラックレコード(キャリア遍歴)を可視化し言語化するタイミングがありました。
自己紹介をするために自分のこれまでをふりかえるという行為自体が、メタ認知なわけです。人に正しく自分のことを伝えるには、自分を客観視して、どう見てもらいたいか?を場面場面(単に自己紹介か、面接か、プロモーションかなど)で工夫が必要ですよね。

アジャイルのアプローチは常にメタ認知

アジャイルの中では、見える化とプランニングやレビュー、ふりかえり、むきなおり等様々なプラクティスがありますが、これらも自分自身やチームの仕事やミッションを客観的に捉え、本質的に今何をすべきか?何を改善すべきか?を考えて実行していくものです。
メタ認知ができるからこそ、自分たちの改善ができ、他の人とも良い関係性を築きながら対話ができるのです。

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