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アジャイル

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アジャイル開発というより、アジャイルの考え方・プロセス・プラクティスを活用した組織マネジメントや組織改革など開発以外に関することをまとめる予定です。
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#コーチング

【雑記】「人」に対する関心度と感度

鈍くなると不都合も多くなります。 人と関わる仕事なら自分自身コーチングを習い、価値創造に関しては伴走支援をしたり、アジャイルに関してはまだまだこれからでもスクラムマスターのような他の人を支援したり導いたりする役割をしてみたりと、最近は自分で何かを生み出したり切り開くというよりかは、自分以外の人間に如何にうまくやってもらえるか、動いてもらえるか、そして行動とともに成長してもらうかというところに向き合って仕事をしています。 人と向き合うときには、その人に対する関心も必要ですし

【仕事】「いいんじゃない?」から「いいですね!」へ

言い方だけで受け取り方が大きく変わります。 オープンで前向きな打ち合わせにするためにコーチングを学んでいるのもあったり、講師をしているのもあって、会議や打ち合わせの場での振る舞いはとても気をつけています。 場にいる人間がオープンに話せ、心理的な障壁を取り払い、ケンカするのではなく主張もしあって生産性のある場にするように、ときにはファシリテートし、ときにはなんとなく場を変えるような振る舞いや発言をして、身になる打ち合わせになったなと思ってもらえるようにしています。 身内以

【仕事・キャリア】FY22-4Q ふりかえり

あっという間の22年度でしたね…ってあまりに芸の無い書き出しですが。 なんか気持ち4Qは仕事としては3Qまでの仕込みを元にして成果を出す最後の四半期ですので、あまり新しい事ができた感じはしないんですよね… ということで4Qをふりかえります。 参考に、3Qのふりかえりは以下です。 1月〜3月の思い起こし仕事とキャリア面、今回は両方まとめて書いています。 1月:仕事上は施策の検証活動をガッツリやっていた時期で、自分のスペシャリティを活かして複数の人と対話をしていた時期です。

【コーチング】期末という節目で思うこと

改めて、続けてくれていたコーチングを期末にふりかえってもらう。 ずっとモヤモヤしていたしばらくコーチングを続けているBさんと話をしたのですが、3月という年度末らしい話ができました。 Bさんは本業のスペシャリティとは違う、Web系の開発スキルを付けたくて副業したり、勉強したりされていました。長期的なキャリア設計を考えたとき、本業をリタイアしてもエンジニアで食べていきたいという目標があるので、普段から忙しい中でも2足のわらじを履いている状況でした。 Bさんいわく、この1年は

【仕事・マネジメント】対話とは?

ただ、お喋りするだけが対話ではない。 対話とは新しい関係性をつくること最近読んでいる本があります。(まだ読了できてない…) 一緒にアジャイル活動している市谷さんから読んでおくと良いですとおすすめいただいた本です。 アジャイルの価値観の中でも「対話」を重視するとあり、一緒に仕事をするメンバーとはもちろんのこと、マネジャーや周りの関係者とは対話することによって調整をしたり交渉をしたりと、仕事や物事を進めていく上では必須です。 この本に「対話」とはどういうことか、を以下のよう

【コーチング】人間関係は「完了」しきれない

穏便に済ますなら、人間関係の問題は未完了のままになる。 エネルギーを浪費し続ける「未完了」状態以前、コーチングの自己基盤を整える記事でエネルギーマネジメントの話を書きました。内容としては、タスクが未完了のままだと無意識のうちに「未完了だから完了させよう」という状態が続き、エネルギーが浪費してしまうので、できるだけ完了状態に持っていくべきという話でした。 これは仕事においては有効で、少しずつでも未完了のものを減らしていくことで本来やるべき事に向けて集中していけるようになりま

【仕事・キャリア】FY22-3Q むきなおり

もう今年も残すところ今日を入れて2日となりましたね。 昨日は第三四半期のふりかえりでしたので、今日はむきなおりをします。 参考に、FY22-2Q(第二四半期)のむきなおりはこちらです。 目標の言語化と2QのTRY今年度の目標を言語します。 2Qのむきなおりの結論としては「コーチングの側面だけではなく、自分のキャリア構築という、もう少し広い範囲で目標を立てる」という判断で少し目標を変更しました。再掲になりますが、書いておきます。 むきなおりで再設定した目標に対するアクショ

【仕事・キャリア】FY22-3Q ふりかえり

なんだかんだで12月も終わりになってきました。取ってつけた言い方ですが、1年は早いものですね。会計年度で数えても、残り3ヶ月なんですよね… FY22の2Qのふりかえりはこちらです。 10〜12月の思い起こし■仕事 10月:施策の開発も進み、仮説検証を行える最低限の機能(MVP:最小価値提供製品)を盛り込めた。特になにかネガティブなことが起きた印象がない。アカデミアの講師も何度か経験し、やり方やプレゼンも毎回改善ポイントを挙げてアクションしていく習慣が回り始めてきた印象。

【その他】これまでの記事まとめ(スキ数編)

昨日と同様に病み上がりでして、ちょっとまだ本調子ではないので、予告通り、スキ数で多い順にこれまでの記事のまとめを書いていきます。 昨日はビュー数編でした。 【コーチング】コーチングをはじめるために自分の取った行動スキ数が一番多かったのは、noteをはじめた初期に書いたものです。まだコーチングの勉強も始めてない頃ですね。有言実行というわけではないですが、この後、コーチ・エィアカデミアさんのコーチング学習を経て、めでたくプロフェッショナルコーチの資格を取ることができました。

【その他】これまでの記事まとめ(ビュー数編)

本当、すみません。先日から38度台の熱がでて、ようやく下がってきましたが、本調子ではないので軽い記事にします。(なんとか繋ぐ、連続投稿…) ※流行のものに罹患したわけではなく、結果は陰性で、単なる風邪でした… ということで、そんなにアクセスをいただいているnoteではありませんが、これまでのビュー(View)数上位をいくつか挙げていきます。 (明日もちょっと体調が怪しいので、明日はスキ!編かもしれません・笑) 【アジャイル】やれるところから小さくやる最近の記事のわりに、今

【アジャイル】フィードバックの価値

対話から生まれる他者のフィードバックあってこそのカイゼンです。 フィードバック無しでは大きく変わっていけないアジャイルで対話が重視されているのは、ディスカッションだけではなく、他者からフィードバックを受けることにより、新たな気づきからカイゼンすべき事象や解決のアイディアが生まれるところにあります。 実際、スクラムでのプランニングでもレビューでも、ふりかえりにおいても、ただやることや結果、起きたことを書き出したり言葉に落とすだけでは、どこを今度変えていけば次は更に良くなるの

【アジャイル】やれるところから小さくやる

当たり前のことを書いてますが、行動に移すだけでも大きな進歩なのです。 ハードウェア部門でアジャイルできるか?コーチングをしたクライアントさん(以下、Cさんとします)の話なのですが、Cさんは私のコーチングの中でキャリアの目指す方向性が決まり、自走できるということでコーチングを卒業しました。その後、3ヶ月くらいに一度雑談しながら状況を探っています。(もしコーチングが必要ならば、再開できるように) Cさんは本業はメーカーのハードウェア部門で、正直DX(デジタルトランスフォーメー

【仕事・キャリア】FY22-2Q むきなおり

明日から10月ですね。4月からの会計年度だと下期にあたり、あっという間に半分過ぎてしまいました。 昨日は第二四半期の「ふりかえり」をしたので、今日は「むきなおり」をします。 昨日のふりかえりはこちらです。 参考に、FY22-1Q(第一四半期)のむきなおりはこちらです。 目標の言語化と1Qの課題今年度の目標を言語します。 1Qのむきなおりの結論としては「目標値を変えない」という判断でした。 再掲になりますが、書いておきます。 加えて、1Qのむきなおりで言語化した課題は以

【コーチング・アジャイル】本来の役割や仕事をオープンにする

リーダーは「なんでも屋」ではない。 間に落ちている仕事を拾ってくれない…コーチングを行っている新規系のプロジェクトのリーダーさん(仮にAさん)がずっと悩んでいることとして、プロジェクトのメンバーに役割を与えてはいるのですが、誰がとるべきか迷うような、いわゆる「間に落ちている」仕事や課題をメンバーが自主的に取りに行かないという問題がありました。 新規系のプロジェクトで人数も多くは無く、やることがたくさんあるため、Aさんはメンバーに自主的に落ちている仕事を拾って対応して欲しい