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【雑記】「人」に対する関心度と感度

鈍くなると不都合も多くなります。

人と関わる仕事なら

自分自身コーチングを習い、価値創造に関しては伴走支援をしたり、アジャイルに関してはまだまだこれからでもスクラムマスターのような他の人を支援したり導いたりする役割をしてみたりと、最近は自分で何かを生み出したり切り開くというよりかは、自分以外の人間に如何にうまくやってもらえるか、動いてもらえるか、そして行動とともに成長してもらうかというところに向き合って仕事をしています。

人と向き合うときには、その人に対する関心も必要ですし、普段からの付き合いの中での人の状況や考え方、行動の変化にも目を向けなければなりません。それが言語化されたりしない場合にはノンバーバルな部分でくみ取らなければなりません。

そうなると、相手への関心だけではなく感じ取る感度も重要だと気づきました。

関心度や感度は磨けるものか?

関心度はどれだけ相手に対して興味を持つか、自分の思い込みやバイアスを捨てて関われるかというのがポイントと感じます。とはいえ、コーチにしろスクラムマスターにしろ人間ですので、思い込みやバイアスを完全にゼロにして関わることは難しいですが、対話している際に意識をし続けることで努力するしかありません。

あとは自分自身が人との違いや新しい視点や価値感に対して、興味を持てるかどうかが大事だと思います。「なるほど、そういう捉え方もあるのか」「自分ではそう感じないけど、そこに価値を感じるのか」と否定をせず、直感的な感情に振られずに興味をもって聞き、場合によっては話題として掘り下げたり、自分でも調べてみたりして関心を深めていく必要があります。

感度は人と関わることと関心を持つことの場数が必要と思います。普段からあまり人と対話しない人だとなかなか磨かれないと思います。
ちなみに「対話」とは、ただ喋っていたり、自分の価値感だけをぶつけているのでは対話になりません。対話とは互いの違いを受け入れて新たな関係性を作ることを対話といいます。

関心度や感度が鈍ったら…

自分もできるだけ人に向ける関心度や感度は下げないように対話に向き合っていますが、私も人間なのでなかなか毎度毎度高い度数でいられるわけでもありません。そして自分の関心度や感度が鈍っているなと思う場合に多いのは、何かしら自分側の都合やメリットを少しでも考えてしまったときに起きているように思います。(コーチングでは100%相手にコミットしていますが、会社の仕事となるとどうしても自分や自分の部署の都合や制約を考えて話さなければなりません…)

それは相手に傾聴できていないということです。そのように関心度も感度も鈍っているなと感じたときには、一旦自分の都合を頭から外して、話を聞く向きを相手の方向に捉え直して集中することが大事なのです。




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