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【コーチング】期末という節目で思うこと

改めて、続けてくれていたコーチングを期末にふりかえってもらう。

ずっとモヤモヤしていた

しばらくコーチングを続けているBさんと話をしたのですが、3月という年度末らしい話ができました。

Bさんは本業のスペシャリティとは違う、Web系の開発スキルを付けたくて副業したり、勉強したりされていました。長期的なキャリア設計を考えたとき、本業をリタイアしてもエンジニアで食べていきたいという目標があるので、普段から忙しい中でも2足のわらじを履いている状況でした。

Bさんいわく、この1年は本業の方はなかなか上手くいかず成果を出せているか分からずにモヤモヤしているそうで、加えて副業の方も勉強の方も、何か達成感があるかというと、そこもモヤモヤしているとのこと。

特に本業は4月から始まる来年度にまたもや所属する部署のミッションが変わる可能性が高いというのもあり、全般的に地に足が付いていないという感触を持っているそうです。

好きで得意なところに戻るべきか?

そのモヤモヤの中でBさんの頭に浮かんだこととして、本来やりたいエンジニア業を本業でやった方がいいのでは?ということでした。元々Bさんは入社した時点ではエンジニアをしていたのもあり、元々やっていて、好きで得意なところに戻るのもありかな?という気持ちが生まれたようです。

私はこれを聞いて、Bさんの中で新しい選択肢が生まれたというのは良いことだなと感じました。そこで問いかけてみました。

「自分の将来を考えたとき、どうするのが活き活きしていそうですか?」

そうするとBさんから出た言葉は、

「気持ち的にはエンジニアですかね…」

でした。ただ、Bさんが迷っているのは、エンジニアを本業でやるにしてもブランクがあり、戻ったら戻ったでまたちょっと違うかなと思うかもしれないと感じているようです。

長いスパンでふりかえってみる

どういう選択肢をするにしてもそれを決めるのはBさん本人なので、あれやこれや誘導することはコーチとしてはできないのですが、一つアイディアとして提案してみました。

それは、私とのコーチングを始めた頃からの、Bさん自身の思い描いていたキャリア設計とそれに向けたアクションをふりかえってみて、改めて自分の中に落とし込んでから、次どうするかを決めてみてはどうか?と。

ちょうど年度の節目にもなりますし、これまでのキャリア設計に向き合ってきたことをふりかえることで新たな起点(現在)を作り、そこから改めて自分の未来に「むきなおり」をしてみて、今の延長線で頑張ってみるのか?エンジニアに戻ってみるのか?(またはそれ以外か)を選び直して進んで行くのでも良いのかなと思いました。

今回、モヤモヤ状態でコーチングする機会があったため、Bさんにはこのような提案ができましたが、自分自身も他の人にも言えますが、学校や会社にいると半年や1年という単位で節目があるので、その段階でふりかえり・むきなおりをやってみると、モヤモヤしたり地に足が付いてないという状況に対しては、効果的なアクションになるのかなと改めて感じました。


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