yoe yoshioka

吉岡擁/イマジナリー文芸倶楽部「オルタナ旧市街」主宰。エッセイや小説など。

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吉岡擁/イマジナリー文芸倶楽部「オルタナ旧市街」主宰。エッセイや小説など。

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Re: biography

お仕事のご依頼は下記のメールアドレスよりご連絡いただけますと幸いです。 theoria451◉gmail.com (◉を@に変えてください) オルタナ旧市街 yoe yoshioka 吉岡擁(よしおか・よう)/とるにたらない文章をほそぼそと書き続けています。 2019年より文学フリマに出店。同年8月より、ネットプリントマガジン『オルタナ旧市街』を不定期刊行中。ご依頼等はTwitterのDMからお待ちしております。都市とすぐそこにある異界、空想と実験の日々。 活動備忘録 ●

    • 単行本がでます

      太田出版より、単行本『お口に合いませんでした』10月29日より発売です。 同名のWeb連載を一冊にまとめていただきました。初の小説集! 連載中は締切との戦い&慣れない小説に試行錯誤でしたが、どの回もとても楽しく(?)書かせていただきました。 お口に合いませんでした/オルタナ旧市街 UberEatsの冷めたシチュー、北欧家具店の人工肉、個室居酒屋の肉寿司…… なにもかもままならない東京暮らしを描く、ひとりぼっちグルメ小説。 単行本化にあたっては、書き下ろし4本+おまけコン

      • HANG UP THE PHONE

        チャゲアスの楽曲がサブスク解禁されたときいてうれしくて今さっそく聞いている。10月1日には全曲が公開されるらしい。On your markも大好きだけど、HANG UP THE PHONEが聴きたいな。むかし実家にCDがあったはずなのだけれど、ディスクを取り込むための機器がないので結局のところわたしの生活のなかの音楽は大半をサブスクに依存している。買ったり借りたりしたCDをせっせとパソコンに取り込んで、それをまたitunesに落としてそれからipodに…なんて作業を面倒がらず

        • 踊る幽霊がやってくる

          オルタナ旧市街のデビュー作『踊る幽霊』が柏書房より6月に刊行予定です!(24日より順次配本予定)これまでに発表した私家本をベースに、たっぷり書き下ろしもがんばりまして、都市と記憶にまつわる21編の随筆を収録しました。 発売まであと2週間ほど。本日著者見本も届きまして、いよいよ実感がわいてきました。 装画:beco+81 装丁:コバヤシタケシ 推薦:小山田浩子 👻 『踊る幽霊』概要 👻 詳細&ご予約は柏書房の近刊案内からどうぞ。 リンクはこちら また先日は、柏書房

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        Re: biography

          🥝オルタナ旧市街17号🥝 久しぶりにつくりました。不要不急のネットプリントマガジンです。 どうでもいい最近のできごとと、先週の文学フリマ東京で配布した『踊る幽霊』告知用の号外を再編しました。いつもより1ページ多いです。 全国のセブンイレブンで6/1まで🍦

          🥝オルタナ旧市街17号🥝 久しぶりにつくりました。不要不急のネットプリントマガジンです。 どうでもいい最近のできごとと、先週の文学フリマ東京で配布した『踊る幽霊』告知用の号外を再編しました。いつもより1ページ多いです。 全国のセブンイレブンで6/1まで🍦

          🎂グッドニュース🎂 オルタナ旧市街のデビュー作『踊る幽霊』が柏書房より6月に刊行予定です!これまでに発表した私家本をベースに、たっぷり書き下ろしもがんばりまして、都市と記憶にまつわる21編の随筆を収録します。ご予約&詳細は5月以降にご案内させていただきます。乞うご期待!👻

          🎂グッドニュース🎂 オルタナ旧市街のデビュー作『踊る幽霊』が柏書房より6月に刊行予定です!これまでに発表した私家本をベースに、たっぷり書き下ろしもがんばりまして、都市と記憶にまつわる21編の随筆を収録します。ご予約&詳細は5月以降にご案内させていただきます。乞うご期待!👻

          ウィッチンケア

          ちょびっとおひさしぶりです。ごきげんいかがでしょうか。 相変わらず春はすこし苦手で鼻をずびずびやりながら日々生きています。 あれこれ日常はせわしないけれど、目まぐるしく流れていくもののなかで足を止めることを忘れないように。 4月1日発売の文芸雑誌『ウィッチンケア』第14号にオルタナ旧市街も寄稿させていただきました。「長い長いお医者さんの話」という、近所の変な町医者の話をつらつら書きました。去年末から今年の頭にかけて、体調不良が続き三度も同じ医者に診てもらったときのお話です。

          ウィッチンケア

          お口に合いませんでした

          9月21日より太田出版のWebマガジンにて、オルタナ旧市街の連載「お口に合いませんでした」がはじまります。 食べ物の話を書いてみたいですと担当編集氏に言ってみたら、なぜかおいしくないものの話を毎月一回書く羽目に……。 連載トップはこちら。第一話はあした公開です🍽 がんばります。

          お口に合いませんでした

          バターの夢をみる

          8月7日発売の『文學界』にエッセイがのります!よろしくね。 なんとエッセイ特集です。「エッセイについてのエッセイ」というお題をいただき、大好きな片山令子『惑星』についてしるした「天体としてのバター」という一編を寄稿させていただきました。 こんな表紙にオルタナ旧市街とかいうわけのわからんペンネームが載ってしまってとても恥ずかしい。文芸界のイロモノとしてがんばっていきます(でもわりとまじめな文章を寄せました)。 今月から電子版の配信もはじまるそうです。芥川賞『ハンチバック』を

          バターの夢をみる

          前向きなドレッシング

          雨はきらいじゃないのに急に蒸すようになったせいか四六時中ざわざわと苛立つ。たいした気温じゃないのに汗をかくのがふしぎ。暑くないのに、と思ってじぶんの腕をさわるとひんやりしていて気持ち悪い。 バスタブをたくさんの泡で満たすとすこしだけ楽しいことを知っているので実践する。新宿のLUSHで買った、アメリカのティーンエイジャーが見る悪夢みたいな色形のバスボムを大胆に湯船に突っ込む。シャワーをかけるともこもこもこと膨らんでいくのでぼんやり眺めて満足する。ねるねるねるねとか、奇妙な色で

          前向きなドレッシング

          蜂蜜を溶かしただけの水

          再来週に出る予定の文学フリマ東京に向けてやることが死ぬほどあるのに、昨晩無駄に深夜まで飲み会に付き合ったおかげで無事に半日を無駄にした。頭痛すぎる。玄関にタクシーの領収書と、iPhoneのカメラロールには撮った覚えのない写真(フリー素材みたいなポーズで後輩に講釈を垂れている同期と、適当に相槌を打っている後輩)が何枚か保存されていて、あいまいな記憶の断片が繋がったり解けたりしながら頭の中でぐるぐる回っていた。昼前に起き出して、最悪の体調で昨晩来ていたいくつかのメールを返して沸か

          蜂蜜を溶かしただけの水

          雑文集『一般』お取り扱い書店さま

          2023年7月更新 オルタナ旧市街『一般』お取扱店一覧をまとめました。お買い物のご参考にどうぞ。 🌍 本屋lighthouse幕張支店(千葉) 本屋B&B(東京・下北沢) 書肆 海と夕焼(東京・国立) ブックバーひつじが(福岡) Seesaw books(札幌) 犬と街灯(大阪) スタンダードブックストア(大阪) ジュンク堂書店広島駅前店(広島) twililight(東京・三軒茶屋) 古本屋 弐拾dB(尾道) 本屋UNLEARN(広島) つまずく本

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          プリズム/レプリカント

          半年とちょっとぶりに、不定期ネットプリントマガジン「オルタナ旧市街」をつくりました。ようやっと11号です。「深海駐輪場」「徒花を埋める」の2本です(サザエさんの声で)。 「徒花を埋める」は、5月の文学フリマで頒布した「おためし旧市街」というペーパーに載せたものの増補版です。葬式に関する話ならなんだか無限に書けてしまう。単著『一般』の次は『葬送』を出せるといっても過言ではない。結婚式は数えるほどしか出たことないのに、葬式や法事の類は物心つく前からなぜかむちゃくちゃ出席している

          プリズム/レプリカント

          All you need is…

          梅雨明け、いや異常気象でしょ、ハイハイ異常異常。と思いながらせっかく開けたカーテンをざざーーーと閉めて今日一日一歩も外に出なくて良いよう予定を組み上げたじぶんの万端さにうっとりして百年の二度寝を決め込んだ。昨日は外仕事でクソ酷暑の中朝から夕方まで文字通り汗水流して働いて本当に偉かった。帰宅したら案の定軽い熱中症(もう何度も経験しているので感覚でわかるのだ)で、そのままパッタリと気絶のように眠った。正確には変なものを食べたのか夜中腹痛と吐き気に見舞われ、ああ食中毒じゃないよな、

          All you need is…

          一般(+日曜日のお買い物リスト)

          オルタナ旧市街の新刊ができました。 オルタナ旧市街『一般』 5月29日 文学フリマ東京 ニ-36ブースにて発売開始 以後、一部書店ほか通販開始予定 不定期刊行ネットプリントにて発表済作品も含め、2019年ごろから書き溜めた旅行記や小説などに大幅な加筆・修正と再構築を施した正真正銘の雑文集‼︎ モノクロB6版102ページ/900円 香港旅行記「うつくしく混沌(雨傘について)」、私小説「バス停、顔たち」「よーいどんで星までとどけ」等、近年のヒット作(冗談です)を中心に14

          一般(+日曜日のお買い物リスト)

          遠巻きにみつめる

          ドーナツは冷凍保存すればほとんど買った日と同等のおいしさを維持できるとはじめて知って、インターネットありがとう! と久しぶりに本気で思った。ドーナツショップに行って、一日で食べ切れる個数ならどいつを持って帰るのがベストな選択かどうかショーケースの前を犬みたいに行ったり来たりしながら吟味して買わなくてもいいというのはうれしいこと。オールドファッションとチョコファッションを同時に買っていいというのはもはや革命並みである。似てるからってどっちかをベンチ入りさせるのは不憫だと常々思っ

          遠巻きにみつめる