蜂蜜を溶かしただけの水
再来週に出る予定の文学フリマ東京に向けてやることが死ぬほどあるのに、昨晩無駄に深夜まで飲み会に付き合ったおかげで無事に半日を無駄にした。頭痛すぎる。玄関にタクシーの領収書と、iPhoneのカメラロールには撮った覚えのない写真(フリー素材みたいなポーズで後輩に講釈を垂れている同期と、適当に相槌を打っている後輩)が何枚か保存されていて、あいまいな記憶の断片が繋がったり解けたりしながら頭の中でぐるぐる回っていた。昼前に起き出して、最悪の体調で昨晩来ていたいくつかのメールを返して沸かしたお湯を飲む。なんとなく蜂蜜を溶かしてみたらおいしかった。レモンとか入れなくていいからこういう淡白な飲み物をペットボトルで売ってくれたらいいのにと思う。さいきんキリンからペットボトルの白湯が出たとか聞いたけど。
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作業モードに移行したい時に料理などをするとやる気が目減りするので、みーらさんが先月広島から送ってくれたブルボンの素晴らしいアソートクッキー缶を開けてちまちま食べる。まるい缶に敷き詰められた数種類の美しいクッキーたち。缶入りのクッキーって否応無しにわくわくする。わたしはクッキーとかあられだとか、単位が小さくて複数の種類が詰め合わさっている固い食べ物のことが本当に好き(細かいな)。小包にはクッキー缶のほかにもすてきな支援物資が詰まっていてうれしかった。自分宛の手紙や贈り物を開封するうれしさを抽出して保存しておきたいとよく思う。似たようなアイテムがドラえもんに出てきたような気がするけど思い出せないな。
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この前仕事で一緒になった人と「好きな肉の種類ランキング」を発表しあったら全然わたしと逆だったのでおもしろかった。わたしは鶏肉、豚バラ、牛肉、その他部位の豚肉かなと言ったら、その人は豚肉ならどんな部位でも一番だと言っていた。とかいうくだらない話をしていたらあっという間に仕事現場に到着していて良かった。「肉の種類でなにが好きですか?」と唐突に話を切り出してくるタイプの人。こういう感じの大人になりたい。
というわけで11/20の文学フリマ東京は「い-29(いい肉)」とかいうギャグみたいに良い配置番号に決まりました。1階第二展示場の、入り口に入ってすぐの島っぽいです。ノンフィクションジャンルでいきなり入り口前だなんて。また過去最大数の出店数を記録したようです。よろこばしいこと。
入り口真横の壁サー(っていう概念は文フリにあるのか?)はphaさんのサークルのもようです。先日エゴサしていたら、文フリ福岡後のブックバーひつじがでphaさんが拙作『一般』を買ってくださったことを知って失神しそうになりました。下田さんにはいつかお礼を言いにひつじがへ伺いたいものです……。
ほか、自ブース近くには世田谷ピンポンズさんや早乙女ぐりこさん、僕のマリさん、伊藤さん、ひらいめぐみさん、梶本さんなどなど。トーキョーブンミャクからも新刊が出るそうですよ!やったね。みなさんに会えるのを楽しみにしています。
まだなにもしてないけど既刊『一般』の4刷をひとまず持っていく予定です。新刊も間に合ったら、『一般』ほどのボリュームではないですが小さいエッセイまとめを作ってみようかなと思っています。
なぜか表紙だけ既にできている。最悪表紙だけ売ります(いらないよ)。
↑今回のメインビジュアルかっこいいですね。
がんばります。
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