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【カルチャー雑感】2024年01月14日~20日の音楽、書籍、映画

この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。


音楽

カネヨリマサル「ラブソングがいらない君へ」(2024)

大阪を拠点に活動するスリーピースロックバンドのシングル。バンドの存在は去年知った。ボーカルの声も耳に残るメロディも良い。ポップだけどどこかオルタナティブロックの要素も感じ取れる。


書籍

宮田珠己「スットコランド日記 深煎り」(2010)

古書店で購入したものを読み終えた。海の生き物や石拾いなど、興味の赴くままに執筆活動をするエッセイスト・宮田珠己さんによる日記本。2009年の4月から、2010年の3月までの日々を綴っている。取材のためのお遍路や、息子さんのサッカークラブ、家を購入するか否かなど、軸となる話はたくさんあるが、基本的には他人からしたらどうでもいい話を、本人も他人事のように書いているのが特徴。


映画

「春の画 SHUNGA」(平田潤子/日本/2023)

江戸時代に人気を博した浮世絵「春画」の魅力に迫るドキュメンタリー映画。途中でアニメーションが差し込まれたり、春画愛好家や専門家の語りが入ったりといった具合に、映画ならではのアプローチが出来ていて良かった。春画の特徴は「男女ともに性行為を楽しんでいる様子が描かれている」ことと「有名な浮世絵師も描いていた」ことだということを知った。

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