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「制限を加えて作る」という、文章の紡ぎ方。

あえてアウトプットで「制限」を加えてみたら。。。

こんにちは、タツミです。

現在は12月毎日Noteの更新に励んでいます。
毎日更新をする上で一番大変なのがネタ探し。


いや、話したいこと、伝えたいことはたくさんあるんですよ。


ただ1日という時間制限がある中で新しく記事として書こうとすると、どうにも思考が詰まってしまう感じがして。


深く考えたい自分と、それでも出したい自分が葛藤して中途半端な記事になってしまうと自分では感じているんですね。


だから、基本的には当日に感じたことや、あらかじめ熟しておいたテーマを選んで書いています。


(あとはNote公式に上がっているお題とかね。これはナイショ。)


とはいえ、ネタ見つかったからと言って「ホイ、かけました。」っていうほど僕は達筆でも速筆でもありません。


どちらかというと遅筆な方です。


なので、記事を作るときは時に時間制限をつけたり、他にもいくつかの制限を作ったりして文章を書いています。


その方がパフォーマンスがいいのです。


今回はそんな「文章の縛りプレイ」の話です。


この記事は30分で書くと決めて書き始めた。


ちなみに、この記事は30分の制限時間を設けて書いています。


なぜか?理由は単純。

今日起きる時間が30分ほど予定より遅れたからです。


僕は現在「編集者のための〆切手帳」という超タイムマネジメント型の手帳を使っているのですが、今日の執筆の予定が9:30までなのです。


せっかく〆切を作ったのだから、守らないわけにはいかない。


だけど現在は9:00。
「さーて困ったぞ!」と一息。


「そうだ!どうせならこの状況をそのままネタにして書いてみよう〜〜!」
と思考を巡らせ今に至ります。


プロットを書いてここまで書き進めてあと22分。
急ぎましょう。

なぜあえて縛りを作るのか?


理由は単純で。

縛りを設けることで、頭が「なんとか乗り越えたろ」と動き始めるから。
簡単に言うとパフォーマンスが上がりやすくなるってことです。


〆切効果って言葉をどこかで聞いたことありますよね。


夏休みの宿題を8/31に一気に終わらせようとしたらなんとか間に合った・・・みたいなのもその一つです。


火事場の馬鹿力——じゃないですけれど、作業を終わらせる時間がはっきりすることで、何も制限がなかった頃よりパフォーマンスが上がったり、思考の巡りが良くなったりなんてことはよくあります。


人は本能的に楽をしたがる生き物ですから、何にも縛りを設けないといくらでも怠けたがりますし、時間を食い潰してしまいます。


例えば、こうやって記事を一つ書くにも、2時間3時間なんてかけようと思えばいくらでも書ける訳です。


文章って基本の型はあっても応用の型は人それぞれですし、自由度も高いですから、「しっくりこないから、なんとなくもう少し時間かけたろ」を繰り返すことも可能です。


この「なんとなく〜〜」というのが厄介。


原因を曖昧にしておくことで、解決を遅らせる = 快適な環境にいる時間をなんとか長くしようとするんですね。


人間ってとてもよくできている。


縛りを設けるというのは、この「なんとなく」のような抽象的なものに具体性を与えると言うことだと思います。


霞のようなつかみどころのない敵を実体化させてあげる。
こいつさえ倒せば最低限何とかなる!!という状態にフィールドを整える。


そしたら戦いやすくなると思いませんか?
だから、縛りを設けるんです。


時間縛り、テーマ縛り、スタイル縛り。いろいろ。


僕は今回時間を縛りましたが、記事を書くこと1つとってもいろんな縛り方があります。

・コンテンツを作る時間を縛る。
・コンテンツのテーマを縛る。
・文章のスタイルを縛る。
・文字数を縛る。(あんまりオススメはしませんが・・・)

縛り方も人によって違うので個性が現れます。それが面白い。


共通する点があるとしたら、縛りには目的があるということ。


「パフォーマンスを向上させる」も一つの目的ですが、どちらかというと「縛りを設けた結果、自然と起こったこと」の方が正確かもしれません。


そうではなくて、例えば「時間を縛ることで、短時間執筆のクオリティを上げたい」という縛りを設けてどうなりたいのかという意図を持つことです。



逆に言えば、目的がないのならわざわざ縛りをやる必要はないと思います。

ドMさんじゃない限りは。


僕はゲームジャンルの中でもRPGが好きで、よくYouTubeでも自分がプレイしたゲームの縛りプレイ実況を見たりするんですけど。


RPGで縛りプレイが好きな人は何を目的にしているんでしょう?
彼らは縛りによる苦しさを感じていないのしょうか?


僕の考えではこうです。


彼らは、縛りプレイによるゲーム性の拡張を目的としている。

ただ、制作者によって用意されたルートをなぞるのとは全く違う。

ゲームの楽しみ方の枠組みを壊して、自分が新しい枠組みを作る。


これが目的でやっているのだと思います。


結果的に、そこにエンタメ性やストーリーが生まれ、多くの人が共感するという訳です。


これも、縛りによる効果の一つですし、目的を明確に保ったからこそ、縛りを作って行動するのにも意味が生まれたんだと思います。


まとめ


ここまで27分。あと3分なのでまとめに入りましょ〜〜!!


今回30分という縛りをつけて書いたことで僕の頭の中はフル回転しました。

どうやって30分に話を収めようか。
どこまで詳しく書こうか。
時間を意識しすぎない方がいいのか。

さまざまなことを考えつつも、目指す場所は一つ。


とにかく時間内に書き終えること。
これだけでした。


もしかしたら論を飛ばし過ぎているところや、読みにくかった部分もあったかもしれません。


かなり有意義な経験になったと思うので、今後も縛りを課して記事を書いていきたいですし、その過程を実際にお伝えしていきます。


12月という年の瀬になってNoteを毎日更新しよう!!
と思っている人も多いと思います。


ぜひ一度縛りを設けるという形で、自分の新しい扉を開くことにチャレンジしてみてください!!


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