より深い人との繋がりを求めた2022年の振り返り
2020年の4月に新卒フリーランスとして独立してから早2年近く。
この1年のテーマは「より深い人との繋がり」でした。ここでいう「人」には他人も自分も含まれます。
大学4年生の頃にコロナの波に飲まれ、新卒フリーランスになってからも、仕事関係の人以外ではなかなか人との交流も持てず、加えて、自分のHSP的な性格も相まって、人との関わり方に課題を抱えていましたが、この1年で実践的に人との関わり方を見直し、行動してきました。
同時に、自分という一人の人間についてもこれまで以上に向き合うことになりました。
仕事という枠にとどまらず、生活という枠の中で自分がしていきたいことはなんなのか?将来どんな生活を送っていきたいのか?そもそも自分という存在はなんなのだろうか?
自問自答を繰り返し悩み抜いた結果、完全には程遠いものの、ある程度自分が囚われていたもの、知らないうちに見ないふりをしていたものに気づき始め、自分がフリーランスとしてどういうスタンスで臨みたいかがすくしずつ明確になってきた気がしています。
その裏には、僕と一番近い距離で支えてくれたコーチの存在がありました。
昨年の12月に出会い、とんとん拍子に1年間関係を築くことが決まり、セッションの中にとどまらず何度もお世話になりました。
コーチングを受けるという決断をしていなかったら、この1年がどんなものになっていたか。考えるだけでも恐ろしい。それくらい、僕にとっては貴重な経験でした。コーチにはいくら感謝しても仕切れません。
本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
そもそも僕がコーチングというものに出会い、コーチングの受講に興味を持ち始めたきっかけは、「自分一人で毎日仕事をしているうちに、自分や自分の考えがわからなくなってきたから」でした。
僕は現在、フリーランスエンジニアとして、Webサイトの制作やECサイトの制作などに携わる仕事をしています。大学時代にうけた「プログラミング入門」という講義をきっかけに興味を持ち、この業界に入りました。
制作の裏にはクライアントさんやデザイナーさんがいて、彼らとコミュニケーションを取りながら、希望通りのサイトを作りつつ、そこにエンジニアなりの視点で提案しながら進めていくのが、エンジニアの基本の仕事なのですが、制作という観点ではほとんどが一人での作業になります。
当然、実際に案件を取る前の営業だったり、営業のための制作実績--いわゆるポートフォリオと呼ばれるもの--も作る必要があり、制作以外にもやることはたくさんあります。
起業してから1年は、全てそれらを一人でこなし、自分のために自分が頑張ることを一番に1日のほとんどを仕事をするのに費やしていました。夜中までほとんどぶっ通しでやることもあり、精神的にも肉体的にもキツかったですが、仕事をするのに精一杯で、自分のことを振り返る余裕が全然ありませんでした。
まさにセルフブラックの状態になっていたんです。
当然長くは続かず、独立当初にあった熱意の炎のようなものがだんだんと、でも確実に消えていくのを日々実感しました。
それでも、時は過ぎゆくし、誕生日になれば当然年齢も1つ重ねるわけで。
2020年の11 / 18。22歳になった僕は、一人でエンジニアの仕事をするのに限界を感じ。かといって、それ以外何をやるかも検討がつかず。
まず、自分が何をやりたいと感じているのか?
改めて自分というものを知りたいと感じたんです。
ぼくは大学で心理学、特に行動心理学を専攻していて、自分の行動や意識を自覚して変えるのは並大抵でないことは分かっていました。
ですので、「自分を知り、自分の考えを知る」という目的のために、外部の力を借りることに。そうして、コーチングを受けることにしました。
いくつかコーチングの体験を受けつつも、当時入っていたコミュニティで一緒だったコーチの長期セッションを受けることになります。
この人は、今のコーチとは別の方です。
2021年の11月頃まではその方のセッションを受け、過去も含めた自分を知る基礎は身につけることができました。この時のコーチはビジネス視点からの自己理解を得意としており、その点で、日々を振り返り、自分という存在を自分で認識する癖は身につきました。
ただ、どうにも心の中にモヤモヤしたものが残り続けている・・・
2021年 11月18日。再度迎えた23歳の誕生日。
このモヤモヤの正体を探っていた時に出会ったのが、今もお世話になっているコーチです。誕生日以降、その方の発信を隅々前未あさり、たまたま動き始めた企画に乗っかって九州に飛んだことは今でも鮮明に覚えています。
⬇️ 詳細は下記
結論から言うと、僕が抱えていたモヤモヤの正体は、「論理で考えすぎて、自分の感情に素直じゃなかった」ことでした。
頭では理解しているけど、何だか素直に動く気になれない・・・。
あたり前です。心が「いいよ!」って言ってないんですから。
そりゃ、自分で自分を信じられなくもなるってもんです。
僕がフリーランスであろうがなかろうが、僕の日々の中には仕事だけじゃない。何気ない普段の生活もある。
そんな当たり前のことにようやく気付かされ、「自分と似たような価値観を持つ人と深い関係を築いていきたい」と言う自分の本心からの思いを感じ取れるようになっていきます。
それが、今年のテーマである「深い人との繋がり」になっていくのです。
自分を深く知ることで、自分がどう言う人と何をしたいか、どう言う関係を作っていきたいかを知る。そして、関係を作るために日々を生活していく。
「対話を通して人を理解し、自分や大切な他人のために頑張る」こと。
これが、自分がベストパフォーマンスを発揮できる条件だと今は感じています。
学生時代も、仲の良い同級生に勉強を教えたり、後輩の家庭教師をしたり、
親友と旅行して、将来について語り合ったり。
自分が素直な自分でいられたその裏にはいつも「深い関係の他者との対話」がありました。
つまり、「行動、行動!」と目標に向けての意識を積み重ねるよりも、「自分自身や人と深い対話をしながら、その中で行動しよ〜〜!」というスタンスの方が自然と目標の達成に近づいていると考えたんです。
対話は論理よりもむしろ、相手を感じてお互いの関係の中で組み合わさっていくものです。だからこそ、論理よりも感情を優先する必要がある。自分というものに向き合い、感情の蓋を開けていくことで気づけたものだと思っています。
1対1の深い関係を大切にしているうちに、仕事面においても考え方が変わり、1人ではなく、みんなで時間を共有することの大切さについても考えるようになりました。
僕みたいな形態で働いているフリーランスはどこまで行っても個人という枠から完全に抜けることはないし、そうする必要はないと思っています。
個人でできるんだったら、個人でやるに越したことはありません。
お金の面で行っても単純にその分取り分は増えますし。
実際に、僕と同じエンジニアでも一人でデザインからプログラミング(コーディング)を通貫して行うハイパフォーマンスの人も何人か知っています。
その人たちを否定する気は全くなく、むしろ尊敬しています。
けれど、誰もがそれができるかというとそんなことはないし、僕は独立した個人が協力するということに関してはかなりポジティブに捉えています。
一つの案件に対して、チームを組んで複数人で取り組んでみる。すると、自分以外のやり方が存在することに気づいたり、チームでやるからこそ、自分が得意じゃないことを補い合うと言った形もとることができます。
単純な1 + 1=2ではなく、自分一人で何かものをなすよりもずいぶん大きな効用が得られるんですね。みんなでやって成功すれば楽しいし、その楽しみは共有することによって、何倍にも膨れ上がります。
「個人」事業主だからと言って、必ずしも「個人」の必要はないわけです。
実際、フリーランスや個人事業主という働き方が増えてきたここ数年で、SNSでもさまざまなコミュニティを見かけるようになりました。
朝活サロン、プログラミングサロン、HSPサロン、マーケティングサロン、営業特化サロン…僕がこれまで目にしてきたものだけでもさまざまな種類があります。それほど、「チーム」的な関係を求めている人が多いということです。
ただ、コミュニティの増加に伴って、その環境に「得体がしれない違和感」を感じている人が増えているのも、また事実です。感覚値ですが、僕が1対1で対話をしたことのある人の7~8割くらいが「言葉にできないけど、なんかモヤモヤしている部分がある」という感覚を持っていたように思います。
実際、僕自身も違和感を覚えていました。
「なんでも『いいね』と言わなくちゃいけない」とか、
「違う視点を持っていることを示したら魔女狩りに合いそう・・・」とか。
強制力が発生しているコミュニティだとやっぱり「なんだか・・・」という思いが積み重なり、素直に行動できなくなってしまいます。
それって、自分が自分でいられるということにはならないですよね。
人との交流を目的に入ったコミュニティで、偽った自分を出していては、本末転倒だと僕は思っています。
ですので、過去に在籍していたコミュニティのほとんどには今は在籍していません。コミュニティを退会するのはとても勇気がいる選択でした。
ですが、感情に従った結果なので、必要な選択だったのかなと感じています。
とはいえ、コミュニティやサロンが全てそういうわけではないので、「自分が自分でいられる環境であり、快適である」という条件が満たされている限り、入っていても良いんじゃないかな、と今は考えています。
こうして、目標に向かう態度や仕事に対する捉え方が変化していき、結局「エンジニアが嫌だったんじゃなくて、この働き方が嫌だったんだな」というところに落ち着きました。終わりよければ全てよし。
寝たいと思ったら寝るし、ちょっと散歩したいなと思ったら散歩する!
その合間に仕事をして成果出せればオッケーってもんです。
来年は、エンジニアとしての動き方を大きく変える1年にしていきます。長時間作業するだけでなく、対話にもっと焦点を当てて、相談しながらより良いものを作っていく。楽しく稼ぐ。というのが理想の形態です。
それと並行して、「対話で人と繋がる」ということにも挑戦していきます。
それがコーチングという形に収まるかはまだわかりませんが、なんらかのサービスとして世に出していきます。
より感覚的に、自分が楽しくなる方へ動く。
論理と感覚の割合は今はようやく5:5くらいになってきましたが、もう少し感情よりになっても良いんじゃない?って思います。
感情を大切にした生活を作るにつれて、経済的にも、生活的にも、豊かになっていく。「環境に適応する」よりも「自分が環境になる」というイメージが強いですかね。
僕が自身を楽しんでいる限り、自分という世界観を楽しんでくれる人が、あらわれると信じています。出会うために、こうやって発信活動も続けていきます。
最後になりましたが、コーチはじめ、この1年を支えてくださった方、僕が僕地震でいられる環境に招いてくださった方、僕と対話してくださった方、皆さんに感謝しています。
オフラインで会えなかった人もたくさんいますね。
来年以降は、もっといろんなところにいこうと思いますので、次はオフラインでぜひ会いましょう!!
長野に来てくださるのも大歓迎です!
ご存知の通り、長野は山に囲まれて自然いっぱいです。
自然に囲まれた環境で育った野菜や果物はどれも絶品。
特にりんごは、ほぼシーズン通して美味しいです。
少し歩けば深い森もありますし、空気も美味しい。
海はありませんが、それ以上のメリットがあります。
夏は軽井沢などの避暑地でゆったり。
冬はスキーやスノボを楽しむのも良いですね。
長野に来てくだされば、想像以上の魅力をお届けします〜!
ぜひ一報ご連絡ください^ ^
ここまで約5000文字ととても長くなってしまいました。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
2023年も、感情豊かな楽しい自分で過ごしていきます。
皆さんも良いお年を!!
タツミの活動の連絡などは、公式ラインでも行っています!
気軽に登録・連絡してきてくださいませ〜〜
それでは!
新卒フリーランスエンジニアとして独立し、Web制作を行いながら様々な人や考えに出会い、新しい自分に出会っていった僕が、「ささいな日常から学んだ気づきや、ありのままの自分で仕事を作っていく考え方」について発信していきます。
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【簡単な自己紹介】
長野県長野市生まれ -> 立命館大学 -> 新卒フリーランス。
普通であれなかった、とあるHSS型HSPです。
ゲームと、唐揚げ、物語に触れることが趣味。
(趣味が近い方一緒に語りましょ〜!!)
皆さんのお気持ちを、こっそり置いていっていただければ。小さな幸せ、これからも皆さんに与えます。