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必ずしも日本で流行っているものが他国で流行るとは限りませんが、流行る可能性は低くはないです。同じ人間ですから少なくとも流行るという可能性はあります。流行るか流行らないかはその国の文化、土地柄、国民性にも左右されますが、ある程度その国に滞在したらざっくりとその国と日本との違いが見えてくるはずです。

自分は高校卒業後台湾へと渡り、台湾の大学へと進学しました。執筆現在(2021.5.26)台湾生活は既に6年目を迎えます。この6年間様々なことにチャレンシし続けてきたので、人以上に台湾がどのような国なのか、どのようなことをしたらウケるのか肌感覚でわかります。初めはヒットするのか確信がそこまでなかったことが、幾つもの成功体験(シーシャBar、SEOMEO会社等)を通し、やがてはヒットするものとヒットしないものの感覚を抱けるようになりました。

正直日本程発展していない国で成功を収めるのはそんなに難しいとは思えません。(日本以上に発展している国でビジネスをしたことはまだないのでわかりません)というのも、日本程発展していなければ、一に、日本で流行っているものをその国に輸入してビジネスにすれば良いからです。ここで僕のいう輸入は必ずしも物質的なものとは限りません。情報でも、システムでも全て当てはまります。二に、賃金面の負担がそこまで大きくないからです。例え仮にその国の言語が出来なかったとしても、その国にいる日本語が出来る人を雇えば良いからです。日本と他国、同じ額の給料を支払っても国によっては価値が物凄く違う為、優秀な人を雇うことが出来ます。仮に日本では人を雇えない様な給料でも、その国の人にとっては魅力的な給料に映るかもしれません。

聞こえ悪く言えば、日本で流行っているものをモロパクリし、日本よりも人件費を抑えてビジネスをすることができるのです。ある程度その国柄を理解していれば、肌感覚で流行るか流行らないかの判断はつくと思います。そこから市場を分析し、よりその国柄にあった方法にカスタマイズしていけば、そうそう失敗はしないと思います。

ですが、同じ様なことを考える人は沢山いるでしょう。よって、あくまでレッドオーシャンである日本で戦いを挑むよりも、少し遠くから物事を俯瞰し、まだ流行っていない国、もしくは流行っていないジャンルで戦いを挑む方が特段に有効だと僕は思います。いつかはやがて、他の方、本国の方にも模倣されるので、いかにスタートダッシュで差をつけれるかも成功要因に大きく関わってきます。

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