見出し画像

腰痛

ボクには腰痛の持病がある。
20代の頃からだから、かなり長い付き合いだ。

腰痛持ちの方にならわかっていただけると思うのだが、たまにグキッと腰をやってしまう。
いわゆる魔女の一撃というやつだ。
何度もくらっているので用心しているつもりだが、一撃は忘れた頃にやってくる。

画像1

つい先日もトイレに入った時にやってしまった。
用を済ませて立ち上がり、便器のフタを閉めようとしつつ、トイレから出ようとしたのが間違いであった。
ここはやっぱり、フタを閉める動作を完了した後、トイレから出るべきだったのだ。

つまり一度に二つのことをしてしまった時にやってしまうことが多い。
振り向きざまに何かを取ろうとしたり、立ち上がると同時に何かに手を伸ばしたりという時である。

腰を痛めた夜、心優しい妻のぶーちゃん(強調したいところです)に腰をさすってもらった。
始めのうちは明るい部屋でテレビを見ながらやってもらっていたのだが、必要ないのでテレビも電気も消してみた。
すると、どうだろう。それまで感じなかった風を感じることができたのである。気持ちよい風に吹かれてのマッサージは、まさに極楽であった。

何気なく毎日を過ごしているが、雑音にかき消された中に大切なものがたくさんあるように思えた。

「たのしみは 妻のぶーちゃんの 優しさに 癒され腰が 復活する時」

ありがとうございます。心から感謝いたします。いただいたサポートはイラストレーターへの謝礼としてプリン購入費に充てさせて頂きます。