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ジュマペール・ジェームス(27)〜突然のサヨナラ

当たり前のように2月に入った。1週目に節分祭があるので、いつものようにお出かけしました。2月2日は、毎年ご案内ハガキが届く達磨寺へ。3日は、嵐山の天龍寺へ。

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2019年2月6日、嵐山をお散歩。お目目クリクリ、元気です。夕食も完食していつもと同じ夜を迎えていました。

誰も予期しなかった突然のサヨナラ。

日付変わって、2月7日(木)午前2時10分。ママンにオムツ交換をしてもらい、抱き上げられた瞬間、僕は勢いよくお水を吐き出し、そのままママンの腕の中から旅立ちました。

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普段吐くことがほとんどなかった僕。慌てたママンがベッドへ僕を下ろそうとした。その時の僕の様子が何かおかしい。普段と違う。何が起こったのかママンにはわからなかったみたい。ベッドに寝かせてそっとお腹を触ったママン。肺が動いていない。そこで僕が旅立ってしまったことを感じたみたい。毎晩寝室へ行く前にママンは、「ジェーちゃん大チュキ(好き)だよ。長生きちてね。(してね。)」と言いながら僕の頭を撫でていた。そして僕を自分の寝室へ連れていく。僕はママンの言葉に応えようとギリギリまで頑張ったよ。だけど、17歳3か月を過ぎていて、大型犬に近い中型犬の僕は人間に換算すると100歳を超えていた。「もう無理だよぉ」と思いながら、さよならをするときは、ママンに抱かれた時に!と決めていた。オムツ交換でスッキリして、抱かれた瞬間、「今だ!」と旅立ちました。「びっくりさせてごめんね。」僕が旅立ったと悟ったママンは慌ててパパンを呼び起こした。慌てて階下へ降りてきたパパン。その間もずっと僕はママンの腕の中。作戦通りだな。(笑)夜が明けるまで、ママンとパパン交互に抱っこされて、早朝お別れの人たちが集まり始めていた時には、このようにベッドに寝かされていた。

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サポートいただいたお金は全額動物愛護センターへ寄付します。保護犬ジェームス君。孤独で寂しい幼少期を過ごし、後にラジオDJを始めて人気者に。義援金活動を続けていたある日、脳梗塞に倒れ、リハビリのお陰で復活しましたが、やがて寝たきり生活に。ジェームスカレンダーの売上金全額寄付継続中。