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前向きに (自己紹介)

ほんとうに久々にnoteを再開してみたので、
改めて自己紹介的なことを書いてみます。

僕は子どもの頃から、
極端に内気な性格で自分を表現することが大の苦手でした。
しかし、
もともとの性格が本質的に内気だったのかは、
今となっては分かりません。

幼稚園の頃は、
確かに人見知りでしたが、
仲によい子には、それなりに自分をさらけ出せていた気もします。

しかし、
小学校に上がった頃からつい最近まで、
自分をずっと押し殺して生きてきました。

小1の頃、通学団での帰り道で、
6年生の女の子2人からいじめのような扱いを受けてから、
人前で自分の感情を表現するのがとても怖くなりました。

また、
母親癇が癪持ちで、
思い通りにならないと我慢できない人でした。
そんな母から毎日のように怒鳴られていた僕は、
自分を表現することがまったくできなくなりました。
自分の考えや思いはすべて母親に押さえつけられ、
やがて、
自分の考えや思いは自分でも分からなくなっていきました。

正確に言うと、
1人でいるときは考えや思いが生まれるのですが、
人前に出ると、とたんにすべて真っ白になってしまうのです。

そんなのだから、
人間関係もうまく作れず、
表面的に合わせるだけしかできません。

子どもの頃はまだそれで何とかなってきましたが、
問題が顕在化するのは高校を卒業した頃からです。

やりたいことがあるわけでもなく
周りに合わせて大学へ進学しますが、
まったくやる気が起きませんでした。
表面的にしか人と付き合えない僕は、
支え合える真の友人もいませんでした。

そんな僕の唯一の居場所は、
アルバイト先の飲食店でした。

家にいても苦しく、
学校へ行ってもつらい僕にとっての居場所は、
頑張れば認めてくれるアルバイト先だけになったのです。

やがてアルバイトに明け暮れて、
大学を退学します。

もう大人と呼ばれる年齢に達しながら、
僕は精神的にまったく成長していない、
心は完全に子どものままでした。

それなのに社会に放り出された僕。
就職先を探す力もなく、
ただひたすらアルバイトの仕事をこなす日々。

周りの同じような年齢の人たちが、
大学や会社でまともやっている。
それなに僕は、、、

焦りと不安が襲ってきますが、
だからと言って解決するための行動もできません。
あまりにも精神的に子どもだったのです。

そして、うつ状態に。
世界はどんよりとした重苦しい雲に覆われてしまったみたいでした。
社会そのものへの適応障害。

そんな中、
唯一頑張っていたアルバイト先の飲食店で、
様々な流れのいたずらで店長として働くことになりました。

しかし、
子どものような僕に店長なんて勤まるはずもありません。
なぜ今まで続けてこられたのか?不思議なくらい
地獄の日々を過ごすことになります。

15年以上、
僕にとって地獄のような毎日を
ひたすら繰り返す苦行でした。

このひたすら暗い自己紹介。
けれど、
結末は暗くはないです。

僕の不思議なところは、
そんな苦行の日々でも
好奇心と成長したいという思いはなくなりませんでした。

これまでうまくいかない人生でしたが、
40歳近くになりようやく、ようやく、
その好奇心と成長したいという思いを活用できてきました。

知りたい、
学びたいという好奇心から
本などで知識を増やし、

成長したいという思いから、
徹底的に自分を見つめなおしました。

そして、
自分の人生を自分の足で歩んでいる感覚を持てるように。

あれほどできなかった
人と心を開いて関わることも、
自分の考えや思いを表現することも、
今はできている気がします。

今でも、
心の憂うつ感や、
子どもっぽさに苦しむことはあります。

けれど、
確実に前に進んでいる確信をもっています。
店長としてもやっていけるようになってきました。

人生は、
旅であり、
物語である。

どんな結末になろうとも、
自分の旅を
前向きに歩んでいきたい。

自分の物語を
自分で綴っていきたい。

そんな風に
“前向きに”
僕は想っています。

最後まで読んでいただいたか、
ありがとうございました。
こんな僕の自己紹介でした。
どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに僕は
哲学、心理学、社会学、人類学など
いわゆる人文系が好きで、
そういったことを踏まえて頭に浮かんだ考えを
この“note”に書いています。

ひそかに生きるための力になる自負しているのですが、
自惚れかな?


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