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週末旅をお勧め(20回目):二泊三日で出羽三山と紅葉の月山登山の旅

20回目の投稿は山形の出羽三山を回る旅です。登山を組み込んでいるので週末の一泊二日だとちょっと時間的に回り切れないので会社が三連休になったのを利用して二泊三日で計画しました。

【1】今回の旅の目的


出羽三山の神社にお参りする事がメインで、月山は山頂までの登山を行い羽黒山は有名な石段を登る。湯殿山は明確な登山道がわからなかったのでお参りするだけとした。出羽三山ではないが鳥海山の登山も計画に入れた。

【2】山形への旅の計画(移動・宿)


今回の旅では往復の飛行機と二泊の宿泊とレンタカーをはダイナミックパッケージで予約しました。
移動:羽田⇒山形⇒羽田の航空券はJALダイナミックパッケージで予約
移動:レンタカーの72時間分をダイナミックパッケージで予約
宿泊:鶴岡市のホテルに箔をダイナミックパッケージで予約

【3】おおよそのルート


1日目:羽田空港(07:15)→JAL175→(08:15)山形空港→湯殿山→羽黒山→鶴岡(泊)
2日目:鶴岡→月山登山→鶴岡市内観光→鶴岡(泊)
3日目:鶴岡→鳥海ブルーライン(登山)→山形空港(19:20)→JAL178→(20:25)羽田空港

【4】山形旅行の写真レポート


(1)1日目の行程
この日も朝の比較的早い時間なのでJALのラウンジで空港を見ながら朝食。遠くではあるが台風が接近しているのが気になる。羽田も雨が降っていて富士山も見えないけど北に向かう便であるのでもともと期待していないし東北は天気が良いというので期待する

羽田空港を離陸するときはいつものように動画を撮影したが雨が降っている中の離陸なのであまり映えない☆

羽田から山形へは比較的短距離の路線なので離陸してあっと言う間に山形上空まで来ました。もう過ぎ着陸です

空港に近づいて来ましたが高度が高くて着陸できるの?と思っていると空港を通り過ぎ反対から着陸かと思いましたが、ぐるっと周回しての着陸でした

左下から右上に流れている最上川に左上からの寒河江川が合流してくるのを見る事が出来ました

山形空港に着陸するときの動画を撮影しました。着陸の直前には自分の乗っている飛行機の影が移動していくのが見えます

今日は湯殿山が最初の目的地ですが、そこに行くまでのルートにある見どころには立ち寄っていきます。最初は華蔵院(子安地蔵尊)でフーテンの寅さんの映画で寅さんが座った石があり、有名になったところです

境内の入り口はそんなに立派なものでもありませんでした

門を入ってビックリしたのは華蔵院の建物はとても大きくて立派な物でした

華蔵院のすぐ近くにあるのは慈恩寺で山門や本堂などの木造建築が素晴らしい東北一の大きなお寺で境内は東京ドーム10個分の広さがあるそうです。この山門はその入り口でとても立派なものです

山門を内側から撮影したもので、あまり知られていないお寺にしてはとても立派なものです

本堂は茅葺で境内でいちばん古い建物で国指定の重要文化財に指定されています

山形自動車道で一気に移動する方法もありましたが、寒河江ダムを見たかったので一般路の国道を進みます

寒河江ダムは有名な最上川の支流の一つである寒河江川に平成になって造られたダムで湖は月山湖という名前がついています

ダムは石が積み重なったロックフィルダムです

水の溜まっているのと反対側の写真ですがロックフィルダムにしては傾斜がなだらかなような気がします。雪国なので積もった雪が滑り落ちないようになっているのでしょうか?

寒河江ダムに来た目的の一つは大噴水で、1時間ごとに高さ112mまで吹き上がります。噴水時間は10分間ですが近くで撮影できるようにすぐに近づいて撮影しました

次は一日目の目的の一つの湯殿山本宮に行きます。「聞くなかれ語るなかれ」の神社で途中までは車で上がれます

『聞くなかれ』『語るなかれ』と言われる湯殿山神社の入り口は大きな鳥居があります

大きな鳥居の所は駐車場でそこから歩くかバスで上の駐車場まで行く事ができます(一般車は通行止め)。バスの時間に合わなかったのと道が気持ちの良い道のようなので歩いていくことにします。歩き出して直ぐ右に鳥居が見えました

天気がよく日当たりが良さそうなのでゆっくりと景色を見ながら歩いて登ります

神社の神域は先ほどの大きな鳥居からではなくさらに山の上の方にあり、ゆっくりと歩いていると赤い欄干の橋をわたります

少し開けた所に姥権現というのがあり、湯殿山神社本宮末社だそうです

かなり幅広く通行に支障がないので一般車を通しても良さそうな道ですね

少し登ったところで山の方を撮影しました。とても深い山で霊力が宿ってそうです

送迎バスの上の停車場がここです。この正面に見えている建物の左が神域になります

湯殿山神社へはこの狛犬の並んだ先の山道を歩いていきますが、狛犬の所から先が神域になるので撮影禁止になっています。さらにその先のエリアの神社の様子は『聞くなかれ』『語るなかれ』という事で何も説明できません

湯殿山本宮にお参りを済ませてから送迎バスの上の停車場まで戻ってきましたが、バスの時間まではかなりあるので歩いて下ることにしました。山道をだいぶ降りてきました。この位置から下を見ると入り口の赤い大鳥居が少し見えています

お参りを済ませてバスに乗らずに来た道を戻ってきました。途中には岩を伝う水が流れているところがあり、とても涼しく感じました

大鳥居の近くのエリアで、ここは小さな祠がたくさんありました

一日目のお昼です。湯殿山のお参りをし次は羽黒山に向かいます。その途中にドライブインみたいなところに「そば」の看板があり入って月山そばを食べました。山菜がたくさん入っていて素朴で美味しかったです

収穫が終った稲を干している田圃がありました。稲は横一列に干してあるのをよく見かけますが、ここではブロック状に干してありました

出羽三山は月山・湯殿山・羽黒山の三つで羽黒山は車道があり駐車場も完備しているので比較的お参りがしやすいですが、下の駐車場から石段を登っていくのが正式です

石段の入口はこの鳥居で、その先に山門があり一度下ってから2446段の石段を登ります。先達の案内で登るグループもいます

鳥居の後ろには随神門があります。普通、神社には鳥居でお寺には山門という取り合わせですが昔は神仏習合なので古くから歴史のあるところはこういう構成が多いですね

隋神門の右側にしめ縄が巻かれた石があります。説明では天背石でこの奇石を通して天を祭ったもので修験者の行法を行った場所の石だと言われていて、別の場所から移転したそうです

隋神門をくぐってすぐに小さな御社がたくさんあります

門をくぐって少し下ると沢山のお宮が並んでいる場所があり、その間を進みます

末社がたくさんあるエリアを過ぎた先は赤い欄干の橋があり渡っていきます

渡って少し先の右手には下居社と奥には須賀の滝があります

しめ縄のかかった大きな杉の木があり爺杉と呼ばれ天然記念部で羽黒山でいちばん大きな杉だそうです

杉並木の奥に五重の塔が見えてきました

爺杉の少し先に木製の五重の塔があります。最初の鳥居からここの五重の塔を見て戻り車で上にあがってお参りするのが観光コースのようですが、ここからの石段が楽しみです

先ほどの五重の塔を回り込むと石段が表れます。 さすがにここの石段を登ってお参りする人は少ないようです

話には聞いていましたが石段の一つに天狗の落書き(彫刻)があります。 けしからん!という物ではなく、この石段が作られた時に石工が刻んだものでそこそこ歴史のある落書きのようです

平らな石段の先に少し急な勾配になっているのが見えてきました

山の上に登るのでやはり急な階段が出てきました。 それも遥か上まで見えるという気力がなえそうな階段です

途中に案内板がある場所から右に行ったところは南谷と呼ばれ松尾芭蕉が滞在した場所があるそうで行ってみましたが痕跡も良くわからなかったです

このあたりが急こう配で一番きつい所になります

石段の途中の左手にあり、元は華蔵院というお寺でしたが、明治の神仏分離の際神社の「斎館」として残されたものだそうです

赤い鳥居が見えてくると階段の終わりです。 あと少しで登りから解放されます

石段を登った先には厳島神社があり、左右の手前の柱には龍が巻き付いています。右は登り龍で左は下り龍です

次に見えて来たのは出羽三山神社です。出羽三山は月山・羽黒山・湯殿山ですが冬はお参りする事が難しい月山と湯殿山がお参りできるように羽黒山に出羽三山神社としてここにあります

奥の方には風車が並んでいる場所がありました。同じような風景は青森の恐山にあった記憶が

小さな末社がたくさんあります。全てお参りしていたら時間が無くなりそうなので、この場所からまとめてお参りする事にしました

帰りも石段を下りて帰ります。登るのも大変でしたがすり減った石段は下りの方が注意しないと危険ですし、膝にかかる負担も多くなるので慎重に下ります

一日目に予定していたのはほぼ終了し鶴岡のホテルに向かいます。その途中に映画のオープンセットが観光地になっているところがあったので来てみました。ここはテレビや映画の撮影などに使うオープンセットの施設です。無料で見学できると思ってきてみましたが、入場料が高く園内も広くて移動にはバスに乗る必要があり、そのバスも有料で本数が少なく効率的に回れないので諦めました。駐車場の所など外から見られるのもあり、これは銭湯のセットのようです

太鼓がのっている櫓のような施設も外から見える場所にありました

夕方に近くなったので鶴岡に向かいホテルにチェックインして少し散策をします。鶴岡市は比較的大きな地方都市で駅前も繁栄していると思い駅前に宿をとりましたが寂れていました。駅にも人があまりいませんでした

駅舎の中も人がいなかったです。でも自動改札になっていて無人駅ではないのでそこそこ大きな駅の様です。羽越本線の特急停車駅にもなっています

ここに忠犬ハチ公の石膏像がありました。説明によると渋谷のハチが有名になったのは鶴岡の動物愛護家の人でハチ公像の建設の発起人になったそうです。初代の像は戦争で供出され再建の時に作られたのがこの石膏像で、これをベースに今の銅像があるそうです

駅前には米どころにふさわしい農協の大きな倉庫がありました。駅前の一等地にこれだけの大きな敷地の建物があり、再開発されなかったのと鶴岡城があったところが昔からの街の中心で駅前が寂れているのだと思います。大きな倉庫が駅前にあるのは昔の輸送は鐡道を使うのが主流だったからだと思います

(2)2日目の行程
二日目は月山の山頂に登って本宮にお参りし、下山した後は鶴岡市内を散策する計画です。
月山に登山をして山頂にある神社にお参りするので早出をしています。登山と言っても八合目までは自動車道があり八合目の駐車場からの登山なので天気さえよければそんなに難しくはありません

収穫の終った探訪が朝日を浴びてオレンジ色になっています。カーナビでのルートは土砂崩れで通れず案内にしたがって迂回路になりここで川を渡るらしい

迂回路は丁寧に案内があり迷わずに八合目駐車場への一本道にはいりました。後は運転に注意して進めばよいですね

だいぶ登ってきましたが左右には大きな木が茂っていて見通しはあまり良くはありません

4合目を越えて一気に標高があがり見通しの良い所に出て来たので少し車を止めて撮影

6合目を越えると道の横の樹木も少しオレンジ色や黄色が混じるようになってきました

道幅がだいぶ狭くなってきました

庄内平野と日本海が見えるようになって来ました

同じ場所で撮影した物で遠くに見えるのは鳥海山でしょうか?

七合目まで登って来ました。ここは少しスペースがありバスも止まるのでしょうか

八合目はもう直ぐで補修が行われたのか路面が急に綺麗になってきました

八合目駐車場に車を止めて登山の準備の前に撮影した写真で紅葉がかなり進んでいて綺麗です

八合目駐車場は広くトイレなども完備していました

月山の登山口はここで準備を済ませてここから登って行きます。出発時刻は7時15分です

登山道の入り口から少しの間は弥陀ヶ原の湿原の散策路にもなっているので道は綺麗でした

散策路は石の道かと思っていましたがすぐに木道に変わりました

弥陀ヶ原の湿原地帯で最初に見えた大きな池

池を回り込むと湿原地帯ですがこの辺りは石が敷き詰められた道でした。紅葉がいっそう綺麗になってきました

池を回り込むような登山道になっていて、反対側まで来たところの写真です

標高が少し高くなったので振り返ってみた。
弥陀ヶ原の湿原の池とその向こうの遠くに8合目のレストハウスが見える。さらにその向こうには鳥海山のシルエットが

さらに少し登って振り返ると鳥海山とその右側には雲海が見えた

山頂方向の視界が開けたので写真を撮影。手前の紅葉が美しい所の奥の方に山頂方向が見え、登山道がなんとなく見える。距離はまだまだあるけど傾斜で急な所はなさそう

クマザサの間の道を歩く。ここは草に覆われて道がわからなくなるので石が敷き詰められていて道が埋もれないようになっています

少し進んで山頂方向を撮影しました。まん中の三角形のがピークでしょうか?でもさらに左手の方に登山道が続いているようです

少し登って振り返ってみると雲海がびっしりでした

赤の発色が悪いですが紅葉している高層高原と鳥海山に雲海が見られました

山頂に向かって続く登山道で踏み跡の様に見えますが意外としっかりとついている

鳥海山より右手方向はカール状の谷になっていてそこは紅葉がびっしり

少し登った当たりの登山道は石が敷き詰められていました

佛生池の写真でこの池の横に佛生池小屋があります

佛生池小屋の裏側から見た風景でこちらにも雲海が出ています

佛生池小屋からひと登りして振り返った写真です。小屋の左側の道が登山道です

登山道に道しるべがありました。「オモワシ山」と書かれていてここの右手に小さなピークがありそこを示しているようです。
また横の面(写真では正面)には「月山とお花畑をめぐる道(新奥の細道)」とありました

道しるべのを左に行く道を撮影したのがこの写真で少し歩きにくい岩の道に変わってきました


2/3くらいの標高を登ったあたりで振り返って撮影した写真で、高原の平原が広がっています

ふたたび登山道は歩きやすくなり山頂までもう一息という所で写真の左の方に写っているピークが見えてきました

標高も1900mを超えてピーク手前で下の方を撮影

ひと登りした所は木道になっていて振り帰って撮影した写真で、手前のピークの右手からの登山道がよくわかります

ピーク近くになって登山道はまた整備されて歩きやすくなってきました

月山の山頂に到着しました。奥の宮がある場所が山頂ではなく少し手前のここが山頂です。ここから登って来た道を撮影

写真だともう少し先がピークに見えますが、この場所が山頂で看板も出ていました

ピークの少し先に月山神社がありました。夏の時期は開いているようですが秋は閉山で閉じています

月山神社を通りすぎて奥の道を少し歩きます。リフトを利用するとこちらから来ることになります

振り返って見ると月山神社がとんがりの所に、右手には頂上小屋があり左奥には鳥海山が見えています

リフトを利用して登山する場合はここに見えている尾根筋を歩いて登ってくる事になります

月山神社の所に戻り帰り道を撮影

帰りも木道の道を歩いて下山します

下山の途中は登ってくるときに振り返っての景色をたくさん撮影しましたので撮影はしないで下りました。登りできつかったので休憩をごまかすために写真を撮影していました。写真は沢山撮影したので下りはいっきに弥陀ヶ原まで来ました。帰りは散策路経由で下山します。弥陀ヶ原は高層湿原で池がたくさんあります

弥陀ヶ原の別ルート上には月山神社の中之宮がありました。 下宮は車で行けるところで奥宮は山頂になりますが、ここなら8合目からすぐの場所です

弥陀ヶ原の散策路経由で登山口に合流した地点です。この看板の右手の道が登山時のルートでした

月山の山頂までと月山神社参拝をしてきました。登山道の入り口の看板で登山道と散策路のルートがわかります。ここに戻って来たのは12時で5時間かかりました(行きと帰りにこの看板を撮影しましたが下山後はピンボケしていたので登山開始時の写真で明るさが違っています)

途中で昼食にするつもりで持って行ったおにぎりを駐車場で食べて昼食です。午後は鶴岡市の散策ですがホテルに戻る道で風景などを撮影しながら戻ります。まずは月山高原展望台で月山の名前がついていますがここからは月山が見えず高原の牧場を見渡せる展望台でした

展望台からの高原はコスモスが咲いていて風もいい感じで通り気持ちの良い場所でした

その途中にお地蔵さんがあり、雪囲いの冬支度が始まっていました

鶴岡のホテルに戻り車を置いて鶴岡市街地を散策です。鶴ヶ丘城址はかつての庄内藩主の酒井家の居城が整備されて公園になっているものでお堀も残されています

致道博物館は庄内藩の御用屋敷が博物館になっています。敷地の外側から撮影したもので、旧警察署の建物だそうです

致道博物館は旧省内藩主の酒井氏により建物や文化財を保護するために土地建物を寄贈され整備されたものです。この建物は旧西田川郡役所の建物です

かなり立派な建物でさきほど敷地の外から撮影した旧鶴岡警察署の建物です

建物の上からの致道博物館を俯瞰して撮影してみました

旧渋谷家の住宅で普通の農家の様な建物となっています。何故?と思いましたが湯殿山の山麓にあったものを移築して保存したものだそうで、他の致道博物館の建物と違っているのがわかりました

致道博物館の中にあった日本庭園です。博物館の元になった酒井家の庭園で国指定の名園になっています

致道博物館を出て再びお堀の周りを歩いていると神社らしきものが見えました

さきほど見えた神社を確認するために城内に入って来ました。そこは荘内神社があり旧本丸の跡に創建されています

荘内神社の境内の建物で「齋館」と書かれてあり、昔はお寺だったのかも知れません

カトリック教会天主堂は明治時代に造られた木造の天主堂で1903年に造られたものですが白く綺麗に保たれていて、この陽の青空とマッチしています

丙申堂は風間家の住宅で国指定の重要文化財に指定されています。中を見るのは有料でもありまだ回りたい所があったので門を撮影するだけにしました

お堀の所に立っている建物は大寶館の建物で大正天皇の測位を記念して建てられたもので、最初は物産展示で後に図書館となり今は博物館となっています。正面の入り口は補修工事を行っていました

お堀の先の石垣はさほど高くなく防御の意味としてはどうなのでようか★
お堀の向こうに建物が見えます。お堀沿いにあるので鶴岡護国神社だと思います

鶴岡駅前の倉庫は今でも現役の倉庫で穀物を搬入するときに雨に濡れないように大きな屋根になっていました

(3)3日目の行程
最終日の三日目は鳥海山に登ってから山形空港に移動して帰る計画です。しかし台風接近で昨夜から雨が降っていて登山はちょっと厳しそうですがとりあえず鳥海ブルーラインで鉾縦の展望台の所の登山口に向かいます

鳥海ブルーラインの登り口に来ましたが一層天気が悪くなったようで登山は無理そうですが、せっかくここまできたので鉾縦まで登ってみます

登っている途中にかなりの水量で水が流れているところがありました

鉾縦の展望台まで来ました。ここから見た日本海が美しいらしいのですが、このポールしか見えません。今度また来ることが必要でしょう。山頂方向も霧で全く見えず、登山装具でもしっかりした雨具は持っていなかったので登山は断念しました

鳥海ブルーラインは何も見えなかったので秋田側に下ってきました。そこにある金峯神社に立ち寄りました。慈覚大師が築いたとされる参道の石段などがある神社で、その石段は入り口の鳥居から奥に見える石段をあがっていきますが、その石段が慈覚大師が築いたと言われています

本殿は木々に囲まれた荘厳な雰囲気で蔵王権現立像が収められていると言われています

金峯神社の奥に行くとある滝で、高さ26mで幅11mの水量が多いと迫力のある滝だそうで、この日は雨が降っていてその水量が多かったのでとっても迫力ある滝でした

鳥海山に登れなかったので代替案として酒田の山居倉庫と加茂水族館を観光する事にしました。酒田に向かう時海岸で溶岩に掘られた十六羅漢が見られるとの事でしたが天気が悪く外にでるのも一苦労でした

この辺りの溶岩に掘られているという事ですが、海が荒れていて雨も強くこの先に行くのは躊躇しました

出羽二見は海岸線にある夫婦岩とも呼ばれる岩で二つの岩の間にしめ縄が渡されていました

六角灯台(旧酒田灯台)は明治28年に造られた様式の木造の灯台で最初は石油ランプで後にアセチレンガスとなり電化された後に近代式の灯台に代替わりした歴史のあるもので、この場所に保存され、木造の灯台で残っているのは最古の物だそうです

酒田は米どころで江戸時代に作られた大きな倉庫があり、それがこの山居倉庫になり今も使われています

倉庫の裏側の通路です。ここを散策するのが良いようなのですがこの日は台風の影響で風が強く木々の枝が落ちる可能性があるので立ち入り禁止になっていました

中を見る事が出来る場所があり通路を撮影しましたが、ベルトコンベアで2Fから積み上げる構造のようですね

山居倉庫には資料館もありその資料館の前の木は大きな盆栽の様に捩じれていい雰囲気を出しています

倉庫と倉庫の間にはスロープがあり舟にすぐ積み込むようになっています

斜面に舟がおいている場所がありました。

雨でも楽しめる場所という事で「くらげ」が有名な加茂水族館に来ました

大水槽以外は種類ごとのクラゲが展示されていて全部紹介したいところですが珍しいのだけをひとつ紹介します。このクラゲはインドネシアシーネットルという名前で他のクラゲや小魚を食べるそうです

一番大きな水槽で加茂水族館のくらげの水槽で良く出てくるものです

加茂水族館は日本海に面しているところにあり駐車場は少し離れています。帰りに日本海を撮影しましたが嵐の海でした

鳥海山登山が出来なかったので山居倉庫と加茂水族館で時間をつぶし後は空港から帰るだけですが、通り道のスポットに立ち寄りながら帰ります。お昼は田麦荘という所でおそばを食べました

帰りは高速で戻る方法もありましたが途中の神社に立ち寄りたかったので一般路を戻っています。初日に来た月山湖の横あたりです。少し日が射していますが晴れたり雨が降ったりの繰り返しです

帰りは寒河江ダムの下の公園に立ち寄り下から撮影しました

本道寺湯殿山神社は出羽三山の入り口にある神社で、「聞くなかれ語るなかれ」の神社とは別の神社です

出羽三山の湯殿山は山の上の「語るなかれ」「聞くなかれ」の神社が有名ですが、別の場所に同じ名前の神社があります。長い石段を登っていく必要があります

長い階段を上がって本殿を撮影したものです。木造で屋根は瓦ぶきではなく補修されたものです

本殿の左におかれていた石で佛足石との事で足跡が掘られています。神社ですが仏様という事で昔は神仏習合というのがよくわかります

空港に行く途中に山形城址に寄りました。桜の名所でもある霞城公園は城跡を整備したものです

公園にはお城以外の建物のもありこの建物は山形市郷土館の建物で国指定の重要文化財の旧済生館本館です。開館時間を過ぎていたので外から写真を撮影するだけでした

山形市のほぼ中央に位置する霞城公園は山形城の跡地を整備したものです。この写真は本丸一文字門を撮影しました

二ノ丸東大手門櫓で門の上の通路は一般公開され入ることが出来ます。(格子の部分)

お堀の外は山形新幹線と左沢線の線路になっています

山形新幹線はこの写真で左側の線路を左沢線は右側の線路を使います。それぞれ単線で、標準軌の新幹線と狭軌の左沢線と線路幅の違う線路になっています

新幹線が通過した後に反対側を見ると左沢線が来ました。新幹線と左沢線のすれ違いです。新幹線は少し遠くに行ってしまい小さいですが

空港に戻って来ました。この時間は伊丹空港への出発便と羽田からの到着し折り返しの羽田への便があり、その羽田便に乗って帰ります

展望デッキに出て空港名のある所を撮影しました

エプロンには伊丹空港行のJAL2238便のJ-AIRの機材が出発準備をしていました

展望デッキから下りて夕食を食べました。名産は何かと思ったのですが山形牛を使ったカレーにしました

セキュリティを通った後の搭乗ゲートの写真です。あと10分くらいで搭乗開始のはずです

いつもは離陸動画・着陸動画を撮影するのですがこの日の帰りの便では窓側席を確保できなかったのでなしです。
羽田空港に戻ってきて荷物を受け取るターンテーブルにはトーイングカーはカボチャを運んでいました。ハロウィンが近いからなのでしょうね

帰宅してから今回の旅で回った所のGPSデータを地図に落としてみました

【5】まとめ


・湯殿山は秘密の場所であり情報がなかったが始めてお参りしてどう言う神社なのかがわかった。
・羽黒山の石段は登るのも大変で下るのもかなり厳しかった。足が筋肉痛で翌日の月山登山をどうするか悩んだ。
・月山の登山は天気が良く、紅葉も綺麗で満足のいくものだった。
・3日目は台風25号の接近で鳥海ブルーラインも雨と霧で登山は中止にした
・代替え案として山居倉庫や加茂水族館に変更した
・帰りの飛行機も台風25号影響を受け、欠航の可能性があったが無事に帰れた。
・この旅でかかった費用は次の通りでした

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