見出し画像

「正しい日本語」信者にはならない

物書き失格でしょうか?私はそうは思いません。

たまーに「○○な表現をしていると恥ずかしい」「××は誤用」とか見かけます。

先に言います。

…は?

なにをもって「正しい日本語」と言っているのかは不明ですが、そんなもん人や世代によって違うだろ!と思うわけです。


日本語だけの話ではないんですけど、言語ってのは生き物で、常に変わるものなんです。

極端ですが、古典のお勉強で学んだ日本語と今の日本語は同じですか?

「いとわろし」なんて書いたことありません(笑)

明治文学や昭和初期の文献と日本語の使い方も違います。

つーまーりー…。

正しい日本語なんてものは存在しないんです。定義もできない。


日本人は(あえて言うと)しょーもないルールにこだわる人が多いと思います。

言葉の使い方だけではなく、身動き一つとっても…ってかんじですね。

我が家は子どもがいるのでたまにテレビ見てるんですが、辞書を作る人が新しい日本語の使い方を辞書に載せる仕事を見たことがあります。

その人たちの仕事を否定することになるんでしょうね…。

まあ、言うても仕方ないですけど。


あくまで個人の感想です。

ただ、なんやらかんやら「正しい○○」を見ると違和感がすごい…。

ええやん、そんな細かいこと…伝わればさ。


むしろ…変わらないことの方が怖い。

進化しないものって終わっていく傾向にあると思うんです。

とある言語は100年以上新しい言葉も語用も生まれていないそうなんです。

ただ、その裏には話者が100人を切っていた、なんて話もあります。

「言葉を仕事にしているのによくそんなこと言えるな」という方は私と関わらないが吉。

変化についていけない、認めてもらえないような仕事、こちらからお断りです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?