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「専門家」という選択肢もクリエイターにはありじゃないか?

私が活動している経済団体や交流会のなかに商工会があります。地場で活動している経営者たちが、地域振興のためのイベントを企画・運営したり、お仕事を頼みあったりしている経済3団体に数えられる組織です。

ほかにもセミナーなどのイベントを企画したりするのですが、もしクリエイターのなかで「セミナーしたいなぁ…」と考えている人がいれば、専門家になることをおすすめします。

専門家とは、国(中小企業庁)や都道府県の商工会連合会が認定している「その道のプロ」のことです。登録するにはいくらか条件があるのですが、我々クリエイターの場合なら3年以上の実務経験と実績があれば、大概の場合条件はクリアとなります。

ひとつネックになるとすれば、経産省の専門家以外は、他者(商工会を含む)の推薦が必要になることでしょうか。どうやら都道府県によって違うみたいなので一概には言えませんが、「この人をうちの県の専門家にしたい!」という後援は必要になるようです。

あと、居住地は関係ないため、住んでいない地域でも専門家になることはできます。例えば東京で活動しているけど広島県商工会連合会の専門家になることも、できなくはないです。

専門家になると、小規模事業者(個人事業・中小企業)の経営相談の過程でライティングやデザイン、それに付随するマーケティングの相談を受ける専門家として派遣要請が受けられます。場合によってはセミナーという形で、多くの人の前での講演も可能になるでしょう。

ただし、国や都道府県の「おおやけ」に近い制度ですので、それなりの実績や経験が求められます。大きな仕事をしている必要はありませんが、実績は割と重視されるので要注意です。

とまあ、長々語りましたが、自主開催セミナー以外で誰かの前で話したのであれば、条件は付くものの「専門家」になってみてはいかがでしょうか?参考図書を置いておきますので、良ければぜひ…。

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