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じつぞん
2022年5月5日 23:05
あなたと目を合わせてあなたの肌のぬくもりであなたのことばのかたちであなたの街の振動で僕はあなたをつくりたい僕はあなたの島をつくる僕はあなたに旅をさせるあなたが初めていちごを食べた帰り道のあなたが石を蹴飛ばしている夕焼けにあなたが僕を看取る僕の島であなたは移動するあなたは薔薇の匂いをしているあなたは朝の声をしているあなたは赤い服を着ている僕たちのメトロノームは少し
2022年5月1日 13:40
はじめに2021年2月から2022年4月までの1年3ヶ月、僕は無職だった。定職に就いていないということではなく、完全なるニートだった。副業はおろか生産的なことをほとんどせず、社会的無重力空間に居た。紆余曲折を経て、今月から晴れて社会の構成員として積極的に責任を果たすべく職に就いた。この記事はその「紆余曲折」について記録を残すものである。ワンルームの部屋だけで起こる「紆余曲折」は、社会にとっては微小