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モバイル&サウンド

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モバイル・アプリから本格的なDAWソフト&ギターやシンセの情報や解説など。
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2023年7月の記事一覧

[モバイル&サウンド 43]〜ドラム・セット/パーツについて

ドラムのセット/パーツの入れ替え先日アップしたデモ音源は。。。曲作りの土台としてLogicで作ったもの。 これを例にドラム・サウンドの音作りについて触れてみようかと。。。 iPhoneやiPadのGarageBandだとここまではやらないけど、知っておくと考え方やスキルで役に立つこともあるかと。。。 この音源のドラム・パートは大きく分けて前半はドラムマシン、サビはナチュラルなドラム・セットをAIドラマー的な"Drummer"に叩かせている。 どちらも基本セットを選んで

[モバイル&サウンド 42]〜GarageBandのスペックを理解する

GarageBandの位置付け 今回の ”モバイル&サウンド”は、以前他のマガジンでも取り上げたりしてた「GarageBnadのスペック」的なことについてまとめ的に。。。 iPhoneやiPadあるいはMacに「無料」で付いてるって触れ込みでよく紹介される音楽制作アプリのGarageBand。 でも、この「無料」って言葉を強調して紹介してる場合、GarageBandの位置付けをわかってないことも多い。 実際のところ、iPhoneやiPadは非常に”高価”なモバイル製品な

[モバイル&サウンド 41]〜けいおん!のシンセをiPadで鳴らす!?

コルグのシンセ”トライトン”今回の”モバイル&サウンド”は、コルグのシンセサイザー”TRITON"について。 綴りをみると「トリトン」!?って最初思ったけど、「トライトン」らしい。 なぜ、このシンセを取り上げるかというと、今コルグがアプリのキャンペーンを期間が延長ってことで7月31日までやってて、その中にトライトンの音源もあったので。 1999年発売のこのシンセをアレコレ語るよりもー 「アニメ”ぼっち・ざ・ろっく!”は”けいおん!”以来のバンド・アニメのヒット作って言

[モバイル&サウンド]〜まとめ4(6タイトルが公式マガジン追加)

今回のnoteは、モバイル&サウンド”の31-40のまとめ。 このうち、33,34,35,36,37,40がnote公式マガジンに追加されました。 この31-40の中での一番のトピックは、34の”イマドキの音楽制作/DTMの2つのフォーカス”になるかと。。。 「ミュージック・プロダクション=音楽制作」って、"コンピューターを使うDTM"って呼ばれてることとイコールで結びつける傾向があるんだけど。。。それがすべてではないし、「楽器」と「ミキシング・コンソール」のどちらをメ

[モバイル&サウンド 40]〜鍵盤とペダルやホイールで音に彩りを添える

鍵盤がないとやり難い。。。DAWソフトを使って音楽制作したりする時、音楽あるいはシンセサイザー初心者の人が見落としがちになるのが、「"ペダルやホイールを使った"ナチュラルな音作りやフレーズ」。 まず、「鍵盤」がないと、"ペダルやホイール”で色々と演奏に変化を付けることがやり難いってのがある。DAW上の処理って、結局はコンピューター的なデータ処理なので、パラメータをイジればそのニュアンスを落とし込むことも出来ることはあるだろうけど。。。却って面倒なことになったりする。 DT

[モバイル&サウンド 39]〜オルガン・サウンドで音作りを学ぶ

オルガン・サウンドはエレピに比べると汎用性は低いけど、やはり。。。音作りの基本を学ぶのに非常にイイのと、ロック系のギター・サウンド+アレンジとフォーカスがダブるので、そういう系のサウンドが好きな人には特に重要度は高い。 中でもハモンド氏の生み出した”ハモンド・オルガン”は、オルガン・サウンドの代名詞的なモノ。メジャー・モデルの”Hammond B3”は、1955年から1974にかけて製造された。 GarageBandの音色の中でも、オルガン・サウンドはかなりイケてる。ドラ

[モバイル&サウンド 38]〜ローズ系エレクトリック・ピアノはオケによく馴染む

オケに埋もれないローズ系エレピ・サウンド[モバイル&サウンド 38]で。。。YouTubeのMVも例にして取り上げた「エレクトリック・ピアノ」。 これを書いた後で・・・「そういえばオリジナルでエレピ使ったのあったな。。。」って思い出して、先日noteにアップした曲がー "White Rusty Wings" この曲では、「エレピ」の代表的なサウンドの”ローズ”系の音をイントロからエンディングの大部分で使っている。 アコースティック・ピアノよりマイルドな音がするけど、そ

[モバイル&サウンド 37]〜エレクトリック・ピアノ・サウンドでエフェクトの基本を学ぶ

「エレクトリック・ピアノ」・・・中でもビンテージ系の「エレピ・サウンド」は、現在のヒット曲やドラマの劇伴等でも至る所で使われてマス。 「エレピ・サウンド」の代表格と言えば「ローズ」だけど、初期の頃のモデルをビートルズの「ルーフトップ・コンサート」のDon't Let Me Downでビリー・プレストンが弾いてたってのは有名な話らしい。。。 レッド・ツェッペリンのライブで、ジョン・ポール・ジョーンズが天国への階段で弾いてるのもローズ(スタジオ版はローズじゃないらしいけど。。

[モバイル&サウンド 36]〜音楽制作の流れ

曲作りのプロセス イマドキの音楽制作はいくつもの要素が絡んだ複雑なプロセスなんだけど、整理すると「4つのポイント」ー ・歌/楽器/シンセサイザー等 ・作曲/アレンジ ・レコーディング ・ミキシング/マスタリング ってのがある、っていうのを[モバイル&サウンド 34]でピックアップ。 DAWソフトを使って曲を作る場合、これらの要素は(マスタリング辺りを除けば)同時進行的になることもフツーだったりはするけど、元々はどういう流れで進めるものだったかっていうとー のようなもの