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[モバイル&サウンド 36]〜音楽制作の流れ

曲作りのプロセス

 イマドキの音楽制作はいくつもの要素が絡んだ複雑なプロセスなんだけど、整理すると「4つのポイント」ー

・歌/楽器/シンセサイザー等
・作曲/アレンジ
・レコーディング
・ミキシング/マスタリング

ってのがある、っていうのを[モバイル&サウンド 34]でピックアップ。

DAWソフトを使って曲を作る場合、これらの要素は(マスタリング辺りを除けば)同時進行的になることもフツーだったりはするけど、元々はどういう流れで進めるものだったかっていうとー

のようなものかと。。。

矢印の方向が流れの向きなわけで、歌や楽器の音作りも含むスキルや知識なしには成り立たないわけで、そういった素材的なもの抜きで「ミキシングからはじめようか!」ってのは。。。材料なければ料理も出来ないってことみたいなわけで。。。

[モバイル&サウンド 34]で、そういったスキルや知識の重要性を問いかけたけど、「プロセス」にフォーカスを当てても。。。やっぱりそうなる。

「DTM」ってジャンルに興味を持つ人の多くは「楽器が出来なくても音楽が作れる!」みたいな謳い文句に惹かれるってのはあると思うけど、それは「歌や楽器の知識がなくても音楽が出来る」ってハナシではないはず。。。



曲をカバーすることでスキルを磨く

「曲をカバー」ってのは[モバイル&サウンド ]以前にも取り上げたことがあったけど、、それをメイン・トピックにしてこのマガジンでも近いうちに書いてみようと思ってるので、ここではイントロ的に。。。

ギターやピアノを始めるなら、あるいは。。。そこから進んでバンドやりますってなったら、まず基礎練習と曲のカバーってのは定石。そっちの初心者の人たちはひたむきにそういうことに取り組んでる。

基本的なスケールやコードの知識は必要だけど、「音楽理論」みたいな込み入った!?ハナシは何曲もカバーした後でイイ。興味がある人は「理論」的なこともどんどん取り込んでいけばイイけど。。。お魚さんに例えると。。。

”「川で獲った魚を水槽で育てる」っていうのと「図鑑や標本だけを見る」ってのは違う”

ってイメージ。

「知識」と「経験値」は違う。。。とも言える。。。


DTM的なこと始めよう!って人は、ギターはともかく「鍵盤」は手元に置いて「スキルを磨く」っていうことは是非。。。

弾けなくても、コード・フォームを覚えて鍵盤を押さえてその響きを体感するってことが出来るだけでも、見える世界は全然違う。


-- 2023/07/03 UPDATE --
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