[モバイル&サウンド 40]〜鍵盤とペダルやホイールで音に彩りを添える
鍵盤がないとやり難い。。。
DAWソフトを使って音楽制作したりする時、音楽あるいはシンセサイザー初心者の人が見落としがちになるのが、「"ペダルやホイールを使った"ナチュラルな音作りやフレーズ」。
まず、「鍵盤」がないと、"ペダルやホイール”で色々と演奏に変化を付けることがやり難いってのがある。DAW上の処理って、結局はコンピューター的なデータ処理なので、パラメータをイジればそのニュアンスを落とし込むことも出来ることはあるだろうけど。。。却って面倒なことになったりする。
DTM的なことを始めるのに鍵盤がなくても出来るけど。。。鍵盤もペダルもホイールもないと、カクカクしたスムーズ感にかけるものに成りがち。。。
モバイル系アプリでは、そういう機能をタッチ操作でアレコレって出来たりする場合もあったりするけど。。。
ペダルを使ってピアノの音を響かせる
「"ペダルやホイールを使った"ナチュラルな音作りやフレーズ」で。。。一番代表的な例が、「ダンパー・ペダルを使ってピアノの音を響かせる」っての。
ピアノを弾ける人ならお馴染みの機能だけど、コードを鳴らす場合でも、ペダルを踏んでるのと離しているのとでは音の響きや広がり感が全く違う。
コードチェンジごとにペダルを一瞬離して、響きをリセットするみたいなことをして、音が濁らないようにする。
ペダルでオルガンを操る
前回取り上げたオルガン・サウンドでのレスリー・スピーカーのスピード・コントロールは、ダンパー・ペダルでコントロール出来るようになっている音源が多い。
KORGのmicroKEYの25鍵バージョンのように、ペダルじゃなくボタンで操作出来るものもある。もちろん、ピアノのサスティンもコントロール出来る。
ピッチ・ベンドやモジュレーションで音を変化させる
MIDI鍵盤やシンセサイザーは、ピッチを変化させたり音を揺らすモジュレーション機能があるものがスタンダードになっている。
代表的な形は「ホイール」型で、これを操作することで音をを変化させる。ピッチ・ベンドはホイールで音のチューニングをビミョーに操作して、ギターのチョーキングみたいなフィールを出す。
あるいは、ブラス系の音のアタマとかで操作すると、「ブラスっぽさ」がより加味されるとかってのがある。
モジュレーションは、「音を揺らす」ことで変化を付ける。結構派手に音揺れする音が多い。
楽器と向き合う
以上のようなことは。。。DTM的に云々っていうよりは、「シンセサイザー的な楽器」としてのハナシ。
音楽初心者であっても、そういうキホンの知識と簡単なスキルを身に付けておけば、色々と表現力豊かなフレーズを生み出すことが可能になる。
今回は文字だけのハナシになったけど、音や動画のサンプルがあればベターかと思うので、そういうのも別の機会にUP出来たらと考えてマス。
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