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甲野善紀さんの稽古会に出た

今年に入って3回目。
甲野さんは先月体調を崩されて、その復帰戦みたいな感じだった。療養中は動けなかったので、その間に学んだことを共有してくれた。
影観法について冒頭に触れて、その後は斬る動きについて。それから杖(システマ的にはスティック?)について。
杖については触れたことが無かったので、新鮮な体験をすることができた。甲野さんの相手役で少し使ってもらったが、当てないとはいえ杖の当て身の位置はとてつもなく正確だった。ばっちり足の甲に当たりそうだった。足の甲は急所がある。
勉強になったのは、「握らない」ということ。手の甲とか腕を使うほうが相手に察知されにくく、かつ力が出やすい。ちなみに、相手の攻撃を受けるときも手の平を相手に向けるのではなく、手の甲側で受ける。手の平を相手に向けてしまうと、肩が固まってしまいスムーズに次の動きに移行できなくなる。
そこからは動作術の中島さんとお話をした。杖の練習から始まり、システマの話をした。杖の練習は参考になったが、記憶できたかは不明。
ゆっくりやることの大切さや、プッシュアップについてお話しして頂いた。
ゆっくりやることをスッポ抜かすと、雑な状態で成長してしまう。成長したあとに修正しようとしても、なかなか修正できない。ゆっくり正確にやるのが大事。やっていくうちに、先生の動きからコツのようなものも見えてくる、とのこと。正確にゆっくりやりましょう。
プッシュアップ。まずは縦拳でやるべき。肘が直角になり、しっかりと支えられる状態か確かめてからやる。地面を押すとはいえ、背中を浮き上がらせる。

金払って参加する価値が存分にあるわけ。来月もラッキーなことに甲野さんの稽古会の日が休みだったので参加する。

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