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あなたは奴隷じゃない!トマ・ピケティ「21世紀の資本」から学ぼう!
今思えば、私が投資に全力で挑むことができるようになったのは、ピケティのおかげだと思っています。
正確にはトマ・ピケティという方が書いた本を読んでからということです。
あなたは「21世紀の資本」という本を読んだことがありますか?読んだことがなくても聞いたことがあるでしょうか?
今調べたら、2014年の12月に発売したので、発売から約6年が経過しようとしています。
当時、6,000円という本では破格なのにも関わらず、ベストセラーになったことで大変話題になりましたので、あなたも記憶にあるのではないでしょうか。
この本、700ページ以上あるのですが、私は購入してから読み終えるまで半年くらいかかってしまいました(笑)
私は本を読むのがどうも得意ではなく、面白い!と思った本でも一気に読破することはほとんどないので、少しずつ少しずつ読んでやっと読破したのです。
それが約5年前の2015年。まったくタイムリーな話ではないのが申し訳ないのですが、また読んでやはり学ぶことが多いので今回お話しさせていただこうと思った次第です。
本当に読んで良かったと思える本ですので、あなたにもぜひ読んでいただきたいのですが、700ページ以上ある本という時点で読みたくないと思うかもしれないですね。
これから読む、読まないに関わらず、本当に簡単に答えだけをここで述べたいと思います。
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r:投資からの収益
g:労働収入
これがピケティが書いた「21世紀の資本」の答えであり、結論です。
わかりやすくひと言でいえば、「労働収入は資産からの収入には勝てない」ということなんです。
そして、この差はこの先もどんどん拡大していくと。実際この本が出て約6年経過していますが、けた違いに稼いでいる方というのは必ず投資をやっています。
労働収入だけでお金持ちになることはできません。
その現代の事実を、700ページ以上にも渡って論理的に説明してくれているのがピケティが書いた「21世紀の資本」という本なのです。
つまり、この時代でお金持ちになりたいと願うのであれば、投資をして稼ぐしかないということなんです。
もっと詳しく言うと、労働だけに頼った収入だと、今後もずっとお金に困る人生を歩み続けるということです。
このあたりは、今までの時代を見ても明らかで、貴族と奴隷の時代から変わっていません。
貴族は奴隷にほんのちょっとの賃金で朝から晩まで働かせ、自分たちは特になにもせずに贅沢三昧な生活を送っていました。
貴族=投資家
奴隷=国民
言葉が悪くて申し訳ありませんが、現代に置き換えると上記のようになります。呼び方が変化しただけで、やっていることは変わっていないことがおわかりいただけるかと思います。
ただし、現代においてその時代と唯一の違いは、「選択の自由」があるということです。古代の時代は奴隷から抜け出したくも抜け出す術がありませんでした。
今は、抜け出したいと思ったならその瞬間から、抜け出すことができますよね?私自身もピケティが書いた「21世紀の資本」を読むまではそうだったのです。
私はそれまでも投資はやっていましたが、今思うといまひとつ本気で投資に取り組んでいませんでした。
なぜなら、「自分は奴隷かもしれない…」と考えたことが今まで一度もなかったからです。ですが、ピケティが書いた「21世紀の資本」でそのことに気づいたのです。
今の時代も変わらない貴族、例えば
大家のために働く
電力会社のために働く
NTTドコモのために働く
銀行のために働く
特に何もしなくても、黙っていてもとんでもない金額のお金が舞い込んでくる人や企業のために働いている。
結局、古代ローマの時代と何ら変わっていないのではないか?と。
そのことに気づいた私は、スマホ代や電気代、家賃といった生きていくうえで必要なお金は、資産から払うようにしたのです。
資産が私の代わりに働き、スマホ代や電気代を支払ってくれるんです。資産以外の収入、例えば労働で得たお金は、好きなことに使えるようになりました。
最後にあなたにお聞きします。古代ローマの奴隷の定義ってご存じでしょうか?
「自分で自分の道を選択できない人」
このように記されているのです。あなたにはすでに「選択の自由」があります。
ある有名な教授が「サラリーマンは奴隷だ!」と言っていましたが、あなたは奴隷ではありませんよね?
たしかに、ブラック企業のように会社にいいように使われて実際に奴隷のような扱いを受けている人も中にはいるかもしれません。
でも、今はこれだけ選択の自由があるにもかかわらず、その場に甘んじているのはどうなの?と私は思うわけです。
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