樂行ライフ#276 人生の17の後悔/前編
このブログは、
人生を楽しむための人気YouTube「明母の樂行ライフ」を
書き起こし、まとめたものです。
今回は
「人生の17の後悔」
人は死ぬ前に●●と話しながら後悔する!17つの後悔
動画の最後には、自分にとって人生で大切なものに気づける
毎日簡単にできる「樂行修行法」の紹介があります。
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誰もが「後悔しないで生きよう」と思っていますが、人生の最後には色々な後悔が湧き上がります。
病院に勤務していたころ、そのような後悔の中で旅立つ人に多く出会いました。
生きている間に、なるべく早い時期に、自分にとって本当に大切なことを見定め、それを大事にしながら生きる人生を歩んでいただきたいと思い、お話しします。
1.死ぬ前に後悔すること17つ
人は、期待したよりも結果が良くなかったとき「それで良かったのだ」と思い込もうとする傾向があると言われています。
その傾向が強い人ほど、人生の最後に認知症などの記憶障害を起こしやすいです。
気持ちは分かるのですが、本当は嫌なことや苦しいことがたくさんあるのに、そのように思い込むほど、現実をリアルに感じられなくなります。
だんだん耳や目が遠くなり、特に目の前の現実を認識するという認知的な部分に影響が出ると言われています。
悪く受け取るのがいいというわけではないですが、現実をありのまま受け止める時に、私たちの脳の働きや身体感覚などは研ぎ澄まされていきます。
苦しいことが多い人生ですから、自分を支え、自分を一番活かす、本当に大切なことが何なのかを分かっていると良いと思います。
現実と向き合うのは少しつらいかもしれませんが、早めに向き合って、自分の人生に本当に大事なことに早く気づけるのであれば、人生は開かれると思いませんか?
最期まで「ピンピンコロリ」といいますが、食べたものや人の名前などを、しっかり覚えておきながら元気に過ごしていくためにも、今回の話が重要になるのではないかと思います。
また若い方もこのことに気づくと、人生がもっと楽しめるものになると思います。
厳選した人が最期に感じる17の後悔を
『家族や友人に対する後悔』
『仕事、自分の役目に対する後悔』
『自分自身に対する後悔』の3つに分けてお伝えします。
1-1.『家族や大事な人、友人に対する後悔』5つ
① 「本当の気持ちを伝えればよかった」
なかなか本当の思いは伝えにくいものですが、「感謝、お詫び、大事なお話」を伝えることは絶対に後回しにしないでこの瞬間にしてください。
② 「一緒に過ごす時間を大事にすればよかった」
本当に大切な方々との時間を「取っているか」ではなく「大事にしているか」です。
親しい人ほど、弱いところを見せたり、ときにはストレスをぶつけてしまったり、粗末に扱ってしまうことも多いのでは。近い人ほど大事にする時間を持ってほしいと思います。
③ 「仲直りすればよかった」
夫婦、親子、友人と、衝動的に言い争ったまま、別れていると、旅立つとき、また旅立たれてしまってから後悔する方が多いです。
亡くなられた後に心残りのご相談を受けることがありますので、仲直りは早めになさってください。
④ 「もっと話しておけばよかった」
①とも関係しますが、日頃の他愛もないようなことでも、もっと話しておけばよかったと思うものです。
特に家族は、何気ないことでもいいから話す時間をつくり、後悔のないよう過ごしてほしいと思います。
⑤ 「優しい声をかければよかった」
身近な方ほど気恥ずかしく、素直になれないかもしれませんが、恥ずかしい感じを超えて、時にはしっかり優しい、愛のある言葉を伝えていくことが大事です。
1-2.『仕事や役目に対する後悔』4つ
⑥ 「働きすぎなければよかった」
特に仕事を通じて病気になった方、人間関係や家族関係が悪くなってしまった方が言われます。
仕事に対して「しなければいけない」と自分を追い詰めて働くのではなく、自分を活かすように働くことが大事です。
⑦ 「もっと挑戦すればよかった」
本当は人生の中で、もっとやりたいことがあったけれど挑戦せず、諦めたという後悔が最期に表れます。
⑧ 「夢や志を持って生きればよかった」
夢や志に全力で向かっていなかったと、人生で本当にやりきった充実感や満足感、達成感を得られないと、心残りや後悔として湧き上がります。
人生は短いので、若い方は特に、失敗してもいいので思いきりするのがいいと思います。
⑨ 「世の中や人のために何かすればよかった」
意外と多くの方が「世の中や人のために自分は何かできたのか」という後悔を人生の最期に持ちます。
人間には、自分の存在がこの世の中や周りの人を生かすことに役立っていたいという「良心」があり、人生の早くから、自分だけではなく、自分を生かしながら周りが生かされることに関心を持つといいのではないかと思います。
1-3.『自分に対する後悔』8つ
⑩ 「自分に正直に生きればよかった」
これが一番多いと思います。
自分に正直に生きる、実は難しいです。
世の中、自分の外の情報、周りのことを気にして選んできたかもしれないし、「自分」も何だか分からないところがありませんか?
最期の後悔は、自分の心に正直に生きられるかどうかです。
この部分は、最後に〈今日の樂行〉でもお伝えしていきますので、本当に大切にしたいことをしっかりと分かって、これからの人生を歩んでほしいです。
⑪ 「我慢しないで生きればよかった」
好き放題に生きていていいのか?と思われるかもしれませんが、自分が犠牲になっていると「我慢している」感覚があります。
自分や周りにとっていいことだと、選んで決めた感覚であれば「我慢」とは思わないのです。
自己犠牲の我慢で生きることは本当にもったいないので、何をするときも自分で選んで決めて、生きる癖をつけてみるといいと思います。
⑫ 「周りを気にしないで生きればよかった」
「そうしてください」と言われたわけではないのに「そうしなければ」と思って周りを気にしてきたが、意外と周りは自分を気にしていなかったと最期に気づくことがあります。
皆それぞれ自分勝手に生きているので、気にしないで自分らしく生きたらいいと思います。
⑬ 「人と比べなければよかった」
学校や社会で人と比べて生きてきてしまうものですが、最期にほとんどの方が思います。
「比べるのは意味がない、後で後悔したくない」と思って、比べるのをやめていってほしいと思います。
⑭ 「自分の思いを大事にすればよかった」
「嬉しい、悲しい」など人には多くの思いがありますが、自分の思いは自分しか分かってあげられません。
その思いを大事にしないで生きている方々がよく、最期に後悔だと口にされます。
「腹が立つ」「嫌だ」もいいじゃないですか?表に出すかどうかは別として、それを自分が無視しないで大事にしてあげてほしいと思います。
⑮ 「自分の幸せを考えればよかった」
「幸せに生きたい」と誰もが願うものですが、自分の幸せを本当の意味で考えることは、人生の中で意外と少ないです。
日頃から生活の中で考えるべきではないかと思います。
⑯ 「もっと幸せを噛みしめて生きればよかった」
先ほどと反対の感じがあるかもしれませんが「あの時、幸せだったな」と思うときがいくつもあったのに、思いきり味わい噛みしめることをしないで、先を急いでいたという後悔が湧きます。
その瞬間の幸せをもっと味わってみる、人生で大事なことではないかと思います。
⑰ 「一瞬一瞬を大切にして生きればよかった」
先ほどとも通じますが、本当に終わる時だからこそ、もっと思うものかもしれません。
人生がすごく長くても、そして短ければ特に、一瞬を生活で大切にできなかったことを後悔するので「今日一日を大事に生きてみよう」とするだけで後悔は減っていくと思います。
2.人生で後悔しないための5か条
そのような後悔をしないためにも、すると良いことを5つお伝えします。
①「自分を否定しない」
自分の中から「これが嫌」とか「これがやりたい」とか、少しよくない感じのする心が湧き上がったとしても、否定するのではなく、分かってあげることです。
否定して、なかったことのようにしてしまう方々が多いのですが、分かってあげるだけで違うのです。
その後どうするかはまた別の話として、一つも否定しないでください。
誰も分かってくれないので、自分だけでも分かってあげる。
それだけでも人生の後悔はものすごく減っていくと思います。
②「いくつになっても一歩踏み出す」
若い時は一歩踏み出すものと思うかもしれませんが、人生の後半になると「何に一歩踏み出したらいいか」と思われるかもしれません。
若い頃から自分が一歩踏み出す挑戦を抑えてきたから、本当は何がしたいのか分からなくなっていると思いますし、失敗がトラウマになって踏み出しにくいこともわかります。
私も失敗だらけでしたが、気にしないで失敗してもやろうとすると道が開きます。
人生は「した後悔」よりも「しなかった後悔」の方が後悔すると思いますので一歩、いくつになっても踏み出してほしいと思います。
③「大切な人に愛や感謝を伝える」
恥ずかしいかもしれないですが、愛や感謝はその瞬間に伝えなければ後悔します。
ぜひ大切な人に、湧き上がった少しの思いも逃さないでしっかりと伝えていってほしいです。
④「一日一日を大切に生きる」
当たり前なのですが、意外とそのように生きられていないのではないかと思います。
人生一日一日を自分のために大切に生きてほしいです。
⑤「魂の部分」
ものすごく大事なことで、ここが押さえられると、本当に人生で後悔しないです。
私たちは最期の時、何も持っていけない、ということです。
お金、服、車、家、仕事、地位、名誉…
何一つ持っていくことができません。
この世を旅立つ時、私たちは肉体を離れて魂だけになっていきます。
唯一自分の魂の部分だけになりますから、魂をもっと分かってあげる時、人生で後悔しなくなっていくのです。
魂というのは、色々なものに囚われない「真の自分」に近くて、「本当の自分が大切にしたいもの」と言い換えられると思います。
↑ 参考動画 ↑
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3.今日の〈樂行〉
後編は明日アップ
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