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【活動レポート】「丸惣が まちの思い出 伝えます」

2022年11月〜2023年1月、4回に渡りお話をお聞かせいただいた、丸惣株式会社の佐々木睦子さんの聞き書き本が完成しました。今回は、ご子息の佐々木惣平さんにもご同席いただき、お二人の対話からなる内容になっております。

語り手・佐々木睦子さんのご紹介と、この記事の最後には全文ご覧いただけるPDFをアップしていますので、最後までぜひご覧ください。


語り手、佐々木睦子さん

「丸惣旅館」「ホテル丸惣」と聞けば、ご存知の方もいるのではないでしょうか。佐々木睦子さんは、丸惣旅館を営む佐々木家に嫁ぎ、主婦業のかたわら家業を手伝いながら暮らしてこられた方です。

新北海道ビルヂングにある、岡田硝子工場跡のプレート

話は、睦子さんが生まれ育った「岡田硝子工場」からはじまります。現在の新北海道ビルヂング(北7西4)の場所です。聞き書きは、語り手の歴史を辿るのはもちろんのこと、まちの歴史を辿ることができるところにも面白さがあります。

"丸惣は まちの思い出 伝えます"

左:表紙(昭和42年頃の丸惣旅館)/右:裏表紙(MNビル4階の事務所から望む札幌市時計台)

旅館は、宿泊した方にとって思い出となる場所で、まちの変遷とともに様々な思い出(歴史)が残っている場所であるということ。そして、睦子さんの人生と、丸惣旅館の歴史が、まちの思い出となっているという意味をタイトルに込めました。ご自身のお話以外にも、まちのお宝話がたくさん詰まった1冊となりました。

そして、76ページ目からは「惣平さんこぼれ話」を掲載しています。こちらは、睦子さんに生い立ちをお話いただくなかで、惣平さんから札幌の歴史に関する興味深いお話をお伺いすることができましたので、 本編とは別にいくつかまとめさせていただいたものです。

本はこちらからダウンロードできます

この度、佐々木睦子さん、惣平さんのご厚意でWEBでの掲載許可をいただいております。こちらからダウンロードしていただけますので、ぜひご覧ください。ご感想があればぜひ、人体改造カブ式会社までお寄せください。

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