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【札幌駅前で健康づくり×まちづくり】人体改造カラダコラム vol.44

人体改造カブ式会社とは、札幌駅前通地区全体の健康=エリアヘルスマネジメントに取り組むプロジェクトです。44回目のコラム執筆者はシャインの三田智さんです。


「さっぽろとSDGs」

春ですね。今年は雪解けも早く路地から吹き抜けて来るあたたかな風を頬に感じると、ワクワクしながら物置の奥から自転車を出した子供の頃を思い出します。
多くの方が新年度を迎え、期待で胸を膨らませていることでしょう。新しいことに挑戦される方もきっと大勢いらっしゃるでしょうね。

さて今回は札幌の魅力についてのお話。1963年11月3日文化の日に制定された「札幌市民憲章」です。札幌市民でしたら一度は目にしたことがあるかもしれません。

札幌市民憲章
前章:わたしたちは、時計台の鐘がなる札幌の市民です。
1章:元気ではたらき、豊かなまちにしましょう。
2章:空も道路も草木も水も、きれいなまちにしましょう。
3章:きまりをよくまもり、住みよいまちにしましょう。
4章:未来をつくる子どものしあわせなまちにしましょう。
5章:世界とむすぶ高い文化のまちにしましょう。

https://www.city.sapporo.jp/shimin/kensho/index.html

こちらは各項目を抜粋した代表的な文章のみですが、全文を読むとなかなか素敵な事が書かれています。(※札幌市のホームページからご覧下さい。オススメです!)。

よく読んでみると…おや、この内容はひょっとしてSDGs?

2015年9月の国連サミットにて「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されました。
各目標を読むとその内容は既に札幌市が60年前に提唱していたものと大きく重なる部分があることがお分かりになると思います。幸せな日々を過ごしたいのは今も昔も同じ。
より住みやすい街にはどうするか。それは魅力ある人たちが溢れていること。
そして誰一人取り残さないこと。

一人ひとりが自分にも出来る事をほんのちょっぴりでも積み重ねていけば、札幌は更に素敵な街になることでしょう。

雪解けと共に顔を覗かせたタバコの吸い殻や空き缶を目にし、そんなことを考えた春の一日でした。

シャイン 三田智

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