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【人体改造カラダコラム vol.19】

人体改造カブ式会社とは、札幌駅前通地区全体の健康=エリアヘルスマネジメントに取り組むプロジェクトです。19回目のコラム執筆者は、事務局の札幌駅前通まちづくり(株)より赤坂文音です。現在取り組んでいる「聞き書き」のプロジェクトから、自分のこころの健康にまつわる話です。

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 人体改造カブ式会社のnoteをご覧になっている方は、現在「聞き書き」の編集作業中だということはご存知だと思います。札幌駅前通地区にゆかりのある語り手さんに、ご自身の人生をお話しいただき、話の内容を冊子に残します。語り手や読み手のこころの健康につなげることを目的に、コロナ禍をきっかけに取り組みはじめた企画です。
 自分の両親や祖母にも、私が知らないエピソードがたくさんあるんだろうなと思うと、聞き書きをして残しておきたいと思う反面、話にくいこともあるだろうから誰かやってくれないかな〜とも思ってしまいます。コロナ禍も相まって、地元にはなかなか帰省できていないので両親や祖母、親戚たちと話せる機会もかなり減ってしまいました。会えなかった分それぞれ時間が経っていると思うと、1年間を振り返るだけでも十分価値はありそうです。大変だったこの1年を、飲みながら話せる日がはやく来るといいなあ。

 聞き書きは、こころの健康づくりに注目した企画です。私自身、この1年間は本当に、こころが健康であることの大切さを痛感しました。心の健康を支える要素は皆さんそれぞれ違うと思います。私は主に、人とのお喋り・新たな何かに触れること、に支えられているような気がします。
 雑談に関しては、自分の話をするのは得意ではないですが、人の話を聞くことが好きなのです。家にいるときの方がお喋り、なんてことはなくこのままです。自粛生活に慣れてきた頃は特に、人との会話が減った時期でもあり、短くても言葉を交わすことの大切さを実感しましたね。
 新たな何かに触れることは、行ったことのない店に行くとか、全くハードルは高くないです。自粛生活で思い知りましたが、面白い!楽しい!美味しい!とか、わくわくし続けることって意外と難しいですよね。ミーハーでも、飽きっぽくても、そのとき興味あることを追っかけて楽しく生活していくことを尊重していきたいです。この2点に加えて、天気が良くて、美味しいシュークリームがあると、さらにわたしの心の健康は保たれます。
 北海道はまだまだ雪の降る日が続いていますが、春を迎えるのが楽しみですね。雪が溶けたらなにをしようか、どんなことがはじまるか、今から楽しみです。

事務局 赤坂文音

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