【人体改造カラダコラム vol.37】
人体改造カブ式会社とは、札幌駅前通地区全体の健康=エリアヘルスマネジメントに取り組むプロジェクトです。37回目のコラム執筆者は事務局(まち会社)の芳村直孝です。
上機嫌のすすめ
新型コロナウィルスの感染が、全国的にも、北海道でも、札幌市においても一向に終息の兆しを見せていません(本稿執筆時点。2022年8月25日現在)。
そのため、私も感染リスクや重症化リスクを低減するために、4回目のワクチン接種を受けることとし、8月16日にワクチン接種の予約をしました(接種予定日は8月29日)。
そんな矢先、8月12日に4回目のワクチン接種を受けたばかりの岸田首相が、8月21日に新型コロナウィルスに感染したことが判明したと報道されました。
一国のリーダーとして、しっかりと感染予防対策をしているでしょうし、かつ4回目のワクチン接種をしてもなお感染を防げないなんて…。
ワクチン接種で必ずしも感染を予防できるわけではないことや、重症化リスクの低減には有効である(事実、岸田首相は軽症で済んでいるようです)ということは理解しつつも、「一体どうしたら良いのだ!」と途方に暮れる思いに陥りそうになりました。
そこで、いろいろと考えた結果、基本的な感染予防対策(マスク着用、手洗い、換気等)やワクチン接種はもちろん大切ですが、何より感染予防に大切なのは、コロナウィルスに負けないように「免疫力を高めること」だと改めて気づきました。
そこで、ネットで免疫力を下げる習慣(カッコ内は上げる習慣)について調べてみると、
① 加齢 (???)
② 激しすぎる運動 (適度な運動)
③ 睡眠不足 (十分な睡眠)
④ ネガティブな思考。不機嫌 (ポジティブな思考。上機嫌)
⑤ 過度のアルコール (適度なアルコール)
などが代表的なもののようでした。
これらのうち「加齢!」(そもそも、加齢は習慣なのか?)以外の下げる習慣は何とか避けて、上げる習慣も何とか実行できそうだなと思いました。
特に④に関しては、「病は気から!」という諺もあるように、メンタルの調子が良い(機嫌が良い)時は免疫力が高くなりウィルスに感染しづらい気がします。
このことは医学的にも証明されていて、「不機嫌が続くと人の免疫力は低下し、病気になりやすく、逆に、上機嫌になれば免疫力も上がり、健康的な生活を送ることができる」そうです。
実は「上機嫌」の大切さはリーダーシップ論や組織論でも云われており、「上機嫌はリーダーの必要最低条件」
「リーダーたるものいつも上機嫌でいること。それがリーダーの作法」
「上機嫌は人間の最高の美徳であり、上機嫌なリーダーに人は集まります。反対に、リーダーの不機嫌さは純粋な悪であり、組織構成員のモチベーションや士気をおとしめ、組織の活力を奪います」
などと、心理的安全性が高く創造的な組織をつくるためにはリーダーの「上機嫌」が大切だと云われています。
私もリーダーの端くれとして、いつも上機嫌を心がけて、心理的安全性の高い組織づくりと個人的には免疫力を高めてコロナ感染予防の一石二鳥を目指していきたいと思います。
事務局 芳村直孝
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