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【人体改造カラダコラム vol.30】

人体改造カブ式会社とは、札幌駅前通地区全体の健康=エリアヘルスマネジメントに取り組むプロジェクトです。毎月更新しているコラムも、30回目となりました。今月のコラム執筆者は、事務局(まち会社)の芳村直孝です。

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私は注射が大の苦手です。

子どもじゃないんだし、ましてや還暦過ぎのおじさん(おじいさん)なのだから、「苦手」といっても、さほどのことではないのではないか、少し大げさに言っているのではないかと思われるかもしれません。

 が、尖った注射針を見るのも、注射針を刺されるのも本当に苦手(怖い)です。テレビで注射の場面を直視することもできません(ちなみに手術や出血場面も見られません)。

 要するに痛い(痛そうな)ことや尖ったもの(注射針やメス、鋭利な刃物など)が苦手なのです。

 そんな私に降りかかった試練が、新型コロナウィルスのワクチン接種です。テレビ報道などで、コロナのワクチン注射は「皮下」注射ではなく、「筋肉」注射であり、インフルエンザのワクチン注射などよりは注射針を「深く」刺すと知ったときには、血の気が引いて、気を失いそうになりました。

 しかしながら、感染リスクの低減や感染拡大防止のため、ましてや社長として社員の皆さんにワクチン接種を奨励していることに鑑みると「ワクチン接種をしない」という選択肢があるわけがありません。

 そこで、意を決して、昨年8月に1回目、9月に2回目のワクチン接種(モデルナ製)を受けました。予想に反して注射自体はほとんど痛く、ホッとしたのも束の間、2回目接種の副反応(全身筋肉痛と関節痛)が予想以上に大きく、ちょっと難儀しました。


 その後、新規感染者の急減で国内のコロナ感染は急速に終息に向かうかに見えたものの、新たに感染力の強いオミクロン株の出現で、年明けから新規感染者が爆発的に増加し、ワクチン接種済み者も感染するブレイクスルー感染も頻出するなど、3回目の接種となるブースター接種も避けられない状況です。

 さらに、1月27日には札幌市内の新規感染者数が初の4桁(1,590人)となり、同日から札幌市を含む北海道全域に「まん延防止等措置」が適用されました。

 2年以上も繰り返されるコロナ感染拡大に、正直「どうしたらよいのだ!」と思うこともありますが、「やまない雨はない」、「明けない夜はない」ことを信じて、不織布マスクの着用、手洗い・手指消毒、室内換気、免疫力を低下させないといった基本的な感染対策は地道にやり続けたいと思っています。

(事務局 芳村直孝)

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