見出し画像

【人体改造カブ式会社 カラダコラムVol.8】

人体改造カブ式会社とは、札幌駅前通地区全体の健康=エリアヘルスマネジメントに取り組むプロジェクトです。8回目のコラム執筆者は、事務局である札幌駅前通まちづくり(株)の赤坂文音より、人体改造カブ式会社を通した自身の健康づくりに関するコラムです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人体改造カブ式会社を立ち上げて、もう少しで2年が経とうとしています。わたし自身も、2018年4月に一型糖尿病と診断され、通院してちょうど2年になりました。1日4回のインスリン投与と月1回の通院と、何ヶ月かおきの検診が欠かせない以外は、食事制限もないので、わりと普通に過ごしています。(ジュースは血糖値がすぐに上がるので禁止にしていますが、レモンサワーは何杯でもOKという謎ルールがございますので飲み会へはお気軽にお誘いください。)

新型コロナウイルスの感染拡大により、私のように基礎疾患をお持ちの方は特に気をつけながら生活されていたと思います。まちづくり会社では2週間ほど3交代制出社を導入し、感染リスクを抑えることで、通常業務に支障の出ないような体制をとりました。社員の健康状態を維持し、事業を遂行していくために、このような判断を会社が柔軟に行うことこと“エリアヘルスマネジメント”であると思いました。

他にも様々な企業が感染拡大防止のために行なっていることがこの地区だけでもたくさんあると思います。この経験を活かしつつ、どんなアクションを起こせるか、人体改造カブ式会社の会議を通してメンバーと考えていこうと思っています。

一型糖尿病に関しては、現在の医療技術では治る病気になってはいないですが、じぶんの小さな体調の変化にも気付けるようになりました。専門的な知識はないので、自分の身体でいろいろ試しながら、まさに人体改造しているところです。診断される前に比べたら身体も楽なので、不便ですが現状に不満はありません。

ほかに基礎疾患をお持ちの皆さまも、治療と仕事とプライベートの両立は大変だと思いますが、「人体改造カブ式会社」の活動を通して皆さんが健康に働けるようなまちの環境整備を行っていきますので、長い目で見守ってくださると嬉しいです。

事務局 赤坂文音

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?