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本の記録

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2022年1月の記事一覧

月に癒やされる

ヒグチユウコさんのイラストに惹かれたのと、「月」に興味があったのとで、年末に本屋で見かけ…

『会って、話すこと。』について ③バナナ問題

田中泰延著『会って、話すこと。』は、心地よく生きるための素晴らしい手引きである。しかし、…

イメージの月

朝ドラ『カモカモ毎日がエブリデイ』、間違えました、『カムカムエブリバディ』から目が離せな…

『会って、話すこと。』について ②気になる文字のこと

田中泰延さんの著書『読みたいことを、書けばいい。』(以下『読み書け』)と『会って、話すこ…

『会って、話すこと。』について ①だいじなことはちゃんと書いてある

ここのところ、田中泰延さんの著書『読みたいことを、書けばいい。』(以下『読み書け』)と『…

文学フリマに行ってない

行ったつもりでツーハーン。サンキュー、ツーハーン。 昨年の11月後半、東京で開催された文…

2021年に読んだ本の振り返り

2021年の読書を振り返る。新刊本は先に整理したので、今回は既刊本も含めて主にどのような経過で本の連鎖が生じたかを思い出してみる。 ○歴史への誘い 「海神の子」(川越宗一)はエキサイティングだった。「倭寇」という言葉は中学歴史で知っていたが、その実情や周辺のできごとについては全く知らなかった。同時代の物語をもっと読みたくて、「旋風に告げよ(鄭成功)」(陳舜臣)、「韃靼疾風録」(司馬遼太郎)へ。さらに中国の物語に順を追って触れようと「小説十八史略」(陳舜臣)。どれも素晴らし

読みたいことを、取材・執筆・推敲すればいい。

古賀史健さんの『取材・執筆・推敲』を再読している。ライターとしての「プロフェッショナル仕…

2021年の3冊

大事なことは3つに絞ってまとめるという、思考の整理方法がある。なんだかカッコいいので、昨…